裏表一体、日々のこと。
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昨日の続きです。
ちょっと長くなるかと思って、分けてみましたが……別に長くなってもいいのかしら?
むしろ、一気に書いていた方が喜ばれるのかしら。
と、イロイロなことを考えました。
読む長さというのは、基準が難しいです。
筆力があれば、長くても短くてもいいのだろうなあ――なんて、ちょっと自虐的に思いました。
それくらいの、文章家になりたいものです。
それはそうと、トリノオリンピックの女子フィギュア!
金ですってよ!!
期待してなかった(←チョー失礼)だけに、ビックリ……そして、すごいなあと感心しました。
やはり、ノーミスは大切なようです。
どんな演技だったのか、完全版を一度見てみたいと思うのですが、ことごくと逃しています。うーん、閉会式の時とかに特集してくれるかしら?
だったら、いいのに。
ちょっと長くなるかと思って、分けてみましたが……別に長くなってもいいのかしら?
むしろ、一気に書いていた方が喜ばれるのかしら。
と、イロイロなことを考えました。
読む長さというのは、基準が難しいです。
筆力があれば、長くても短くてもいいのだろうなあ――なんて、ちょっと自虐的に思いました。
それくらいの、文章家になりたいものです。
それはそうと、トリノオリンピックの女子フィギュア!
金ですってよ!!
期待してなかった(←チョー失礼)だけに、ビックリ……そして、すごいなあと感心しました。
やはり、ノーミスは大切なようです。
どんな演技だったのか、完全版を一度見てみたいと思うのですが、ことごくと逃しています。うーん、閉会式の時とかに特集してくれるかしら?
だったら、いいのに。
―― 夕焼けと机と教室と。~2-4~ ――
呼び出されるたび、ヒカルに好意を寄せる共演の女優やら、スタッフ、ファンの集団の中へと放り出され……時には、彼の悪ふざけに付き合わされた。
あからさまに投げかけられる眼差し。
「あんた、誰よ? ヒカルの何?」とむき出してくる勝ち気な彼女たちの敵意に萎縮する。
そんな慣れない空間の中で、ヒカルは小槙を引き寄せて挑発した。
「 俺の恋人。小学校からの幼馴染なんだ 」
と。
一応、すぐあとで「って言うのは冗談で、幼馴染の弁護士さん。今はね」と舌を出す。
相変わらず、こういうトコロは愛想がいい彼らしかった。
そして、今日も呼び出されたからには、相手がいるハズだった。
キョロ、と周囲に注意をはらって訊く。
「――で、今日の人はどういう人なん?」
「プロデューサーの娘。俺のファンなんだって、しつこいんだ」
「また、そんな言い方して……可哀想やないの」
めっ、と小槙が睨むと、ヒカルは一瞬、輝晃にもどって肩をすくめ、
「 可哀想なんは、俺や 」
と、悔しそうに笑った。
コンコン、と控え室の扉を叩いて入ってきた奥田奏子〔おくだ そうこ〕はヒカルを見つけてパッと笑顔になり、ほかの誰もがしたように小槙の姿に表情を険しくした。
(また。思いっきり睨まれたんやけど……気づいてるんやろか。この人)
と、恨みがましげに隣で愛想笑いを演じる 彼 へと顔を向ける。
「 俺の恋人。小学校からの幼馴染なんだ 」
(あー、 また 。言うてるし……)
いつもの挑発を口にして、小槙の腰を抱き寄せると……ヒカルは いつも とは違ってさらに近づいた。
( え? ちょっ…… )
そして。
ペロリ、と小槙の耳たぶを、舐めた。
*** ***
ずっと、睨まれてる。
そんな気がして、小槙は首をすくめた。
( なんか、こういうの前にもあったような? )
しかし、それがいつのことだったか……彼女は思い出すことができなかった。
呼び出されるたび、ヒカルに好意を寄せる共演の女優やら、スタッフ、ファンの集団の中へと放り出され……時には、彼の悪ふざけに付き合わされた。
あからさまに投げかけられる眼差し。
「あんた、誰よ? ヒカルの何?」とむき出してくる勝ち気な彼女たちの敵意に萎縮する。
そんな慣れない空間の中で、ヒカルは小槙を引き寄せて挑発した。
「 俺の恋人。小学校からの幼馴染なんだ 」
と。
一応、すぐあとで「って言うのは冗談で、幼馴染の弁護士さん。今はね」と舌を出す。
相変わらず、こういうトコロは愛想がいい彼らしかった。
そして、今日も呼び出されたからには、相手がいるハズだった。
キョロ、と周囲に注意をはらって訊く。
「――で、今日の人はどういう人なん?」
「プロデューサーの娘。俺のファンなんだって、しつこいんだ」
「また、そんな言い方して……可哀想やないの」
めっ、と小槙が睨むと、ヒカルは一瞬、輝晃にもどって肩をすくめ、
「 可哀想なんは、俺や 」
と、悔しそうに笑った。
コンコン、と控え室の扉を叩いて入ってきた奥田奏子〔おくだ そうこ〕はヒカルを見つけてパッと笑顔になり、ほかの誰もがしたように小槙の姿に表情を険しくした。
(また。思いっきり睨まれたんやけど……気づいてるんやろか。この人)
と、恨みがましげに隣で愛想笑いを演じる 彼 へと顔を向ける。
「 俺の恋人。小学校からの幼馴染なんだ 」
(あー、 また 。言うてるし……)
いつもの挑発を口にして、小槙の腰を抱き寄せると……ヒカルは いつも とは違ってさらに近づいた。
( え? ちょっ…… )
そして。
ペロリ、と小槙の耳たぶを、舐めた。
*** ***
ずっと、睨まれてる。
そんな気がして、小槙は首をすくめた。
( なんか、こういうの前にもあったような? )
しかし、それがいつのことだったか……彼女は思い出すことができなかった。
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たぶん、そのうち無色。
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主に恋愛小説の執筆ととめどない落書き。あと、HP運営。
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恋愛小説やら絵やら書いて、裏と表のHPを運営中。ココでは日々のこと、本編の番外か先行掲載を目的にツラツラ生息していこうかと思っています。
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