夕焼けと机と教室と。3-7。

　「夕焼け」本編3-7です。

　今日は「雨企画」を下げようと思っていましたが、大阪が現在ものすごい雨なので、もうしばらく置いておくことにしました。
　まだまだ梅雨の半ばくらいだしねえ。
　仮にも「雨企画」だしねえ（笑）。
　ピーカン晴れの時にでも、下げようかと思います。
　そして、櫻塚森さんよりイタダキモノを一点頂戴しました。ちゃーんと確認してイタダイてきたモノなので、ご安心（←？）。
　奉納してますので、「Treasure」から覗いてみてください。
　しかし、ここ数日訪問者さまが多いのは、アレですね。集客力のある相互リンクさまのお力ですね！
　はじめて「2000」越えをみました。
　表の運営をずーっとしてきた私にとって、「500」という一日の回転数もハッキリ言って化け物だと思ってるんですが……。
　「2000」いきますか。スゴイね。
　冥土の土産にいいもん、見ちゃったよ！！
　という気分です。
　ええーっと、たぶんすぐに落ち着くと思うんで、「うらキロ」もやるようになったとか妙な誤解はしないように（←しませんよ、そんな誤解）。

　で、横のアンケートを入れ替えました。
　次の更新を何にしようかな～と現在、考え中。このままの気分で行くと「帝国秘話」ですが……「Ｏパーツ」もあるよ、と思いまして。
　みなさまが、どちらをご所望かの確認でございます。
　そして、前回アンケートにご協力のみなさまありがとうございます～。
　駆け込み投票らしきモノがあって、ちょっぴし嬉しかったです♪
　順位は変わりませんが！
　というか、「お題」にご注目いただいてるんだ！　というのが分かってホッとしています。
　では、これからもイソイソと書かせていただこう！
　ほかの「対談」や「質問」も、まあ邪魔にはならない？　程度にご興味をもっていただけているようなので、挑戦できる時はしたいと思います。
　ご協力、本当にありがとうございます。
　そして、次のアンケートも是非、ご協力ください。

　今日は密やかに「拍手おまけ」も入れ替えました。
　「猫★日和」という「夕焼け」の番外……その、イメージ絵です。
　一週間で、テキストと入れ替え、それを交互に繰り返す感じにしようかと考えています(^^ゞ。
　うーん、まあ適当に覗いてやってください。
　ではでは、以下「夕焼け」本編3-7。
　拍手コメントいただいた方、こういう感じになりました……正式なコメント返しは明日、したいと思いますが、いかがでしょ？

――　夕焼けと机と教室と。～3-7～　――

　小槙の答えに、ムゥと輝晃はあきらかに拗ねた。

「なんで、あかんねん」

「そんな怒らんでもええやん……わたしかて、輝くんと結婚できたらいいなあって思うけど」
「だったらさあ、今、覚悟決めてくれてもいいと思うんやけど？」
　ジト、とリビングのソファの上で胡坐〔あぐら〕をかいた彼は、背もたれに腕をかけて隣の小槙にしつこく迫る。
「う……でも、できたら波風があんまり立たんほうが嬉しいっていうか……せめて、輝くんの事務所や野田さんに迷惑がかからん時に――」
「そんなん気にせんでもええのに」
　と、輝晃は簡単に言う。
「あかん、あかんで！　輝くんのこと大切にしてくれてる事務所やのに、そんなん 絶対 あかんねん」
　力いっぱい説得する小槙に、「そんなモンかなあ」と輝晃はよく分からない顔をした。
　はぁ、とそんな楽観的な彼に、彼女は悲観的な息をつく。
「だって。それで、もし……会うのを止められたらどうするん？　今は野田さんが協力してくれてるけど」
　だからこそ、こんなにも容易に会う時間が作れるのだ。
「　心配性やなあ　」
　と、輝晃は呆れた。
　ムッ、と小槙はそんな彼を睨んで「輝くんが楽観的すぎるねん」と呟く。
「だからね、今はまだ「結婚」なんて考えられへん」

　「ちぇ」と舌打ちして、輝晃は小槙を見下ろした。
「俺は、おまえが逃げへんか……ってコトの方が 心配 や」
「はあ？　逃げへんかって人のこと犬か猫みたいになんやねん」
　小槙は眉を寄せて不快感を表す。
　そんな彼女に構わず、輝晃は引き寄せた。
「だって、おまえ結構逃げ腰やん？　俺の居る世界に対して」
「そんなこと、あらへん」
　キュッ、と彼の背中に廻した手の指に力をこめて、しがみつく。
「　逃げへんもん　」

「ホンマに？」

　と、輝晃が疑わしいとからかうように訊〔たず〕ねるのを、小槙は心外そうに睨んだ。
「逃げへん」
　再度、強く言い切って、小槙は驚く彼の唇に自分のそれを重ね、自分の意思で深くした。

　　>>>続きます。