裏表一体、日々のこと。
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「天気予報士な恋」の後日談の後編です。
このあと、その後話があります。ソチラはややR表現があるので、適当に編集して載せますね。
後日談の場面は、本当ならある人物を登場させたくて考えていたのですが……その人の登場は見送られ、現在寝かされた状態です。
そのうち、発酵したら登場するかなあ? という目測です。
その前に、「いち にの さん」の二人と鉢合わせさせたらコミカルになっていいかもなあ、とか思ってます。どうなるかは、今後の脳内妄想の行方にかかっています。
脳内妄想、と言えば。
「背徳・番外」の下向き少女と隣の委員長のネタで、一つ。もともとはクリスマスネタからの波及なんですが……結局クリスマスは間に合わなかったので、そのネタで短くてごく真面目な受験生(?)の話を書いてみました。
R指定はまったく入りませんが、今からその後の場面でちょっと入れようかなあ? と考えているトコロです。
どうでもいい近況は、「FFⅣ」のアフターストーリーは徐々に進んでいます。でも、今の段階では消化不良な場面ばかりでスカッとしません。
だって、みんな負けて終わる……という展開なんだもん!
くそー、全部クリアしたら勝てるシナリオなんだろうなー!!
以下、「天気予報士な恋」後日談1(後編)。
彼は肉食なのか、草食なのか。
私にもわかりかねますが、ただ一つ確かなのは彼女にベタ惚れというコトです。
このあと、その後話があります。ソチラはややR表現があるので、適当に編集して載せますね。
後日談の場面は、本当ならある人物を登場させたくて考えていたのですが……その人の登場は見送られ、現在寝かされた状態です。
そのうち、発酵したら登場するかなあ? という目測です。
その前に、「いち にの さん」の二人と鉢合わせさせたらコミカルになっていいかもなあ、とか思ってます。どうなるかは、今後の脳内妄想の行方にかかっています。
脳内妄想、と言えば。
「背徳・番外」の下向き少女と隣の委員長のネタで、一つ。もともとはクリスマスネタからの波及なんですが……結局クリスマスは間に合わなかったので、そのネタで短くてごく真面目な受験生(?)の話を書いてみました。
R指定はまったく入りませんが、今からその後の場面でちょっと入れようかなあ? と考えているトコロです。
どうでもいい近況は、「FFⅣ」のアフターストーリーは徐々に進んでいます。でも、今の段階では消化不良な場面ばかりでスカッとしません。
だって、みんな負けて終わる……という展開なんだもん!
くそー、全部クリアしたら勝てるシナリオなんだろうなー!!
以下、「天気予報士な恋」後日談1(後編)。
彼は肉食なのか、草食なのか。
私にもわかりかねますが、ただ一つ確かなのは彼女にベタ惚れというコトです。
―― 天気予報士な恋 ~後日談-とりあえず今日も晴れ(後編)~ ――
レストランのテーブルに座って、和美は頬を染め彼を窘めた。
食前酒の白ワインを口にして、睨む。
「湊、笑いすぎだから」
「ご、ごめん。だって、和美さんが 必死 なのが……可愛くて」
「仕方ないでしょ! わたしは今日一日働いてたのよ。昼だってあまり取れなかったし……お腹が空いてるの。我慢なんてできないわよ」
可愛い、なんて和美に面と向かって言う男性は少ない。こそばゆくて、少し照れる。
「湊って、案外 意地悪 よね?」
「そうですか?」
「だって、さっきの本気じゃなかったんでしょ? ここ、予約制だし」
と、和美はそれなりの値段がしそうな店内をぐるりと見渡して、責めるようにチクリと告げる。
「年上をからかうなんて生意気よ?」
「半分は 本気 でしたよ」
したり顔で彼は言い、ちょっと憮然となって黙りこんだ。
(ほんの冗談だったのに……もしかして、地雷だった?)
和美は自分の発言に悪いクセが出たのだと、謝る。
「ごめんなさい」
「どうして謝るんですか? 僕もちょっと反省しました。和美さん相手だと確かに、その傾向があるのは否定できませんから」
「ちょ、ちょっと! そこは否定しなさいよっ」
年下相手にからかわれる対象に見られるなんて、ものすごく、ものすごーっく! 不本意なんですけど!!
「すみません、僕、和美さんの反応好きなんですよね。落ち着いて見えるのに不測の事態に弱いでしょ? そういうとこ、見たいから……つい、意地悪なこと言うのかもしれません」
「………」
「確かに、子どもっぽいな……気をつけます。貴女に、嫌われたくありませんから」
本気で改めるつもりらしい湊に、和美は笑うしかない。
「べつに、いいけど。わたし、そこまでイヤってワケじゃないの……うん、ホント不思議なんだけど。湊ならいいかな、って思ってるのよ?」
互いに目を合わせて、微笑む。
「そんな挑発していいんですか? 知りませんよ」
「……怖いこと、言わないでよ」
「僕も本当にわからないんです。人に意地悪なんてしたこと、なかったのにな」
ポツリと言った湊の言葉に、和美の胸はキューンと鳴った。
(なに、それ! 由良キュン、可愛いんですけどっ!!)
「湊!」
「はい」
「もうもう、あなた……それ、天然? それとも計算?」
まじまじとその綺麗な顔を眺める。
「は? どういう意味ですか?」
少し女顔で微笑みは極上、物腰は柔らかいのに時々強引で……情事ではさらにその男っぷりが上がる。年下なんて趣味じゃないのに、夢中になる。
「誘惑して。わたし、あなたと 早く ベッドに行きたいわ……湊」
瞳を瞬いた彼はくすりと妖しく微笑んで、彼女の手を取り上げる。
そして。
「 勿論、喜んで 」
と、その指先に火を灯す冷たい唇をゆっくりと落とした。
>>>その後に続きます。
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