裏表一体、日々のこと。
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「君を、きっと、好きになる。」-2.5 の彼視点です。
なんとなく、こんな彼は嫌われそうだな……と思いつつ、もうしばらくはジリジリといじめてやります。なのに、彼より彼女の方が不憫な気がするのは何故でしょうか。
うーん、おかしい。
GWまっただ中ですが、仕事が休みかと言うとそうでもない仕事柄(苦笑)なので、ゲーム三昧と言うほどゲーム三昧でもありません(^^ゞ
少しずつ進めてはいますが、レベルが上がりすぎた感のありまくるメイン戦闘員三名をしばらく封印して、新しい戦闘員の養成に入りました。
……メイン戦闘員に慣れた私には少々扱いづらくて困ります。決して、弱くはないのですけれど。
そして、キャラメイキングでことごとく声優さん選びに失敗している感がありまくりです。
戦ってみないと、思っていた性格なのかイマイチ掴めなくて。サンプルを聞くことはできるんですけどね~そして、変更できるトコロまで進んでないので仕方なく使ってるうちに、愛着が湧いてくるという(苦笑)。
アイドルの声は、変更したかったんだけど……もうこのままでいいかも? と思い始めています。本当は変えたいけど~変えたいけど~!
ちなみに、うちのメイン戦闘員であるハッカーの女の子は「サクラコ」で、アイドルが「ヨーイチ」という名前です。
今、書いてる話の主人公二人なのでした。
以下、「君を、きっと、好きになる。」2.5-陽一。
悪い彼に引っかかった彼女が、非常に不憫な話になりました。ホロリ。
なんとなく、こんな彼は嫌われそうだな……と思いつつ、もうしばらくはジリジリといじめてやります。なのに、彼より彼女の方が不憫な気がするのは何故でしょうか。
うーん、おかしい。
GWまっただ中ですが、仕事が休みかと言うとそうでもない仕事柄(苦笑)なので、ゲーム三昧と言うほどゲーム三昧でもありません(^^ゞ
少しずつ進めてはいますが、レベルが上がりすぎた感のありまくるメイン戦闘員三名をしばらく封印して、新しい戦闘員の養成に入りました。
……メイン戦闘員に慣れた私には少々扱いづらくて困ります。決して、弱くはないのですけれど。
そして、キャラメイキングでことごとく声優さん選びに失敗している感がありまくりです。
戦ってみないと、思っていた性格なのかイマイチ掴めなくて。サンプルを聞くことはできるんですけどね~そして、変更できるトコロまで進んでないので仕方なく使ってるうちに、愛着が湧いてくるという(苦笑)。
アイドルの声は、変更したかったんだけど……もうこのままでいいかも? と思い始めています。本当は変えたいけど~変えたいけど~!
ちなみに、うちのメイン戦闘員であるハッカーの女の子は「サクラコ」で、アイドルが「ヨーイチ」という名前です。
今、書いてる話の主人公二人なのでした。
以下、「君を、きっと、好きになる。」2.5-陽一。
悪い彼に引っかかった彼女が、非常に不憫な話になりました。ホロリ。
―― 君を、きっと、好きになる。2.5-陽一 ――
まったく何なんだろうな。この娘〔こ〕は……と思うほどに、葉山桜〔はやま さくら〕の突拍子のない「雌豹になる」宣言につい好戦的に身を屈めてしまい(元来、こういう据え膳はいただくタチだ)、応じてしまったことに後悔する。
目を閉じたことによる、肌を打つ空気からは動揺のさざなみが感じられ、どうしたものかと思案する。
ここは、あまり長引かせない方がいいだろうな。
と、判断して身を引こうとした矢先にきた柔らかな感触に驚いた。
しかも、彼女の両手が陽一の襟首にかかって強く引き寄せるから、離れられなくなった。
くちゅり、と開いた唇から舌と舌が絡み合い、路上でするキスにしては濃厚なものになる。
「……ハァ」
と、離れた彼女の口から濡れたため息が洩れ、真っ赤に染まった頬が恥じ入るように俯いて、目だけが何かに縋るように陽一を見つめている。
「……さ、触りたくなった?」
「え?」
「ううん。……そっか、こんなんじゃダメなんだ。陽一くんの好きなキスって、難しいね」
ブツブツと呟く桜の口から出る言葉は、彼がほんの少し前……付き合い始めたばかりの頃に振りまいた身から出た錆である。
彼女を大事にしようと決め、極力触れずに頑張ろうとしていた彼にとって皮肉にも、拷問のような誘惑を受けることになった。
胸を押しつけるように抱きついてきたり、太腿を見せる仕草をする、不意に覗きこんでくる等々、本当なら何回か押し倒して実際にいただいているところだが、今はダメなんだと涙ぐましい努力をして耐えた。誰か、僕を褒めてくれ!
日に日に悲壮感が漂いはじめる二人の間で、ついに桜が切羽詰まった表情〔かお〕で訴えた。
「陽一くんの、バカッ!」
涙目になった彼女は、「好きじゃないなら、無理に付き合ってくれなくていいよ。こんなの酷い、あんまりだ」と顔を背けてしまう。
「違うよ」と陽一が否定をしても、「ウソ、信じないっ」と頑なになった彼女は聞く耳を持たずにブンブンと首を振る。
「最初、あんなに手を出してきたクセに! 信じないもんっ」
「……だから、あれは」
「好きだからこうするんだって、言ったじゃないっ。だから……ッ」
体を繋げたのにぃ……と、項垂れて桜は泣いた。
「うん。ごめんな、桜。でも、今は好きだから……大事にしたいんだ。君を」
「はじめて」をあんな形で奪ったことは変えられない。だからこそ、今度こそ大切にしたいと思う。
身勝手だとは、重々承知だ。でも、もう――捕まえてしまった。
くすん、と弱々しく鼻をすする彼女の小さな頭を抱えて、「泣かせても、別れないからね」と頬を寄せ強く抱きしめた。
>>>彼女視点に、続きます。
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