裏表一体、日々のこと。
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「小さき姫と年の差侯爵」キリエ城にて、第三回。
古いお城での生活に心躍る姫と、微笑ましく見守る城主という感じでしょうか。
微笑ましい、とは言えない場面もありますがご愛嬌(笑)。
今回、R15っぽい場面を含みますが、あまり深くは考えちゃダメです。絵にしたら……R18? とかイヤイヤ、ダメダメ!!
ちょっとご無沙汰していた間に、PCも私も風邪をひいていた……ひいている(現在進行形)ところです。
熱はない、ちょっと体がダルいだけ……PCはよくわからないけれどアップデートのなんか? のせいかいきなりネットと繋がらなくなったりしました。今は普通につながっているけれど、理由がわからないだけに謎が多いです。次になったら、解決策ないんですけど……まあ、大丈夫、かな?
以下、「小さき姫と年の差侯爵」キリエ城にて-3。
後半にR15程度の描写を含みます。
一線は越えませんが、ギリギリラインを狙って試行錯誤。絵にすると……彼女と同じ感想を持ってしまって複雑な心境に(遠い目)。
どうぞ、寛容にお付き合いください。書き手は決して、犯罪助長を意図しているワケでは……あわわ(汗)。
古いお城での生活に心躍る姫と、微笑ましく見守る城主という感じでしょうか。
微笑ましい、とは言えない場面もありますがご愛嬌(笑)。
今回、R15っぽい場面を含みますが、あまり深くは考えちゃダメです。絵にしたら……R18? とかイヤイヤ、ダメダメ!!
ちょっとご無沙汰していた間に、PCも私も風邪をひいていた……ひいている(現在進行形)ところです。
熱はない、ちょっと体がダルいだけ……PCはよくわからないけれどアップデートのなんか? のせいかいきなりネットと繋がらなくなったりしました。今は普通につながっているけれど、理由がわからないだけに謎が多いです。次になったら、解決策ないんですけど……まあ、大丈夫、かな?
以下、「小さき姫と年の差侯爵」キリエ城にて-3。
後半にR15程度の描写を含みます。
一線は越えませんが、ギリギリラインを狙って試行錯誤。絵にすると……彼女と同じ感想を持ってしまって複雑な心境に(遠い目)。
どうぞ、寛容にお付き合いください。書き手は決して、犯罪助長を意図しているワケでは……あわわ(汗)。
―― 小さき姫と年の差侯爵。キリエ城にて-3 ――
永く住まう場所には不可思議な存在が宿るという物語は数多い。特に子どもに語り聞かせる類の寝物語には見たこともない恐ろしい魔物と闘う神様のお話や、不思議な力を持つ世界との交流の出来事などが主流だ。
子ども達はその話を聞いて胸を躍らせ、夢に見る――いつかそんな場所に行けるのだと。
とは言え、である。
「び、びっくりしました。本当にいらっしゃるなんて!」
頬を上気させて、チサは興奮を隠しもせずにうっとりと彼女を見つめ、まさか子どもじゃなくなってから(見た目は関係ないのよっ)そんな世界に飛びこむことになるなんて! と目を輝かせる。
未来の旦那様が普通の「人間」ではないのは理解していたが、よもや「普通ではない」が日常になろうとは……想像だにしていなかった。
いやいや! 想像力が足りていなかったわ!! と猛省する。
「そんなにじっくり見ないでいただける? お恥ずかしいですわ」
「で、ですよね! すみません、不躾でしたっ」
ペコリ、と頭を下げて、そろそろと顔を上げると「よろしくお願いします」と指を差し出す。
「チサ、と申します」
それが握手の構えだと理解すると、彼女は目を見開いて次に「まあ!」と花が咲くように笑ってくれた。
夜、チサの寝室にはキリエ侯爵がいた。というか、彼のいる寝室に普通に通されたとも言う。
押し倒されて首筋に歯を立てられる。
「はぁ……んッ」
かかる息とそのあとにやってくる痛み、疼きと肌を撫でる舌の感触に目を閉じる。
ナデナデ、と心を落ち着かせるためにいつものクセ(っていうの?)で彼の髪を撫でながら、チサは気になっていることを訊いてみた。
「侯爵さま」
顔を上げた彼は目を合わせ、クラリとするキラキラのアメジストの瞳だけで先を促した。
「このお城には あの方 みたいな妖精が、たくさんいるのですか?」
「ん? 普通よりは多いかもしれないけれど……どうして?」
「えっと、そのぉ……ただの好奇心です。また、見てみたいな、と思って」
「そう。でも、彼女たちは警戒心が強いからな。難しいかもしれないよ? 今日のあの人が特別なんだ」
「……そう、なんですか」
シュン、となったチサに微笑んで、侯爵は彼女の夜着の前釦を外していく。
胸を揉んで大きくする、という試みは彼の その場限り の口上ではなかったらしく、毎夜こうして律儀に挑んでくるから最初こそ抵抗していたチサも恥ずかしいけれど受け入れるしかなかった。
楽しい、とは到底思えない行為なのだけれど……案外、侯爵は気に入ってくれているらしい(なんて奇特なっ!)。当たり前、と言うみたいに虫刺されのシルシを肌につけるし。
ペッタンコの胸を両手で包んで揉み上げ、次第に尖って色づく先を指で摘む。
最近はそこに口で吸いついたりして、なんだか倒錯的だ。
(………)
背中がゾワゾワする。
「ん、んっ! あぅっ」
「チサ、可愛い」
チュウと吸いつく彼に真っ赤になって、チサは顔を背け(倒錯的)と思った自分に 自分で ひどく傷ついた。
(馬鹿みたい……)
自分ほど彼は見た目を気にしていないのに……そう思うもののやはり、もう少しどうにかならないかと胸に吸いつく侯爵をチラリと見つめて、ハァと悩ましいため息をついた。
>>>おわり。
永く住まう場所には不可思議な存在が宿るという物語は数多い。特に子どもに語り聞かせる類の寝物語には見たこともない恐ろしい魔物と闘う神様のお話や、不思議な力を持つ世界との交流の出来事などが主流だ。
子ども達はその話を聞いて胸を躍らせ、夢に見る――いつかそんな場所に行けるのだと。
とは言え、である。
「び、びっくりしました。本当にいらっしゃるなんて!」
頬を上気させて、チサは興奮を隠しもせずにうっとりと彼女を見つめ、まさか子どもじゃなくなってから(見た目は関係ないのよっ)そんな世界に飛びこむことになるなんて! と目を輝かせる。
未来の旦那様が普通の「人間」ではないのは理解していたが、よもや「普通ではない」が日常になろうとは……想像だにしていなかった。
いやいや! 想像力が足りていなかったわ!! と猛省する。
「そんなにじっくり見ないでいただける? お恥ずかしいですわ」
「で、ですよね! すみません、不躾でしたっ」
ペコリ、と頭を下げて、そろそろと顔を上げると「よろしくお願いします」と指を差し出す。
「チサ、と申します」
それが握手の構えだと理解すると、彼女は目を見開いて次に「まあ!」と花が咲くように笑ってくれた。
夜、チサの寝室にはキリエ侯爵がいた。というか、彼のいる寝室に普通に通されたとも言う。
押し倒されて首筋に歯を立てられる。
「はぁ……んッ」
かかる息とそのあとにやってくる痛み、疼きと肌を撫でる舌の感触に目を閉じる。
ナデナデ、と心を落ち着かせるためにいつものクセ(っていうの?)で彼の髪を撫でながら、チサは気になっていることを訊いてみた。
「侯爵さま」
顔を上げた彼は目を合わせ、クラリとするキラキラのアメジストの瞳だけで先を促した。
「このお城には あの方 みたいな妖精が、たくさんいるのですか?」
「ん? 普通よりは多いかもしれないけれど……どうして?」
「えっと、そのぉ……ただの好奇心です。また、見てみたいな、と思って」
「そう。でも、彼女たちは警戒心が強いからな。難しいかもしれないよ? 今日のあの人が特別なんだ」
「……そう、なんですか」
シュン、となったチサに微笑んで、侯爵は彼女の夜着の前釦を外していく。
胸を揉んで大きくする、という試みは彼の その場限り の口上ではなかったらしく、毎夜こうして律儀に挑んでくるから最初こそ抵抗していたチサも恥ずかしいけれど受け入れるしかなかった。
楽しい、とは到底思えない行為なのだけれど……案外、侯爵は気に入ってくれているらしい(なんて奇特なっ!)。当たり前、と言うみたいに虫刺されのシルシを肌につけるし。
ペッタンコの胸を両手で包んで揉み上げ、次第に尖って色づく先を指で摘む。
最近はそこに口で吸いついたりして、なんだか倒錯的だ。
(………)
背中がゾワゾワする。
「ん、んっ! あぅっ」
「チサ、可愛い」
チュウと吸いつく彼に真っ赤になって、チサは顔を背け(倒錯的)と思った自分に 自分で ひどく傷ついた。
(馬鹿みたい……)
自分ほど彼は見た目を気にしていないのに……そう思うもののやはり、もう少しどうにかならないかと胸に吸いつく侯爵をチラリと見つめて、ハァと悩ましいため息をついた。
>>>おわり。
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無題
今頃なんですが、テーマはパラノーマルってことで良いんですかね?でも9割は恋愛もの(って違う?笑)ヒロインの思考がコミカルだからかなかなか色っぽくならない(爆)え?最後までならない?妖精が正解だったのか。そうだよね、浮遊霊とか背後霊じゃあイメージが黒い(笑)
パラ?
ノーマルってなんだろう、と思って検索しちゃいました(笑)。怖いと評判の映画? で合ってます?? 幽霊、古いお城には付き物ですよね……でも、怖いのは苦手なのでコミカルな方になります。ある意味、妖精とか精霊も怖いですよ?←え?
色っぽい展開、あるようなないような? 彼ら次第な話ですので、今後の二人の出方次第ですね。とりあえず、結婚式だー! と思っております。
色っぽい展開、あるようなないような? 彼ら次第な話ですので、今後の二人の出方次第ですね。とりあえず、結婚式だー! と思っております。
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なお
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女性
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大阪府
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たぶん、そのうち無色。
趣味:
主に恋愛小説の執筆ととめどない落書き。あと、HP運営。
自己紹介:
恋愛小説やら絵やら書いて、裏と表のHPを運営中。ココでは日々のこと、本編の番外か先行掲載を目的にツラツラ生息していこうかと思っています。
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鳴海広之の場合。天使の領分3(終)
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