裏表一体、日々のこと。
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「背徳・番外」の合格発表当日の二人、合格発表ってどっちの発表なんだ? とか、言わなくてもお分かりですよね?
そんな二人の空気が伝わればいいのですが。
次の連載はたぶん「天気予報士」の予定です。
でも、まだ数行しか書いてなくて……とりあえず、サイトの更新を先にしてから書こうと思っているので、連載は来週以降というトコロ。
で、私事の近況は……携帯の機種をようやく変更しました!
変更前の機種が数年前から近々使えなくなりますよ~という連絡があったモノだったので、渋々(苦笑)。
あんまり使わないのですが、時々思い出したように着メロ変えたくなったり、壁紙変えたくなったりして挫折(←お金がかかると尻込みします)してルールールーという気分になったりしてます。
また、この新しい機種でもせっかく新しくなったのだし、こうカッチョイイ着メロにしたり、イケてる壁紙にしたくなってるのですが……バケット代がどう出るのか怖い上に、なんかの会員になるのもメンドイのでどうにかタダでゲットできないものかと思案中……いや、きっと挫折して延々このままの気がします。
まあ、こうして悩んでるのが一番楽しいのかな(遠い目)。
以下、「背徳の姫君・番外」合格発表当日。
二人視点です。
たとえれば「彼女」だからの考察、の別小話という感じでしょうか。ちなみに、この後の話(R18)もありますが、そちらはまた「隠れ家」の方に付けて掲載しようと思っております。
なので、この場面に年齢制限はありません。ご了承ください。
そんな二人の空気が伝わればいいのですが。
次の連載はたぶん「天気予報士」の予定です。
でも、まだ数行しか書いてなくて……とりあえず、サイトの更新を先にしてから書こうと思っているので、連載は来週以降というトコロ。
で、私事の近況は……携帯の機種をようやく変更しました!
変更前の機種が数年前から近々使えなくなりますよ~という連絡があったモノだったので、渋々(苦笑)。
あんまり使わないのですが、時々思い出したように着メロ変えたくなったり、壁紙変えたくなったりして挫折(←お金がかかると尻込みします)してルールールーという気分になったりしてます。
また、この新しい機種でもせっかく新しくなったのだし、こうカッチョイイ着メロにしたり、イケてる壁紙にしたくなってるのですが……バケット代がどう出るのか怖い上に、なんかの会員になるのもメンドイのでどうにかタダでゲットできないものかと思案中……いや、きっと挫折して延々このままの気がします。
まあ、こうして悩んでるのが一番楽しいのかな(遠い目)。
以下、「背徳の姫君・番外」合格発表当日。
二人視点です。
たとえれば「彼女」だからの考察、の別小話という感じでしょうか。ちなみに、この後の話(R18)もありますが、そちらはまた「隠れ家」の方に付けて掲載しようと思っております。
なので、この場面に年齢制限はありません。ご了承ください。
―― 背徳の姫君。番外~二人の場合‐合格発表当日~ ――
山辺志穂〔やまべ しほ〕から女子大の合格を報せる電話が入ったのは、鳴海広之〔なるみ ひろゆき〕が高校の生徒会役員と教室にいた時だった。
卒業を間近に控えた三年生は基本自由登校になっているけれど、進学も決まり時間に余裕のある生徒は後輩に顔を見せに登校するのも珍しい話ではない。
残り少ない高校生活だと考えれば、できるだけ学校で思い出を作るのも悪くない考えだ。
「鳴海先輩?」
携帯を切った彼に後輩が首を傾げる。
「ああ、ごめん。彼女が大学決まったから、帰るよ。一度、学校〔ココ〕に寄るって言ってたから職員室で先生と話してたら会えると思うし」
「え! そうなんですかっ。おめでとうございます」
「うん、ありがとう」
そこにいた後輩たちが口々に告げるお祝いの言葉に、広之は笑顔で返して鞄を持つと早々に教室から退出した。
*** ***
二時間後、職員室ではポカンとした志穂と優しい笑顔を向ける広之が対面していた。
「やったな、山辺。おめでとう!」
と、彼女が報告する前に口々に先生が肩を叩く。
「はい……あ、ありがとうございますぅ」
次第に感極まってきた彼女が涙ぐみ、ボロボロと泣きはじめる前に広之が背中をさする。
「なるみ、くぅん……」
「頑張ったよな、志穂」
「うん、うん!」
頑張った! ちゃんとできたんだ!!
わーん、と彼の胸に顔を埋めて志穂はギュゥと抱きついた。周囲の先生は頷いて、ほんの少し広之に同情的な眼差しを送った。
彼女を宥めるのは大変そうだけれど、彼なら大丈夫だろう。慣れているに違いない。
「――志穂」
頭を撫でられながら囁かれた名前に、くっつけていた鼻先をその胸から離そうとして……できなかった。
後頭部を押さえられる。
耳に小さく告げられた言葉に息ができない。もし、彼に抱かれてなかったら叫んでいたかもしれないと、志穂は赤くなった。
「もう、いいだろ? 合格したんだし」
(そ、そそそそそそれは、そうだけど! こ、ココで確かめなくてもいいと思うっ!!)
頬を真っ赤にして、固まった彼女に彼はクスリと笑って「楽しみだな」と決め台詞を決める。
職員室なのに! と慌てる彼女とは裏腹に、急に落ち着いたその様子に先生たちは別の意味で驚いていた。
「鳴海、やるなあ。いや、流石って言うべきか?」
付き合っている、と有名な二人の生徒だから納得しつつ、「どうやったんだ?」と訊いてくるから志穂は泣いている場合ではなくなった。
彼に押さえつけられていなければ、脱兎のごとく逃げていたに違いない。
「企業秘密です、先生」
にっこりと微笑んだ広之は委員長らしく答え、少しもいかがわしさを感じさせなかった。
「落ち着いた?」
と、しばらくして彼に声を掛けられ、コクコクと頷く。それ以外に志穂に残された選択肢はない。
「じゃあ、帰ろう。先生、お騒がせしました」
ペコリ、と頭を下げるのに倣って志穂も頭を下げてついていく。差し出された彼の手に手のひらを乗せればそっと包まれてホッとする。
「いやー、初々しいなあ!」という職員室の中からの張本先生の声と、広之が「保健室、行く?」と志穂に訊いたのはほぼ 同時 だった。
>>>おわり。
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無題
同情すべきはこれから「つけ」の過酷な取立てにあう彼女の方になんですけど、先生方(笑)でも、彼の胸で泣く、なんていいよねぇ、このシチュ(遠い目)制服・学校ってのが萌え~でしょうか(爆)R18期待してます(笑)
ありがとうございます。
期待、ありがとうございます(笑)。早め、忘れないうちにアップしたいですが、実はクリスマスとの兼ね合いも考えていて悩んでおります。どうしたモノか。
学校、制服のシチュエーションはいいですよねえ? 我慢していた彼の心、下向きな彼女はまったく理解してない様子です。そんな彼女なので、彼は彼なりに気を遣ってます(たぶん彼女は拒みませんからね←え?)。
学校、制服のシチュエーションはいいですよねえ? 我慢していた彼の心、下向きな彼女はまったく理解してない様子です。そんな彼女なので、彼は彼なりに気を遣ってます(たぶん彼女は拒みませんからね←え?)。
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主に恋愛小説の執筆ととめどない落書き。あと、HP運営。
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恋愛小説やら絵やら書いて、裏と表のHPを運営中。ココでは日々のこと、本編の番外か先行掲載を目的にツラツラ生息していこうかと思っています。
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