裏表一体、日々のこと。
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「夕焼け」ご挨拶ネタ、小槙視点の最終話です。
えー……で、よくよく考えてみたらクリスマスのことを何も考えていませんでした。
去年のクリスマスは確か「ピアノ」でしたよね。
今年は、「夕焼け」かな~と思って構想を練ってみたら、ハロウィンと同じく付き合い始めた頃の話で進んでいます。
いやー、なんとなく最初のクリスマスは特別かと思って!
この二人、学生時代のクリスマスはとんと縁がなさそうですしね。クリスマスってちょうど、終業式だから誰かが企画しそうなモノだけど……中学生の頃よりは、高校って感じだしねえ。
と、すると疎遠な二人はたぶん絡みがないです(笑)。
絶対ない、とは断言できませんが。
現在の構想では過去の話は入ってきてません。書いているうちに、ニョキっと入ってくる可能性はあります(^^ゞ。
クリスマスまでに仕上げられたらいいですが。さてさて。
以下、「夕焼け」ご挨拶ネタ、「Other...」小槙視点の最終場面。
続きは、輝晃視点で展開します。
アンケートですが、ますます混戦の模様です。みなさん、目次のページにかなり苦戦されたのですね、イヒ!←変な笑い方。
不謹慎ですが、嬉しいです。
悩んで探していただけるなんて、モノ書き冥利につきます。TOP隠しになった場合も、一生懸命隠しますので探してねv
えー……で、よくよく考えてみたらクリスマスのことを何も考えていませんでした。
去年のクリスマスは確か「ピアノ」でしたよね。
今年は、「夕焼け」かな~と思って構想を練ってみたら、ハロウィンと同じく付き合い始めた頃の話で進んでいます。
いやー、なんとなく最初のクリスマスは特別かと思って!
この二人、学生時代のクリスマスはとんと縁がなさそうですしね。クリスマスってちょうど、終業式だから誰かが企画しそうなモノだけど……中学生の頃よりは、高校って感じだしねえ。
と、すると疎遠な二人はたぶん絡みがないです(笑)。
絶対ない、とは断言できませんが。
現在の構想では過去の話は入ってきてません。書いているうちに、ニョキっと入ってくる可能性はあります(^^ゞ。
クリスマスまでに仕上げられたらいいですが。さてさて。
以下、「夕焼け」ご挨拶ネタ、「Other...」小槙視点の最終場面。
続きは、輝晃視点で展開します。
アンケートですが、ますます混戦の模様です。みなさん、目次のページにかなり苦戦されたのですね、イヒ!←変な笑い方。
不謹慎ですが、嬉しいです。
悩んで探していただけるなんて、モノ書き冥利につきます。TOP隠しになった場合も、一生懸命隠しますので探してねv
―― 夕焼けと机と教室と。Other...mother...3 ――
「柊子さんでも、お義母さんでもよくってよ」
玄関で出迎えてくれた輝晃の母親は、そう……中学時代に会った屈託のない印象のまま、小槙に笑いかけた。
小槙が「え?」と固まって、次に真っ赤になって慌てて「分かりました」と頷くと、馳柊子〔はせ しゅうこ〕はさも興にいったとばかりに 可愛い 未来の娘の隣に立つ、変わらない 不肖の 息子に声をかける。
「相変わらず 一途 やのねえ」
「ほっとけ」
ぷくく、と笑って、「いやや。悪い意味やないわ」と口元に手をやって視線を流す。
「可愛いもんなあ、小槙ちゃん」
当然や、とばかりの輝晃の不機嫌な目に(あらあら)と柊子は肩をすくめた。
「まあ、玄関で立ち話もなんやし。入って入って」
「あ。はい、お邪魔します」
輝晃と柊子の間に挟まれた小槙はよく分からない居心地の悪さに戸惑いながら、礼儀正しく頭を下げる。
靴を脱ぎながら、輝晃が訊く。
「お袋、出かける用事とかないんか」
あからさまに 邪魔 と言わんばかりの言い草に、柊子はふり返り「あらへんよ」と胸を張る。
「あんたの気持ちも分からんでもないけど……仁道さんの家じゃあ大人しくしてるしかないやろうし、こんな地元じゃどこに行ってもバレバレや。欲求不満になるのも仕方ない――」
ムッと仏頂面になる図星をさされた輝晃の横で、小槙が真っ赤になってオロオロする。
「けどな、わたしかて責任のある 親 や。結婚前の娘さんを預かって息子が不貞を働くのを見逃すワケにはいかん」
ムムッ。
と、さらに口を一文字に引き結んで輝晃はグゥの音もつげなかった。
「お袋のクセにまともなことを言いやがる」
ふふん、と鼻を鳴らして、彼女は「参ったか」とニンマリと笑った。
「まあ、あんたの部屋で一時間くらいは二人っきりにしたるさかい……それで、我慢しとき」
と、憐れむように息子の頭を小突いた。
>>>おわり。
次回、輝晃くん視点に移ります。
「柊子さんでも、お義母さんでもよくってよ」
玄関で出迎えてくれた輝晃の母親は、そう……中学時代に会った屈託のない印象のまま、小槙に笑いかけた。
小槙が「え?」と固まって、次に真っ赤になって慌てて「分かりました」と頷くと、馳柊子〔はせ しゅうこ〕はさも興にいったとばかりに 可愛い 未来の娘の隣に立つ、変わらない 不肖の 息子に声をかける。
「相変わらず 一途 やのねえ」
「ほっとけ」
ぷくく、と笑って、「いやや。悪い意味やないわ」と口元に手をやって視線を流す。
「可愛いもんなあ、小槙ちゃん」
当然や、とばかりの輝晃の不機嫌な目に(あらあら)と柊子は肩をすくめた。
「まあ、玄関で立ち話もなんやし。入って入って」
「あ。はい、お邪魔します」
輝晃と柊子の間に挟まれた小槙はよく分からない居心地の悪さに戸惑いながら、礼儀正しく頭を下げる。
靴を脱ぎながら、輝晃が訊く。
「お袋、出かける用事とかないんか」
あからさまに 邪魔 と言わんばかりの言い草に、柊子はふり返り「あらへんよ」と胸を張る。
「あんたの気持ちも分からんでもないけど……仁道さんの家じゃあ大人しくしてるしかないやろうし、こんな地元じゃどこに行ってもバレバレや。欲求不満になるのも仕方ない――」
ムッと仏頂面になる図星をさされた輝晃の横で、小槙が真っ赤になってオロオロする。
「けどな、わたしかて責任のある 親 や。結婚前の娘さんを預かって息子が不貞を働くのを見逃すワケにはいかん」
ムムッ。
と、さらに口を一文字に引き結んで輝晃はグゥの音もつげなかった。
「お袋のクセにまともなことを言いやがる」
ふふん、と鼻を鳴らして、彼女は「参ったか」とニンマリと笑った。
「まあ、あんたの部屋で一時間くらいは二人っきりにしたるさかい……それで、我慢しとき」
と、憐れむように息子の頭を小突いた。
>>>おわり。
次回、輝晃くん視点に移ります。
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主に恋愛小説の執筆ととめどない落書き。あと、HP運営。
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