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「夕焼け」輝晃視点の続き。第二話。
まだまだ、大人向けな描写が続いていたりしますが……どうなんですかっ?
どうなんですかっ?!
一応、輝晃くん支持してくださってる方もいらっさるようですが――どうなんですか(←かなり疑問形)?
以下、「夕焼け」Darkness eye、第二話。
いきなりですが、タイトルをダークネスにしてみました。まあ、どっちでもいいと言えば、どっちでもいいです。
現在、小槙視点の卒業式ネタ(仮題、純〔ピュア〕・親〔ディア〕・涙〔ドロップ〕)を書きつつ……猫ネタをどう繋げるか、考え中です。
単に、猫をいつ飼い始めるかの問題です(笑)。
先の、「約束の夏」あたりで飼っている設定にするか……それとも、もう少しあとにするか。
―― 夕焼けと机と教室と。~Darkness eye2~ ――
セーラー服を下着と一緒にたくし上げたところに、露な胸の双丘が顔を出していた。愛撫のためか、かたく結びつきかけたキレイな天辺の実は輝晃の方を向いていて、誘っていた。
「あ……」
ふぅん、と苦しい息をついて、小槙は刺激に耐えていた。小さく震えながら、ハジメテそれを口に含まれる感覚に呑みこまれまいと感覚を閉ざす気配がする。
させるものか、と思う。
舌で実のまわりを撫で、甘く吸い、歯でかじる。
ビリビリ、と電気が走ったような震えが彼女を支配し、「いやぁっ!」と泣き叫ぶ。
「あっはあっ」
口ではできない片方は、指先で苛めぬいて力の入らなくなった彼女の足に触れた。
規定どおりの膝上スカートは、今までの作業の間に太腿の半ばまで上がっていた。思うように動かないらしい膝頭を持ち上げて、撫であげる。
最後の秘境は、一枚の布に隠されていた。布の上から確かめると、わずかに湿り気を帯びている。
「いややっ、やめて」
首を振っているのだろう小槙の懇願も、一枚のピンクのカエルの下着では防ぎようもなかった。
『 馳くん、やめて 』
静かな彼女の声に輝晃はドキリとして、ハッとする。
目を開けると、そこは自分の部屋で――思いっきり 朝 だった。
「………」
上半身を持ち上げて、気持ち悪く汗をかいた体にウンザリする。
「情けねー」
積極的に声をかけないようにしてから、頻繁に見るようになった夢は欲求不満も甚だしい内容のモノばかりだった。その中でも、今日のは酷い。
(最悪や……彼女を汚すやなんて)
もちろん、そういう欲求が 全然 ないとは言わないが……それでも、以前は自制ができていたのだ。これでも。
なのに、最近はと言うと、無理矢理キスはごくごく普通で、裸にしたり、欲求をぶつければ限度を知らない妄想のアレやコレやに悩まされている。
妄想の暴走。
はぁ、と息をついて輝晃はベッドから足を下ろした。
(まさか、蓄積されとるんやろか? 俺の欲求不満……)
考えたくないこと、だった。
だとすれば、今後どうなってしまうのだ?
今日はなんとか直前で目覚めたが……想いを遂げてしまうことがあったら?
二度と、彼女と目が合わせなくなるような気がして、輝晃は絶望的な気持ちになった。
>>>続きます。