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裏表一体、日々のこと。
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 「夕焼け」本編5、第10回。

 今回は、やや際どい……ですが、まあ平気でしょう。
 メインはそこにはないので。
 ところで、私の中のイメージ「抜糸」は一週間後くらいなんですが、どうなんでしょうね?
 傷痕は、男の勲章ということで私の中では体に傷があるほうがトキメキ度が高いです。
 だからか?
 私の書く話の誰かしが傷持ちなのは……輝晃くんもその仲間入りです。

 以下、「夕焼け」5-10。
 次回、最終話です。そして、明日、「夕焼け」目次にて途中までアップ予定です。これまでの連載の加筆訂正版のため、微妙に表現が違うトコロもございます。m(__)m




―― 夕焼けと机と教室と。~5-10~ ――

 病院で八針を縫った輝晃はポカポカと小槙に叩かれた。
「もうもうっ、ビックリさせんといてよ! 心配してんから」
 あのあとすぐに、輝晃からの緊急時用の連絡を受けていた野田が戻ってきて、警察に通報。女はその場で逮捕され、輝晃は病院に搬送された。
 怪我、といってもかすり傷程度だが――小槙の胸で意識を失ったフリをしていた輝晃に、知らない彼女は半狂乱だった。
 なのに。
 診察から戻ってきた彼は、ケロリとしていてホッとしすぎて腹が立つ。
「痛い、痛いて……そこ、傷口……」
 フーフーと息を荒くして小槙は泣いた。
「し、死ぬかと思ってんから。アホー」
 うー、と必死に涙をこらえる彼女の頬を両手で挟み仰がせると、彼はペロリと涙の溜まった鼻の頭を舐めて「アホはないやろ、アホは」と苦笑した。


     *** ***


 抜糸もすんで、ホテルでの潜伏生活にも慣れた頃。
 ふと、ベッドで小槙を押し倒した輝晃が思い出したように「あ」と声を上げた。

「なに?」

 裸の小槙はビックリして目を瞠り、彼を見上げる。
「いや、あー……小槙さ。俺に言うことあらへん?」

  >>>続きます。

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