裏表一体、日々のこと。
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「夕焼け」本編4のプロローグ、前半です。
ほぼ見切り発車と言っても過言ではない……専門的な弁護士の仕事の流れを知らないので、途中そりゃあないんじゃないの? という展開があるかもしれませんが……その際は、優しくコソリと教えていただけたら大層嬉しゅうございます。
というか、私のこういう知識はほぼテレビとかミステリ小説からの受け売りなので、どっちかと言うと弁護士よりは検事とか警察の方が、まだ詳しいかもしれません(汗)。
今回の4-0は、まだそこまで話がいってないんで。
次回、4-1から是非、間違い探しなどチェックいただけたらと思います。どうぞ、よろしくお願いします。m(__)m
以下、「夕焼け」本編4-0。
「夕陽の中のジュリエット」のあと……雑誌発売直後ですかね。
そうそう、拍手いただいてありがとうございます。お返事をするよりも、まずは連載した方が喜ばれるだろうと勝手に判断させていただきました。
後日、コメント返しさせていただこうと思っています。
ほぼ見切り発車と言っても過言ではない……専門的な弁護士の仕事の流れを知らないので、途中そりゃあないんじゃないの? という展開があるかもしれませんが……その際は、優しくコソリと教えていただけたら大層嬉しゅうございます。
というか、私のこういう知識はほぼテレビとかミステリ小説からの受け売りなので、どっちかと言うと弁護士よりは検事とか警察の方が、まだ詳しいかもしれません(汗)。
今回の4-0は、まだそこまで話がいってないんで。
次回、4-1から是非、間違い探しなどチェックいただけたらと思います。どうぞ、よろしくお願いします。m(__)m
以下、「夕焼け」本編4-0。
「夕陽の中のジュリエット」のあと……雑誌発売直後ですかね。
そうそう、拍手いただいてありがとうございます。お返事をするよりも、まずは連載した方が喜ばれるだろうと勝手に判断させていただきました。
後日、コメント返しさせていただこうと思っています。
―― 夕焼けと机と教室と。~4-0~ ――
来春公開予定の映画『サイレントゲート』に主演する八縞ヒカル〔やしま ひかる〕へのインタビューが、雑誌に載っていた。
甘く端正な顔立ちと豊かな演技力、若い女性を中心にした高いカリスマ性を武器に若手の俳優の中でも中心的な活躍をみせる彼が初めて映画での主演に挑戦するとあって、扱いは大きかった。
『――耳が聞こえないという役柄に難しいと言いながら、やりがいを感じているという八縞さん。役柄で大きな役目を果たす手話にも意欲的に取り組んでいる様子……そして、女性からの人気が高い彼へ共演する新人の女優、舞畠美波〔まいはた みなみ〕さんについて聞いてみました。
八縞「舞畠さん? 努力家ですね。俺がいい加減だから見習わないとって思います(笑)。」
記者「異性としてのタイプとしてはどうですか?」
八縞「異性として? それって俺に対する挑戦ですか? そうですね、好みのタイプかと訊かれたら好きなタイプかもしれません。」
記者のぶつけた質問に、意味深に答えてくれた八縞さん。相手役・美波さんとの関係は良好とのこと。
映画の仕上がりにも、いい影響が期待されます。
役者になったきっかけについてもうかがいました……云々。』
インタビューの載った雑誌の文字から目を離した仁道小槙〔にどう こまき〕は、隣にある大きな写真に目を移した。
それは映画の製作発表会の席の写真だった。
八縞ヒカルの隣には、今年デビューしたばかりの新人女優・舞畠美波が映っている。
短い髪はサラサラで綺麗な光沢を放っている。可愛い笑顔をカメラに向けて、堂々としていた。
どちらかと言うと、ボーイッシュ。なのに、どこか儚げだった。
「輝くんって、こういうのが好みなんか……」
雑誌のインタビューを鵜呑みにするワケではないが、小槙の彼・馳輝晃〔はせ てるあき〕……この雑誌のインタビューに答えている若手俳優・八縞ヒカル……が自分の好みについて語ることは少ないので、なんとなく気になった。
小学生の頃から女の子に騒がれていた彼のことだ。
選ぼうと思えば、好みのタイプを選ぶことができるほどなのに……。
( なんで、わたしなんやろう? )
素朴な疑問である。
首にかかった指輪は、彼からのプロポーズの証だったが……小槙にはまだ決断できるほどの勇気がない。
舞畠美波と自分。
「共通項が見当たらん……輝くんの好みって一体……」
はあ、とため息をついて小槙は会えない寂しさを考えないように呟いた。
>>>続きます。
来春公開予定の映画『サイレントゲート』に主演する八縞ヒカル〔やしま ひかる〕へのインタビューが、雑誌に載っていた。
甘く端正な顔立ちと豊かな演技力、若い女性を中心にした高いカリスマ性を武器に若手の俳優の中でも中心的な活躍をみせる彼が初めて映画での主演に挑戦するとあって、扱いは大きかった。
『――耳が聞こえないという役柄に難しいと言いながら、やりがいを感じているという八縞さん。役柄で大きな役目を果たす手話にも意欲的に取り組んでいる様子……そして、女性からの人気が高い彼へ共演する新人の女優、舞畠美波〔まいはた みなみ〕さんについて聞いてみました。
八縞「舞畠さん? 努力家ですね。俺がいい加減だから見習わないとって思います(笑)。」
記者「異性としてのタイプとしてはどうですか?」
八縞「異性として? それって俺に対する挑戦ですか? そうですね、好みのタイプかと訊かれたら好きなタイプかもしれません。」
記者のぶつけた質問に、意味深に答えてくれた八縞さん。相手役・美波さんとの関係は良好とのこと。
映画の仕上がりにも、いい影響が期待されます。
役者になったきっかけについてもうかがいました……云々。』
インタビューの載った雑誌の文字から目を離した仁道小槙〔にどう こまき〕は、隣にある大きな写真に目を移した。
それは映画の製作発表会の席の写真だった。
八縞ヒカルの隣には、今年デビューしたばかりの新人女優・舞畠美波が映っている。
短い髪はサラサラで綺麗な光沢を放っている。可愛い笑顔をカメラに向けて、堂々としていた。
どちらかと言うと、ボーイッシュ。なのに、どこか儚げだった。
「輝くんって、こういうのが好みなんか……」
雑誌のインタビューを鵜呑みにするワケではないが、小槙の彼・馳輝晃〔はせ てるあき〕……この雑誌のインタビューに答えている若手俳優・八縞ヒカル……が自分の好みについて語ることは少ないので、なんとなく気になった。
小学生の頃から女の子に騒がれていた彼のことだ。
選ぼうと思えば、好みのタイプを選ぶことができるほどなのに……。
( なんで、わたしなんやろう? )
素朴な疑問である。
首にかかった指輪は、彼からのプロポーズの証だったが……小槙にはまだ決断できるほどの勇気がない。
舞畠美波と自分。
「共通項が見当たらん……輝くんの好みって一体……」
はあ、とため息をついて小槙は会えない寂しさを考えないように呟いた。
>>>続きます。
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主に恋愛小説の執筆ととめどない落書き。あと、HP運営。
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恋愛小説やら絵やら書いて、裏と表のHPを運営中。ココでは日々のこと、本編の番外か先行掲載を目的にツラツラ生息していこうかと思っています。
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