裏表一体、日々のこと。
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「夕焼け」夏企画っぽい、小槙視点のもう一つの「約束の夏」。
第一話……ココで載せられるのは、あと一話か二話くらいの量です。そのあとは、ちょっとココでは(自主規制)という内容です。
わはは!
浴衣プレイ、私が思うに やはり 脱げかけが一番そそると思うのです(←何をいきなり(^^ゞ)。
とまあ、そういう偏見もあって内容がちょっと濃い目になったのね。
イカンイカン。
健全なお話を回想でしているのに、この落差はなんだというツッコミが(笑)あるようで、ないような?
「夕焼け」の二人はこんな二人なのです。諦めてくださいね。
昨日、今日「ピアノ」更新するとか何とか言ってましたが……明日に延期になりました。
一応、大体の準備はできてるんですが、ちょっとしたトコロのコメントをまだ書いてないのです。
例えば、TOPページの更新連絡とか(苦笑)。
もうしばらく、お待ちください!
以下、「夕焼け」の夏企画っぽい、小槙視点「約束の夏」。
In summer carnival……第一話です。
第一話……ココで載せられるのは、あと一話か二話くらいの量です。そのあとは、ちょっとココでは(自主規制)という内容です。
わはは!
浴衣プレイ、私が思うに やはり 脱げかけが一番そそると思うのです(←何をいきなり(^^ゞ)。
とまあ、そういう偏見もあって内容がちょっと濃い目になったのね。
イカンイカン。
健全なお話を回想でしているのに、この落差はなんだというツッコミが(笑)あるようで、ないような?
「夕焼け」の二人はこんな二人なのです。諦めてくださいね。
昨日、今日「ピアノ」更新するとか何とか言ってましたが……明日に延期になりました。
一応、大体の準備はできてるんですが、ちょっとしたトコロのコメントをまだ書いてないのです。
例えば、TOPページの更新連絡とか(苦笑)。
もうしばらく、お待ちください!
以下、「夕焼け」の夏企画っぽい、小槙視点「約束の夏」。
In summer carnival……第一話です。
―― 夕焼けと机と教室と。~In summer carnival1~ ――
「 いつか、心が決まったら指にはめて……見せてよ。分かった? 」
決して、大きな声ではないのに花火の音よりもシッカリと仁道小槙〔にどう こまき〕の頭に響いた 約束 。
「答えて、小槙」
性急な彼の要求に頭が正常に働かない。
もちろん、心だけの問題ではなく、現在進行形で浴衣の上から身体に与えられている本能的な刺激も大いに問題だった。
「うん。分かったから」
だから、胸とお尻にやらしいことをしないで欲しいと切実に願う。
どうにかなってしまいそう……。
「 それと 」
周囲を気にする小槙の気持ちを知ってか知らずか(たぶん前者!)、馳輝晃〔はせ てるあき〕はさらに密着して言った。
「あとで、ココがどうなってるか確認させて?」
と、やけに色っぽく微笑んだ彼が花火の鮮やかな光に照らされた。
目深に帽子をかぶった……その顔は、いつだって見惚れてしまうほどカッコいい。
*** ***
「委員長も行くの?」と訊かれて、あれよあれよと言う間にクラスの有志で川原の花火大会に行くことが決まった中学最後の夏、小槙はかなり浮かれていた。
けれど、待ち合わせの駅前に辿り着いた時、ハタとそんな自分に怖気づく。
(浴衣なんか着てきてしもうて……何を期待してるんやろう)
親しい友人のない居心地の悪さ。
一人、ポツンと立ってまだ明るい夏の空を見上げると湿った生暖かな空気がじっとりと肌にまとわりつく。
「仁道」
ハッ、として声のした方をふり返ると輝晃がいた。
「馳くん……こんばんは?」
気恥ずかしくて、まっすぐ彼を見ることができなかった。
「仁道が浴衣とは思わんかった」
笑って挨拶を返してくれた屈託ない彼に指摘されて、やっぱり着てこなければよかった……と後悔した。
(似合うてへんのや……きっと)
「え? そうやろか……変?」
「いや――」
否定してくれた輝晃を仰ぐと、彼を呼ぶ女の子たちの声がかかって彼がそのあとに何を言おうとしたのかは分からなかった。
ただ、小槙の背中を促して「行こ」と笑いかけてくれた顔が優しくて、それだけでも来てよかったんだと小槙を嬉しくさせた。
>>>続きます。
「 いつか、心が決まったら指にはめて……見せてよ。分かった? 」
決して、大きな声ではないのに花火の音よりもシッカリと仁道小槙〔にどう こまき〕の頭に響いた 約束 。
「答えて、小槙」
性急な彼の要求に頭が正常に働かない。
もちろん、心だけの問題ではなく、現在進行形で浴衣の上から身体に与えられている本能的な刺激も大いに問題だった。
「うん。分かったから」
だから、胸とお尻にやらしいことをしないで欲しいと切実に願う。
どうにかなってしまいそう……。
「 それと 」
周囲を気にする小槙の気持ちを知ってか知らずか(たぶん前者!)、馳輝晃〔はせ てるあき〕はさらに密着して言った。
「あとで、ココがどうなってるか確認させて?」
と、やけに色っぽく微笑んだ彼が花火の鮮やかな光に照らされた。
目深に帽子をかぶった……その顔は、いつだって見惚れてしまうほどカッコいい。
*** ***
「委員長も行くの?」と訊かれて、あれよあれよと言う間にクラスの有志で川原の花火大会に行くことが決まった中学最後の夏、小槙はかなり浮かれていた。
けれど、待ち合わせの駅前に辿り着いた時、ハタとそんな自分に怖気づく。
(浴衣なんか着てきてしもうて……何を期待してるんやろう)
親しい友人のない居心地の悪さ。
一人、ポツンと立ってまだ明るい夏の空を見上げると湿った生暖かな空気がじっとりと肌にまとわりつく。
「仁道」
ハッ、として声のした方をふり返ると輝晃がいた。
「馳くん……こんばんは?」
気恥ずかしくて、まっすぐ彼を見ることができなかった。
「仁道が浴衣とは思わんかった」
笑って挨拶を返してくれた屈託ない彼に指摘されて、やっぱり着てこなければよかった……と後悔した。
(似合うてへんのや……きっと)
「え? そうやろか……変?」
「いや――」
否定してくれた輝晃を仰ぐと、彼を呼ぶ女の子たちの声がかかって彼がそのあとに何を言おうとしたのかは分からなかった。
ただ、小槙の背中を促して「行こ」と笑いかけてくれた顔が優しくて、それだけでも来てよかったんだと小槙を嬉しくさせた。
>>>続きます。
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主に恋愛小説の執筆ととめどない落書き。あと、HP運営。
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