裏表一体、日々のこと。
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近日中って、どれくらいのことを言うんでしょうね?
ギリギリセーフか、アウトか……寛容な皆様のご判断を期待します。
「夕焼け」たとえばこんな帰省編の彼視点、後編です。
義理の父親と娘婿の会話って、ぎこちないものじゃないか? と勝手に思ってるんですが、こんな立ち入った話は絶対しないと思う。
まあ、架空の設定だからこそ……という(いや、もしかするとコレくらい普通にしている親戚関係もあるかも?)。
続きを書くのに時間があいたのは、寒かったせいもあり、企画の話を書いていたせいもあり、サイトのリンクページの点検をしていたせいもあります。
年末年始にかけての企画の話、は一応半分くらいまで書けました。
企画ページを作るのは、そんなに時間はかからないハズです。出来たら、24日あたりにはアップしたいな(希望)と思ってますが!
ちなみに、企画の話は「みちつくの庭」の晴天の霹靂の続きとか、その辺です。書きながら、これは長い話の中の1エピソードという感覚なので……読んでくださる方に満足していただけるかはビミョーです。
年齢制限シーンばかり(遠い目)なのが、余計にそう思わせるのですが……何もしないよりはいいよね。←コラコラ。
以下、「夕焼け」たとえばこんな日常とか、帰省編の彼視点です。
高校の頃、こういう場面があったら輝晃くんはどうしていたんでしょうか。意外と、本気で節度をわきまえ健全なお付き合いをしていたかもしれません。
ギリギリセーフか、アウトか……寛容な皆様のご判断を期待します。
「夕焼け」たとえばこんな帰省編の彼視点、後編です。
義理の父親と娘婿の会話って、ぎこちないものじゃないか? と勝手に思ってるんですが、こんな立ち入った話は絶対しないと思う。
まあ、架空の設定だからこそ……という(いや、もしかするとコレくらい普通にしている親戚関係もあるかも?)。
続きを書くのに時間があいたのは、寒かったせいもあり、企画の話を書いていたせいもあり、サイトのリンクページの点検をしていたせいもあります。
年末年始にかけての企画の話、は一応半分くらいまで書けました。
企画ページを作るのは、そんなに時間はかからないハズです。出来たら、24日あたりにはアップしたいな(希望)と思ってますが!
ちなみに、企画の話は「みちつくの庭」の晴天の霹靂の続きとか、その辺です。書きながら、これは長い話の中の1エピソードという感覚なので……読んでくださる方に満足していただけるかはビミョーです。
年齢制限シーンばかり(遠い目)なのが、余計にそう思わせるのですが……何もしないよりはいいよね。←コラコラ。
以下、「夕焼け」たとえばこんな日常とか、帰省編の彼視点です。
高校の頃、こういう場面があったら輝晃くんはどうしていたんでしょうか。意外と、本気で節度をわきまえ健全なお付き合いをしていたかもしれません。
―― 夕焼けと机と教室と。~たとえばこんな日常とか。彼の場合2-2~ ――
『 娘には節度を持って接していただきたい 』
まるで高校生の娘を持つ父親のようなセリフだと、輝晃は思った。
セオリー通りの挨拶をしたあと、輝晃が小槙の所在を訊いたところ「娘は今、風呂に入っておりまして」とのタイミングの悪い答えを貰った。
さて、どうしようか……と逡巡していると、言葉数の少ない義理の父親がめずらしく話を輝晃に振ってきた。
最初は、「娘はしっかりやっているか」とか「仕事の方はどうか」とか当たり障りのない内容だったけれど、輝晃には彼が 何か を訊きあぐねているのだと分かった。
「どうか、されましたか?」
と、水を向けると言い難そうに、父親は先ほどのセリフを口にしたのだ。
「……それは、どういう意味でしょうか?」
彼女と結婚している以上、節度というのがどういう範囲を示すのか輝晃にはよく分からなかった。
すると、電話口の父親はさらに言い難そうに言葉を選んで生真面目に答える。
『その、娘は大人しいし、口下手で要領もいい方ではないし、頑固なところもあって面倒な娘かもしれません』
けなすような言い方ではあったけれど、そこからは父親の愛情が感じられた。
それら、すべてが彼女の長所でもあるからだ。
くすり、と笑って輝晃は相槌をうった。
「そうですね。でも、そこが小槙のいいところですから」
『ええ、そうです。私が言うのも親馬鹿だとは思うんですが、いい子なんです』
ですから、と父親は語気を強めた。
『娘が物分りがいいからと言って、何でもしていいというわけではありません。まして、人の目のあるところでそういう……コホン、に及ぶ……なんて、あの娘〔こ〕が……可哀想でしょう?』
「………」
輝晃は父親の言わんとしていることが何なのか、なんとなく理解した。勿論、そうやって忠告される心当たりも山のようにあるけれど。
(一体、どうしてそんな話になったんか……が、よう分からん)
彼女が自分から口にする、とも思えないし。
「ええっと、以後、気をつけます」
『そうしてください』
コホン、と咳払いをひとつして、電話の向こうの気配が動いた。
『輝くん?』
気恥ずかしそうな小槙の声が聞こえて、輝晃はようやくホッと息をついた。
「なあ、小槙」
『ん?』
「お義父さんに節度を持って付き合うように言われたんやけど……ナンの話?」
受話器の向こうで彼女が思いっきり取り乱したのを、輝晃はくすくすと笑って聞いた。
>>>おわり。
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そーなんです。
迅速かつ的確なコメントをいつもありがとうございます。輝晃くんからすれば、まさにそんな感じですかね……彼女から怒られそうだけど(遠い目)。
あけましておめでとうございます。お返事に年がまたいでしまいましたが、今年もよろしくお願いします。m(__)m
あけましておめでとうございます。お返事に年がまたいでしまいましたが、今年もよろしくお願いします。m(__)m
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主に恋愛小説の執筆ととめどない落書き。あと、HP運営。
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