背徳の姫君。チョコレート挿話2

　「背徳の姫君」本編番外、チョコレートネタの第三回です。
　……内容、まったく進んでないような気がしなくもない。というか、軽く後退していますね？　あれれ？？
　次くらいには、話をある程度落としどころに落ち着けたいと思うのですが……落としどころがドコなのか、まだ決まってなかったり(^^ゞ
　まあ、ホワイトデーの場面になるのは確かです。だって、ホワイトデーネタなんですから！←ツッコまれそうですが、本当の話！！
　この「背徳」の魔属性二人＋王子属性一人の関係は距離感に試行錯誤しています。ムズカシイ！　です。
　特に約一名、何を考えているのかサッパリ 理解 できません（←書き手としてどうよ？）！

　今日はイロイロなニュースが世間を騒がせていましたね。
　ＷＢＣとか、某政治家さんの秘書逮捕とか、芸人と大女優（←個人的に大女優って表現には納得いかない……のですが、そうなんですか？）の離婚とか……世の中、イロイロあるもんです。
　それぞれにいろんな思うこと、があるのですが、毒舌になるのは必至なので感想はナシです。
　そうそう、今日歯医者行っているうちにＷＢＣの決勝戦が終わってました。いや、出かけたのが十回の表が終わった頃なので……そうなるだろうとは思ってましたが。
　思うこと、はありますが、選手の皆様には素直に「お疲れさま」と「おめでとう」を言いたい試合でした。
　もちろん、韓国の選手の方々にも「お疲れさま」と「ありがとう」を。
　どっちが勝っても、素晴らしい試合だったと思います。

　明日からは、高校野球を見るかなー（とか言いながら、あまりスポーツ観戦は得意じゃありません）。のめり込むと、ずっと見てるタイプです^^;

　以下、「背徳の姫君」本編メンバーによる「チョコレート挿話」2。
　あいも変わらず短いです。
　申し訳ないm(__)m。

――　背徳の姫君。～チョコレート挿話2～　――

「いらない」
　と言ったその冷たい眼差しが、おぞましいものを見るように注がれる。
　そんなふうに自分を見るのは、この人だけだと清乃はくすぐったい心持ちで笑ってしまった。
「義理チョコよ？　もちろん」
　当たり前だ。
　言外に耀の目は彼女に対して拒絶を示し、彼女の意図を疑った。
「……それ、だけならいいんだけどな」
　と、低く呻く。
「深読みするの？」
　首をかしげて、清乃は もちろん 見返りを求めた。
　求めない、なんてことがあるだろうか？　この人に。
　まさか、だ。

「……いや、しない」

　ぞっ、としたように彼は彼女の微笑みの意図を受け取って、立ち上がると「ごゆっくり」と幼馴染の生徒会長に手を上げて、生徒会室をあとにした。

　　>>>続きます。