裏表一体、日々のこと。
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「ルーヴェの恋」最終話です。
え? 救済計画じゃなかったのか? って。ええ、もちろん、救済計画です(←強く言い張ってみる)!
ホラ、姉妃さまがなんとなーく不憫な気がしてきたでしょ(←救済?)。
悪役は、こうでなくちゃ……という、私のポリシーです。
黒騎士と姉妃とのプラトニック・ラブは追いかけるとかなり長い話になるので端折りました。脳内で、遊んでいただけると喜びます。
さて、急遽お引っ越しとかモロモロのことがあり、今回「小さき花」の更新が遅れています。
つーか、表の更新も遅れててですね!
本当は今日したかったのですが、できませんでした。表もついでに(遠い目)。
土日くらいにできたらなあ、と思っていますが、流動的です。
お待ちの方、いらっさいましたらそういうコトなんで、もうちょっと待って!! え!! 待てない。
せっかちさんv←殴ってください。
「夕焼け」目次アンケート、結構たくさんご意見が集まってきたのでシメシメ(←またかよ!)と思っています。
現状維持が多数。そして、TOPに隠し? のご意見も根強くありますね。
とりあえず、アンケートの結果に結論は従います。
が、TOPに隠し? 意見の方々にはご不便をかけてしまう感じになってしまうかもしれないので、私でできる何かでお詫びっぽいことをできたらしたいなあと思います。
たとえば、シチュエーション・リクエストみたいな? とかならできそう?
需要があるかどうか(遠い目)。
あとは、ブログのできるだけ上の方にリンクを持ってくるとか……夕焼けの記事の時には、常にリンクを張るとかです。
何か、ありましたらコメントででも提案してくださいね(^^。
引き続き、投票は募集中です。期間は、年末までってコトにしますのでふるって忌憚ないご意見をどうぞ♪
以下、「ルーヴェの恋」最終話。
この話を楽しみにしてくださっていた方が、急な引っ越しに迷子になってないことを願いつつ(平伏)。
え? 救済計画じゃなかったのか? って。ええ、もちろん、救済計画です(←強く言い張ってみる)!
ホラ、姉妃さまがなんとなーく不憫な気がしてきたでしょ(←救済?)。
悪役は、こうでなくちゃ……という、私のポリシーです。
黒騎士と姉妃とのプラトニック・ラブは追いかけるとかなり長い話になるので端折りました。脳内で、遊んでいただけると喜びます。
さて、急遽お引っ越しとかモロモロのことがあり、今回「小さき花」の更新が遅れています。
つーか、表の更新も遅れててですね!
本当は今日したかったのですが、できませんでした。表もついでに(遠い目)。
土日くらいにできたらなあ、と思っていますが、流動的です。
お待ちの方、いらっさいましたらそういうコトなんで、もうちょっと待って!! え!! 待てない。
せっかちさんv←殴ってください。
「夕焼け」目次アンケート、結構たくさんご意見が集まってきたのでシメシメ(←またかよ!)と思っています。
現状維持が多数。そして、TOPに隠し? のご意見も根強くありますね。
とりあえず、アンケートの結果に結論は従います。
が、TOPに隠し? 意見の方々にはご不便をかけてしまう感じになってしまうかもしれないので、私でできる何かでお詫びっぽいことをできたらしたいなあと思います。
たとえば、シチュエーション・リクエストみたいな? とかならできそう?
需要があるかどうか(遠い目)。
あとは、ブログのできるだけ上の方にリンクを持ってくるとか……夕焼けの記事の時には、常にリンクを張るとかです。
何か、ありましたらコメントででも提案してくださいね(^^。
引き続き、投票は募集中です。期間は、年末までってコトにしますのでふるって忌憚ないご意見をどうぞ♪
以下、「ルーヴェの恋」最終話。
この話を楽しみにしてくださっていた方が、急な引っ越しに迷子になってないことを願いつつ(平伏)。
―― ルーヴェの恋。11 ――
「ははうえ?」
と、その幼い青の眼差しは美しい銀髪の正妃を映した。
ルーヴェは混乱していた。袖を引く細い子どもの手を払い、その首をとらえる。
驚きに見開かれた目を見て、なお一層指に力が入る。
小さく抵抗をみせながら、皇子はそれでも信じられずに母を呼ぶ。
青い目に涙が滲んでいた。
「…は……うえ、く……るし――」
この皇子〔こ〕さえ。
(この皇子さえいなければ……わたしは、もっと―――)
暴走する憎悪を、どうすることもできず呟く。
「憎い、にくい……おまえさえ生んでいなければわたしはッ」
ヒステリックに叫んで、背後の扉が開け放たれるのを耳で聞いた。
絶句した黒騎士は、しかしすぐとルーヴェの手を皇子から引き離した。
「正妃殿下!」
いつもは取り乱すことのない落ち着いた彼も、今ばかりは焦燥しぐったりとなった幼い皇子に医者を呼んだ。
そして、改めてルーヴェを見る。
「しっかりしてください、正妃殿下」
「だって」
息が苦しくて、ルーヴェは吐き出すような言葉を口にした。
「憎くて仕方ないのよ――ラウィード」
「………」
「 誰も、わたしを愛してくれない 」
ルーヴェは泣いてすがりたいと切実に思いながら、高すぎるプライドが一介の黒騎士にそれを許さなかった。
せめて、皇子さえ生まれていなければ捨てることができたかもしれない、「正妃」という名のプライド。
自分が「正妃」でさえなければ、あるいは受け入れてくれるのではないか、という甘美な期待。
それらが入り混じり、時々「憎悪」が暴走する。
「 正妃殿下 」
ラウィードの優しい抱擁が、ルーヴェを包む。
けれど、それは決して主従の一線を越えない。
「しっかりしてください、貴女〔あなた〕は。――私がお守りします」
生真面目すぎる男の悲しすぎる約束を、ルーヴェは受け入れるしかなかった。
愛しているのに――いいえ。
愛してない……愛するはずがないのに、どうしてわたしは。
こんなにも。
この下賎な腕を、焦がれてしまうのだろう。
>>>おわり。
……終わってやんの。
とか、思われましたよね!
えっと、えっと、コレは表の「アキキロ」の日誌で連載していたルーヴェ救済計画の第一弾でした。
一応、第二弾もあるんですが……それは、年明けにでも「帝国秘話」のどこかで密やかにつなげる予定の離れ部屋(←かなり以前から、表用の特別ページとして放置……ごほごほ。していたページです。たぶん、年内には本編が完結できると思うので、完結したらココで繋げても大丈夫だろう←え?)に載ってますので、気になるようなら探してみてください。
その離れ部屋を読めば、表の「王宮小説」と何がどう繋がっているのか分かると思います。たぶん。
いやー、案外壮大な舞台なんだなあ(笑)。
「ははうえ?」
と、その幼い青の眼差しは美しい銀髪の正妃を映した。
ルーヴェは混乱していた。袖を引く細い子どもの手を払い、その首をとらえる。
驚きに見開かれた目を見て、なお一層指に力が入る。
小さく抵抗をみせながら、皇子はそれでも信じられずに母を呼ぶ。
青い目に涙が滲んでいた。
「…は……うえ、く……るし――」
この皇子〔こ〕さえ。
(この皇子さえいなければ……わたしは、もっと―――)
暴走する憎悪を、どうすることもできず呟く。
「憎い、にくい……おまえさえ生んでいなければわたしはッ」
ヒステリックに叫んで、背後の扉が開け放たれるのを耳で聞いた。
絶句した黒騎士は、しかしすぐとルーヴェの手を皇子から引き離した。
「正妃殿下!」
いつもは取り乱すことのない落ち着いた彼も、今ばかりは焦燥しぐったりとなった幼い皇子に医者を呼んだ。
そして、改めてルーヴェを見る。
「しっかりしてください、正妃殿下」
「だって」
息が苦しくて、ルーヴェは吐き出すような言葉を口にした。
「憎くて仕方ないのよ――ラウィード」
「………」
「 誰も、わたしを愛してくれない 」
ルーヴェは泣いてすがりたいと切実に思いながら、高すぎるプライドが一介の黒騎士にそれを許さなかった。
せめて、皇子さえ生まれていなければ捨てることができたかもしれない、「正妃」という名のプライド。
自分が「正妃」でさえなければ、あるいは受け入れてくれるのではないか、という甘美な期待。
それらが入り混じり、時々「憎悪」が暴走する。
「 正妃殿下 」
ラウィードの優しい抱擁が、ルーヴェを包む。
けれど、それは決して主従の一線を越えない。
「しっかりしてください、貴女〔あなた〕は。――私がお守りします」
生真面目すぎる男の悲しすぎる約束を、ルーヴェは受け入れるしかなかった。
愛しているのに――いいえ。
愛してない……愛するはずがないのに、どうしてわたしは。
こんなにも。
この下賎な腕を、焦がれてしまうのだろう。
>>>おわり。
……終わってやんの。
とか、思われましたよね!
えっと、えっと、コレは表の「アキキロ」の日誌で連載していたルーヴェ救済計画の第一弾でした。
一応、第二弾もあるんですが……それは、年明けにでも「帝国秘話」のどこかで密やかにつなげる予定の離れ部屋(←かなり以前から、表用の特別ページとして放置……ごほごほ。していたページです。たぶん、年内には本編が完結できると思うので、完結したらココで繋げても大丈夫だろう←え?)に載ってますので、気になるようなら探してみてください。
その離れ部屋を読めば、表の「王宮小説」と何がどう繋がっているのか分かると思います。たぶん。
いやー、案外壮大な舞台なんだなあ(笑)。
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大阪府
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たぶん、そのうち無色。
趣味:
主に恋愛小説の執筆ととめどない落書き。あと、HP運営。
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恋愛小説やら絵やら書いて、裏と表のHPを運営中。ココでは日々のこと、本編の番外か先行掲載を目的にツラツラ生息していこうかと思っています。
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