裏表一体、日々のこと。
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「帝国秘話」の国教会編、「せいなるまほろば」プロローグ第三回。
なんか、不穏ですが……出だしからして、こんなんなので本文に入ったら、どんだけシリアスなのかと!
ええっと、予定ではかーなーりーシリアスです。
たぶん……しかし、私の個人的な理由によりすっ飛ばす可能性もあります(^^ゞ。
だって、暗いの苦手なんだもん。
それはいいとして。
アンケートにご協力、ありがとうございます。
5月いっぱいはこのテーマでいこうかと思っていますが……「ラブい」のがかなり強いですね。
「何でもアリ」が少しずつ票を伸ばしているトコロに、少々ビックリです。みなさん、案外ゲテモノに食いつくタイプですか?←違います。
「うらキロ」に流れ着くあたりに、その兆候は見られていますが(←こらこら)。
今後の創作の参考にさせていただこうと思います。
「背徳の姫君」はある意味、ゲテモノだと思うけど……どうでしょうか。食いつきがいいような、悪いような(笑)?
先日の更新で、「背徳の姫君」山辺志穂視点をアップしましたが、鳴海広之視点もありーの、でなんか量が増えてきたのが気になります。
いい加減、ページを分けた方が得策でしょうか。
あるいは、「陽だまり」の下にくっつけるとか……いや、しかし、あまりに趣向が違うのが躊躇われます。ページを分けるのは、できたら避けたいのですが(だって、メンドーなんだもん←誰か、優しく諭してやってください^^;)。
以下、「せいなるまほろば」3。
プロローグ、最終場面。チョロリと、爆弾が投下されていたりしますが……お気づきでしょうか?
なんか、不穏ですが……出だしからして、こんなんなので本文に入ったら、どんだけシリアスなのかと!
ええっと、予定ではかーなーりーシリアスです。
たぶん……しかし、私の個人的な理由によりすっ飛ばす可能性もあります(^^ゞ。
だって、暗いの苦手なんだもん。
それはいいとして。
アンケートにご協力、ありがとうございます。
5月いっぱいはこのテーマでいこうかと思っていますが……「ラブい」のがかなり強いですね。
「何でもアリ」が少しずつ票を伸ばしているトコロに、少々ビックリです。みなさん、案外ゲテモノに食いつくタイプですか?←違います。
「うらキロ」に流れ着くあたりに、その兆候は見られていますが(←こらこら)。
今後の創作の参考にさせていただこうと思います。
「背徳の姫君」はある意味、ゲテモノだと思うけど……どうでしょうか。食いつきがいいような、悪いような(笑)?
先日の更新で、「背徳の姫君」山辺志穂視点をアップしましたが、鳴海広之視点もありーの、でなんか量が増えてきたのが気になります。
いい加減、ページを分けた方が得策でしょうか。
あるいは、「陽だまり」の下にくっつけるとか……いや、しかし、あまりに趣向が違うのが躊躇われます。ページを分けるのは、できたら避けたいのですが(だって、メンドーなんだもん←誰か、優しく諭してやってください^^;)。
以下、「せいなるまほろば」3。
プロローグ、最終場面。チョロリと、爆弾が投下されていたりしますが……お気づきでしょうか?
―― せいなるまほろば。3 ――
今は亡き先代のイフリア皇帝は、良くも悪くも伝統を重んじる人間だった。
それからすれば、レイドイーグはまさに破天荒というか。国教会からすれば、厄介な入れ物と中身の王であろう。
国教会の統括する白騎士を王宮から締め出し、思想よりも政策に力を入れる。しかも、確かな手腕と先代よりもはるかに高められた国力を盾に、国教会から距離を置きはじめ……にもかかわらず、その人気は彼の類稀な容貌も相まって無視できぬほどに高い。
国教会の信者でさえ、彼には「王」であって欲しいと願う者が多くいた。
「愚鈍、ね」
さも可笑しいと口にして、対面するアリアナを冴えた青の瞳に映す。
「それを言うなら、姉上。――私は貴女が、あの か弱い 母君の娘だとは思えませんが?」
さもあろう、と頷く。
「わたしも、それは思う」
互いに目を見交わせ、「反面教師だな」とどちらともなく顔をそらした。
ふっ、と笑みを唇に乗せるとアリアナは立ちあがった。
目的は達した、あとは自分の役目を果たすだけだ。
たとえ、それが国教会と王宮にとって決定的な溝に発展するような事柄でも……姫神子が関与する問題ではない。
「そのままに、報告する。それでよいな?」
「どうぞ」
短く、レイドイーグは肯定して、アリアナに跪き手の甲にキスをした。
「お気をつけて、姉上」
「うむ。おまえもな……そうそう、正妃〔ルーヴェ〕殿の容態が悪いと聞いているが?」
「ああ。姉上までご存知でしたか……ガリアゲイドの言葉では、もう長くないと」
大したことではない、と暗に示して軽く答える。
しかし。
長くない……とは、穏やかではない。よほどの病か、あるいは 誰か の策略か。
「ほう。あの賢〔さか〕しい姫が……タチの悪い病に引っ掛かったか?」
含みのあるアリアナの問いにレイドイーグは瞬くと、鷹揚に頷いた。
「 ええ、まあ。そんなところでしょう 」
>>>プロローグ、おわり。
今は亡き先代のイフリア皇帝は、良くも悪くも伝統を重んじる人間だった。
それからすれば、レイドイーグはまさに破天荒というか。国教会からすれば、厄介な入れ物と中身の王であろう。
国教会の統括する白騎士を王宮から締め出し、思想よりも政策に力を入れる。しかも、確かな手腕と先代よりもはるかに高められた国力を盾に、国教会から距離を置きはじめ……にもかかわらず、その人気は彼の類稀な容貌も相まって無視できぬほどに高い。
国教会の信者でさえ、彼には「王」であって欲しいと願う者が多くいた。
「愚鈍、ね」
さも可笑しいと口にして、対面するアリアナを冴えた青の瞳に映す。
「それを言うなら、姉上。――私は貴女が、あの か弱い 母君の娘だとは思えませんが?」
さもあろう、と頷く。
「わたしも、それは思う」
互いに目を見交わせ、「反面教師だな」とどちらともなく顔をそらした。
ふっ、と笑みを唇に乗せるとアリアナは立ちあがった。
目的は達した、あとは自分の役目を果たすだけだ。
たとえ、それが国教会と王宮にとって決定的な溝に発展するような事柄でも……姫神子が関与する問題ではない。
「そのままに、報告する。それでよいな?」
「どうぞ」
短く、レイドイーグは肯定して、アリアナに跪き手の甲にキスをした。
「お気をつけて、姉上」
「うむ。おまえもな……そうそう、正妃〔ルーヴェ〕殿の容態が悪いと聞いているが?」
「ああ。姉上までご存知でしたか……ガリアゲイドの言葉では、もう長くないと」
大したことではない、と暗に示して軽く答える。
しかし。
長くない……とは、穏やかではない。よほどの病か、あるいは 誰か の策略か。
「ほう。あの賢〔さか〕しい姫が……タチの悪い病に引っ掛かったか?」
含みのあるアリアナの問いにレイドイーグは瞬くと、鷹揚に頷いた。
「 ええ、まあ。そんなところでしょう 」
>>>プロローグ、おわり。
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