裏表一体、日々のこと。
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「夕焼け」本編3-8です。
引き続き、表の「アキキロ」のファイル整理で過ぎていった一日です。
しかし、まだ「王宮小説」の半分以上が残っているのです。ふふふふふ。
地道に行きましょう。地道に。
で。
ココの横のアンケートですが。
「Oパーツの続き」と「好きに書けば?」に票が入っているので……「Oパーツ」でいこうかなあ、とかツラツラ考えています。
「ピアノ」か「夕焼け」というご意見もいただいているので、そのあたりも気分転換に書きながら(笑)。
「Oパーツ」は一点集中で書かないと、ダメなので気合いがいります(^^ゞ。
ではでは、以下「夕焼け」本編3-8。
輝晃くん、何を小槙さんに要求したんでしょうかね。うーん、想像するとエロいわ(つーことで、微妙にR指定かもしれません)。
残り、あと一回で本編3は完結です★
引き続き、表の「アキキロ」のファイル整理で過ぎていった一日です。
しかし、まだ「王宮小説」の半分以上が残っているのです。ふふふふふ。
地道に行きましょう。地道に。
で。
ココの横のアンケートですが。
「Oパーツの続き」と「好きに書けば?」に票が入っているので……「Oパーツ」でいこうかなあ、とかツラツラ考えています。
「ピアノ」か「夕焼け」というご意見もいただいているので、そのあたりも気分転換に書きながら(笑)。
「Oパーツ」は一点集中で書かないと、ダメなので気合いがいります(^^ゞ。
ではでは、以下「夕焼け」本編3-8。
輝晃くん、何を小槙さんに要求したんでしょうかね。うーん、想像するとエロいわ(つーことで、微妙にR指定かもしれません)。
残り、あと一回で本編3は完結です★
―― 夕焼けと机と教室と。~3-8~ ――
小槙から奉仕するという めずらしい 体験に輝晃はとりあえず現状維持のままでもいいか、と思い直した。
考えてみれば、「恋人」という時間も貴重だし……小槙がここまで想ってくれていると一生懸命、意思表示してくれるのも、不安定な今の関係だからこそという気がした。
『輝くんかて、わたしのこと信じてへんやん。どうしたら、信じてくれるん?』
そう言って、いつもなら絶対にしないような大胆なことを恥ずかしがりながらも彼女は輝晃のなすがままに、してみせた。
『好き。大好きやから……輝晃くん』
何かの呪文のように唱えて、裸の彼女は乱れた。
(また、してくれへんかなあ……)
と、昨晩のことを思い出していたが、朝起きた時の小槙の恥ずかしがりようだとしばらくは期待できそうになかった。
『み、見んといて……もう! 輝くんのアホ。スケベ!!』
冷静になって思い出したらしい彼女は、そう輝晃をなじって、彼の顔を見ることもできずに布団の中に潜〔もぐ〕ってしまったのだが――。
(そういうトコも可愛くて、朝からしてしもたなんて俺も節操ないよな……)
反省はするものの、小槙の朝の真っ赤になった表情を思い出すだけでニヤけてくる。
「 ヒカル 」
と、呼ばれてそっちへ目を向けると、疲弊した野田が立っていた。
「ああ、どうだった?」
今となってはどっちでもよかったが、ヒカルはおくびにも出さずに確認した。
まあ、野田の浮かない表情を見ると、大体の察しはつく。
「 しばらく、我慢してもらえませんか? ヒカル 」
苦渋の選択という野田の一言に、(やっぱりね)と思う。
チロリ、と彼をつとめて冷ややかに見つめると、交換条件を提示してきた。
「今は、一週間のオフで……お願いできませんか?」
「――イヤだと言ったら?」
「……それは、仁道弁護士とのお付き合いも考え直してもらうことになるかと」
苦々しげに、野田は言った。
「ふーん」
予想していたとは言え、ヒカルは窮屈さを感じた。
( 仕方ないけど、な。こういう世界だし )
「わかったよ」
渋々、譲歩するフリをして、念を押す。
「一週間のオフ、「もらい」だからね。野田さん」
「はいはい」
野田はやれやれと相槌をうって……やけにアッサリと引いたヒカルに化かされたような気分になった。
>>>続きます。
輝晃くん、ホラB型っぽい(←かなり偏見です)。
小槙から奉仕するという めずらしい 体験に輝晃はとりあえず現状維持のままでもいいか、と思い直した。
考えてみれば、「恋人」という時間も貴重だし……小槙がここまで想ってくれていると一生懸命、意思表示してくれるのも、不安定な今の関係だからこそという気がした。
『輝くんかて、わたしのこと信じてへんやん。どうしたら、信じてくれるん?』
そう言って、いつもなら絶対にしないような大胆なことを恥ずかしがりながらも彼女は輝晃のなすがままに、してみせた。
『好き。大好きやから……輝晃くん』
何かの呪文のように唱えて、裸の彼女は乱れた。
(また、してくれへんかなあ……)
と、昨晩のことを思い出していたが、朝起きた時の小槙の恥ずかしがりようだとしばらくは期待できそうになかった。
『み、見んといて……もう! 輝くんのアホ。スケベ!!』
冷静になって思い出したらしい彼女は、そう輝晃をなじって、彼の顔を見ることもできずに布団の中に潜〔もぐ〕ってしまったのだが――。
(そういうトコも可愛くて、朝からしてしもたなんて俺も節操ないよな……)
反省はするものの、小槙の朝の真っ赤になった表情を思い出すだけでニヤけてくる。
「 ヒカル 」
と、呼ばれてそっちへ目を向けると、疲弊した野田が立っていた。
「ああ、どうだった?」
今となってはどっちでもよかったが、ヒカルはおくびにも出さずに確認した。
まあ、野田の浮かない表情を見ると、大体の察しはつく。
「 しばらく、我慢してもらえませんか? ヒカル 」
苦渋の選択という野田の一言に、(やっぱりね)と思う。
チロリ、と彼をつとめて冷ややかに見つめると、交換条件を提示してきた。
「今は、一週間のオフで……お願いできませんか?」
「――イヤだと言ったら?」
「……それは、仁道弁護士とのお付き合いも考え直してもらうことになるかと」
苦々しげに、野田は言った。
「ふーん」
予想していたとは言え、ヒカルは窮屈さを感じた。
( 仕方ないけど、な。こういう世界だし )
「わかったよ」
渋々、譲歩するフリをして、念を押す。
「一週間のオフ、「もらい」だからね。野田さん」
「はいはい」
野田はやれやれと相槌をうって……やけにアッサリと引いたヒカルに化かされたような気分になった。
>>>続きます。
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主に恋愛小説の執筆ととめどない落書き。あと、HP運営。
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