天気予報士な恋。それから1-3

　「天気予報士の恋」それから、1-3です。
　またまた間が開きましたが、その間にサイトの更新をこれまた久方ぶりにやりました。アップロードのソフトを別のヤツに変えてやってみたので、ちょっとドキドキ。
　で、なんかフリーソフトにまた熱が上がりました！
　なんて便利なんだ？！　とか思ってダウンロードしてインストールしてみたりするんですが私には無用の長物が多数（苦笑）。で、アンインストールしたり……無駄に時間をとりました。いえ、とってます（現在進行形）。
　その中、「おっ、なかなか♪」と思っているソフトをいくつか発見。現在も活用中です。主にパソコンの掃除とか整理とかするソフトです。あとは、HTML用のエディタとか～何がどうなっているのかは分かりませんが、動きがよくなった気がします。

　近況としては、そんな感じの毎日で執筆は進んでなかったり……この前、夢で見たネタを「背徳・番外」の山辺家祖父母の話としてメモしたくらいです。
　この夢の話は真面目に全部を書いたら軽く三部作くらいの長さになりそうなので拒否反応が（しかも、途中までかなりまどろっこしい！）出ました。
　ので、軽く祖父母の話で流してみた次第です。うはは。

　以下、「天気予報士な恋」それから1-3。
　和美さんの水着は際どいラインの、シックなデザインと思われます。スタイルのいい人なだけに侮る勿れ。

――　天気予報士な恋～目論みは、夏日和。3～　――

　チラッチラッと見られながら、比較的に人の空いた場所にパラソルを立て落ち着くと、気になる視線に目を向けて息を吐く。あからさまに見ていたかと思うと、彼らは和美と視線が合うとササッと外してしまう。
　見世物になったみたいで気分は複雑だったけれど、気にしていても仕方ないかと帽子を脱いで、パーカーを開いた。
　と、その手を湊が止める。
「湊？」
「待って、和美さん」
「え？　えっ？」
（待つ、って 何 を？）
　パーカーの襟元を彼に押さえられ、何が起こったか理解できなかった。
　ジッパーはすでに開いているので、開けばその下は新調した水着だ。
「僕が、最初に見たい」
　って、それは神妙な顔をして言う台詞？
「和美さんの、水着姿」
「……いやっ、え？　ちょっ……湊！」
　彼の手によってゆっくりと開かれるパーカーに、とんでもなく狼狽えた。
（なに、コレ！　どんな羞恥プレイ？！）
　じっくりと眺められながら、早く終われと願っていると湊か困ったようにポツリと呟いた。
「ワンピース」
　どこか不服そうな響きに、つい応戦してしまった。
「何よ、似合わない？」
　心外だ。これでもスタイルの維持は職業上徹底している。
「違う。似合ってる……から。和美さんっぽい、すごくやらしい色」
「なにおぅ！　喧嘩、売ってる？」
　確かに、和美自身も躊躇いはあったけれど、ピンクや柄物は自分にあまり合わないのだ。どうせ湊に見せるなら、一番自分らしいものを、と選んだのに。
　睨めば、彼は予想に反して済まなそうな顔で見下ろしていた。

「　こんな和美さん、誰にも見せたくないな　」

　フワリと微笑んだ彼に、和美は言うまでもなく陥落した。

　　>>>続きます。