裏表一体、日々のこと。
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「夕焼け」その後番外、「たとえばこんな日常とか」の年末年始編、彼女視点の二回目。
先日の一回目で、長くなったから二つに分けたと言いましたが、三分割くらいにした方がよかったかも……と思いました。
いや、中身は分けるほどの内容じゃないんですけど。
三分割は諦めましたが(分けドコロが見つけ出せなかったので(^^ゞ)、内容の方は何度か書き直している場面なので今後もいじるかもしれません。
どこがどう、というワケでもないんですが、気になる箇所がいくつか……いかんいかん。
こだわりすぎるのは、よくないです。
諦めるのも一つの手段だと、思います(←逃避とも言う)。
今後の予定としては、年越し企画作品「みちつく」の更新と拍手ページの新しいシリーズ(月刊スーパー☆ガールかな?)を考え中です。
「みちつく」の彼女視点は、彼視点とのギャップに書いてるコチラがハラハラします。まったくもー、奏江くんはダメな男ですよー!
なさけなカッコいい彼、を目指していますが、今のところ情けないトコロしか出ていません。今後(年越し企画作品内では無理ですね、たぶん)に期待します!!
以下、「夕焼け」その後番外「たとえばこんな日常とか」年末年始編の彼女視点3-2。
おそらく、小槙さんが思うほど大胆な水着ではなかった模様です。ワンピース水着よりは布地少な目だろうけど!
先日の一回目で、長くなったから二つに分けたと言いましたが、三分割くらいにした方がよかったかも……と思いました。
いや、中身は分けるほどの内容じゃないんですけど。
三分割は諦めましたが(分けドコロが見つけ出せなかったので(^^ゞ)、内容の方は何度か書き直している場面なので今後もいじるかもしれません。
どこがどう、というワケでもないんですが、気になる箇所がいくつか……いかんいかん。
こだわりすぎるのは、よくないです。
諦めるのも一つの手段だと、思います(←逃避とも言う)。
今後の予定としては、年越し企画作品「みちつく」の更新と拍手ページの新しいシリーズ(月刊スーパー☆ガールかな?)を考え中です。
「みちつく」の彼女視点は、彼視点とのギャップに書いてるコチラがハラハラします。まったくもー、奏江くんはダメな男ですよー!
なさけなカッコいい彼、を目指していますが、今のところ情けないトコロしか出ていません。今後(年越し企画作品内では無理ですね、たぶん)に期待します!!
以下、「夕焼け」その後番外「たとえばこんな日常とか」年末年始編の彼女視点3-2。
おそらく、小槙さんが思うほど大胆な水着ではなかった模様です。ワンピース水着よりは布地少な目だろうけど!
―― たとえばこんな日常とか~彼女の場合3-2~ ――
「な、なあ?」
南の島に滞在して数日。
当惑した小槙は、目の前にいる輝晃に助けを求めた。
その彼が今の状況の首謀者だったとしても、彼女が頼るのはその人しかいないからだ。
「ホンマに、コレ、着やなあかんの?」
小槙の手の中にあるのは、彼が選んだビキニだった。
小さな島の、こじんまりとした店でフィッティングルームらしいフィッティングルームはない。ただ、カーテンで仕切られた場所で着替えることはできるらしい。
そこまでやってきて、それでも小槙は本気なのかと疑った。
どう考えても、自分には不似合いなデザインだ。
水着、というよりは下着に近いし。
下着よりもずっと 大胆 で 派手 な色合いだったから、困る。
(こんなん……着たことないのに)
なのに、小槙の当惑も無視して、輝晃は彼女をカーテンの奥に入れた。
「約束やろ、着てみせてよ」
やけに、弾んだ彼の声がさらに真面目な彼女を追い込んだ。
去年の暮れに彼とした口約束を忘れていたワケではないけれど、体のラインを出すのに慣れていないし見せられるようなスタイルでもない。
出来るなら、反故にしてしまいたい。
(輝くんが普段仕事をしている女優さんとわたしは、違うんやから……)
後ろ向きになった思考に、首を振る。
(あかんあかん、仮にも弁護士やのにそんなんしたら示しが……って 誰に 対しての示しやねん!)
「小槙ー? 着てるか?」
「ぅわ! は、はいぃっ!」
ゴチャゴチャと頭で考えていたから、カーテンの向こうからかけられた彼の声に、つい勢いで返事を返してしまった。
いよいよ選択肢がなくなって、手の中に残った水着と対峙する。
意を決して、服を脱ぎ……とりあえず、下のビキニを着けてみる。腰の横でクロスにして括るタイプだ。これは、なんとかクリアして、上のビキニに取り掛かった。
「えっと、こう?」
首の後ろでリボンを結び、胸を覆うように包むけれど重大な問題に小槙は気づいた。
「て、輝くん……」
外で待っているはずの彼に声をかけると、すぐに返事が返ってきた。
「なんや? 着れた?」
「う、ううん。まだ……っていうか、あの……着られへん、ねんけど」
最後の方の声はかなり小さくなってしまったけれど、どうやら彼には通じたらしい。「どうしたんや」と覗き込んだかと思うと、狭い中に入ってくる。
ガタガタと動揺しただけ、小槙の体は壁に軽くぶつかった。
「っな、……んっ」
小槙が声をあげそうになったのを引き寄せ、素早く手のひらで阻止して、「シッ」と輝晃は人差し指を立てて黙らせる。
「店の人に気づかれるから」
と、当たり前のことを囁く。
(だったら、早く出て行ってくれたらええのに!)と、思うのに彼に出て行く意思は まったく ないらしい。
真っ赤になった小槙に向かってにっこり笑いかけると、包むように抱きしめて彼女の開いたままの背中に手を廻した。
「一人じゃ、結ばれへんのやろ?」
まるで、知っていたというように指摘する。事実、彼は最初からそのつもりで選んだのだろうとようやく彼女も気がついた。
下のビキニと同じタイプで、丁寧に背中でもクロスにして括るようになっている。輝晃の指が器用にそれをほどこして、「声、上げてもええよ?」と大人しくされるがままになっている(というか、固まっている)彼女の耳に甘く告げる。
「旅の恥はかき捨て、って言うやん」
ああ。
新年早々、前途多難だ。
唇に宥〔なだ〕めるような優しいキスを受けて、つい許しそうになる自身を小槙は懸命に叱咤した。
>>>おわり。
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そうですねえ。
いつもありがとうございます。純情な彼女が大好きな彼のことなので、バカンスでの悪戯はいつも以上にタチが悪いのです(笑)。チャンスは逃さない、なくても作るが彼の信条(←こらこら)。
ありがとうございます。
コメント、ありがとうございます。喜んでいただけて良かったです。
これからも不定期ではありますが、「夕焼け」をよろしくお願いしますね(^^
これからも不定期ではありますが、「夕焼け」をよろしくお願いしますね(^^
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