裏表一体、日々のこと。
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「相棒」を見てました。
三夜連続連載の最終夜、遅くなりましてゴメンナサイ。
この二人について、当初の草稿を読んでいただいたら分かると思いますが……最初、標準語のつもりでした。
あとになって、関西弁になったのには、あまり理由はないです(←おい)。
あえて言うなら、うちの普段の言葉が関西なので、そういうのもいいかなー? というか、一作くらい「関西弁」のカップルを出したいと思ったからです。
そして、この二人なら使いこなしてくれそうだったので(笑)。
ボケとツッコミ、させたら右に出る者はいませんよ。
さて、ここから先は「R指定」です。
大人っぽい表現がありますので、そういうの苦手な方、年齢的に若い方はご遠慮くださいね。
拍手で続きを楽しみにしていただいた方、ありがとうございます。
今後の創作のためにも、感想などいただけると 大変 嬉しいです(>▽<)。
三夜連続連載の最終夜、遅くなりましてゴメンナサイ。
この二人について、当初の草稿を読んでいただいたら分かると思いますが……最初、標準語のつもりでした。
あとになって、関西弁になったのには、あまり理由はないです(←おい)。
あえて言うなら、うちの普段の言葉が関西なので、そういうのもいいかなー? というか、一作くらい「関西弁」のカップルを出したいと思ったからです。
そして、この二人なら使いこなしてくれそうだったので(笑)。
ボケとツッコミ、させたら右に出る者はいませんよ。
さて、ここから先は「R指定」です。
大人っぽい表現がありますので、そういうの苦手な方、年齢的に若い方はご遠慮くださいね。
拍手で続きを楽しみにしていただいた方、ありがとうございます。
今後の創作のためにも、感想などいただけると 大変 嬉しいです(>▽<)。
―― 夕焼けと机と教室と。~彼女の存在3~ ――
それから、別れ話を切り出すと亜矢子は「あーあ」と寂しそうにため息をついた。
「バレちゃったか……あの噂、誰が流したと思う?」
「………」
輝晃は自分の顔が険しくなるのを、自覚した。
「あなたのファンよ? みんな、あなたが彼女のことを好きなん、知っているんやもの」
「……先輩」
「そしてね、わたしはそれを利用したの」
いつか、自分のことを本当に好きになってもらえたらと思って。
でも、ダメやった……と悲しそうに彼女は笑った。
「ごめん、先輩。俺はやっぱり本物の仁道がええ――ほかはいいんや」
「そうやろうねえ……気づいてたわ」
下凪亜矢子は髪をかきあげ、泣きそうになる顔を輝晃から隠した。
*** ***
その日、チョコレートの用意を忘れた小槙は輝晃に寝室へと連れこまれると……早急に押し倒された。
「て、輝〔てる〕くん。そんなにチョコレート欲しかったん? でも、ファンから山のように届いてるんやろ」
「うん、そうやねえ?」
とか、適当に相槌を打ちつつ、彼女の服を剥〔む〕いていく。
弁護士バッチのついたスーツは、リビングのソファですでに脱がしているので、ブラウスの前を開いて、その下のキャミソールを上に押し上げた。
「高校の時かて、彼女とかおって……こんなイベントしつくしてると思うてた。せやから」
「……小槙。俺に彼女おったの、知ってたの?」
輝晃には、その言葉〔こと〕の方が意外だった。
彼女はこういう話題には、無頓着だと思っていたから。
顔をそむけると、小槙はすねたように呟く。
「有名やったもん。知ってるわ」
「ふーん」
何気ないふうを装いつつ、輝晃はツーッと小槙の素肌に指を滑らせて胸の丘を登らせた。
そして、白いブラの上からその実に触れる。
ビクリ、と強張る初心な身体は、まだこの行為に慣れていない。
「それって、ヤキモチ?」
「やっ! ちがうわっ……もう、いや! こんなん恥ずかしい」
ブラのホックを外されて、解放された胸元に小槙は真っ赤になって手で隠そうと試みる。
「隠さんでええ。つーか、隠すな。抑制きかんようなる」
「な。なに言うて……あっ」
胸の丘を滑らせた彼の指先が、丘の上の実を直にいじった。
指先だけの刺激、なのによけいに感じるのは気のせいだろうか。
「ん……」
耳元を口づけられて、目をうっすらと閉じる。
やんわりと揉まれる。
「 小槙 」
囁かれる言葉。
「俺……高校時代の 俺に 見せつけたいくらい幸せや」
( ……どういう意味やねん )
耳元で妖しく笑った輝晃に、小槙は思わずツッコんだ。
おわり。
それから、別れ話を切り出すと亜矢子は「あーあ」と寂しそうにため息をついた。
「バレちゃったか……あの噂、誰が流したと思う?」
「………」
輝晃は自分の顔が険しくなるのを、自覚した。
「あなたのファンよ? みんな、あなたが彼女のことを好きなん、知っているんやもの」
「……先輩」
「そしてね、わたしはそれを利用したの」
いつか、自分のことを本当に好きになってもらえたらと思って。
でも、ダメやった……と悲しそうに彼女は笑った。
「ごめん、先輩。俺はやっぱり本物の仁道がええ――ほかはいいんや」
「そうやろうねえ……気づいてたわ」
下凪亜矢子は髪をかきあげ、泣きそうになる顔を輝晃から隠した。
*** ***
その日、チョコレートの用意を忘れた小槙は輝晃に寝室へと連れこまれると……早急に押し倒された。
「て、輝〔てる〕くん。そんなにチョコレート欲しかったん? でも、ファンから山のように届いてるんやろ」
「うん、そうやねえ?」
とか、適当に相槌を打ちつつ、彼女の服を剥〔む〕いていく。
弁護士バッチのついたスーツは、リビングのソファですでに脱がしているので、ブラウスの前を開いて、その下のキャミソールを上に押し上げた。
「高校の時かて、彼女とかおって……こんなイベントしつくしてると思うてた。せやから」
「……小槙。俺に彼女おったの、知ってたの?」
輝晃には、その言葉〔こと〕の方が意外だった。
彼女はこういう話題には、無頓着だと思っていたから。
顔をそむけると、小槙はすねたように呟く。
「有名やったもん。知ってるわ」
「ふーん」
何気ないふうを装いつつ、輝晃はツーッと小槙の素肌に指を滑らせて胸の丘を登らせた。
そして、白いブラの上からその実に触れる。
ビクリ、と強張る初心な身体は、まだこの行為に慣れていない。
「それって、ヤキモチ?」
「やっ! ちがうわっ……もう、いや! こんなん恥ずかしい」
ブラのホックを外されて、解放された胸元に小槙は真っ赤になって手で隠そうと試みる。
「隠さんでええ。つーか、隠すな。抑制きかんようなる」
「な。なに言うて……あっ」
胸の丘を滑らせた彼の指先が、丘の上の実を直にいじった。
指先だけの刺激、なのによけいに感じるのは気のせいだろうか。
「ん……」
耳元を口づけられて、目をうっすらと閉じる。
やんわりと揉まれる。
「 小槙 」
囁かれる言葉。
「俺……高校時代の 俺に 見せつけたいくらい幸せや」
( ……どういう意味やねん )
耳元で妖しく笑った輝晃に、小槙は思わずツッコんだ。
おわり。
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はじめまして!
新参者でございます。
ですが、すっかり”虜”です。
最近は、こちらで番外編が登場している「夕焼けと机と教室と。」です。
かなり鈍くてオトボケキャラの彼女がすっごいツボです。
そして、「こんな彼女相手にその態度では伝わらないよ。君。」と教えてあげたいほどカッコイイくせにどこか抜けている彼も萌えです(笑)
なんともいえず素敵vv
今回の番外編も大好きです。
…引き摺ってたんだね。可愛いやつめ♪
と高みの見物気分(笑)←ゞ( ̄д ̄;)おいおい
続編希望!!と両手で挙手します!!!
これからも応援しております。
ですが、すっかり”虜”です。
最近は、こちらで番外編が登場している「夕焼けと机と教室と。」です。
かなり鈍くてオトボケキャラの彼女がすっごいツボです。
そして、「こんな彼女相手にその態度では伝わらないよ。君。」と教えてあげたいほどカッコイイくせにどこか抜けている彼も萌えです(笑)
なんともいえず素敵vv
今回の番外編も大好きです。
…引き摺ってたんだね。可愛いやつめ♪
と高みの見物気分(笑)←ゞ( ̄д ̄;)おいおい
続編希望!!と両手で挙手します!!!
これからも応援しております。
ご声援、ありがとうございます。
はじめまして、Naoさん。
お名前が同じで、無駄に親しみを覚えております。ああ! Kさんのトコロでよくお見かけしておりました。
なので、さらに親しみを覚えております。こちらこそ、新参者ですが、よろしくお願いします(>▽<)!
「夕焼けと~」、気に入っていただけて、嬉しいです♪
オトボケ、ツボですか……奇遇ですね、私もツボです(笑)。一緒にボケとツッコミの二人を高見の見物でニヤニヤしながら、覗いてやってください。
引きずってたんですよ、ええ。ある意味、この話のテーマはトラウマですから(←いつの間に?)!
続編希望ありがとうございますっ。その言葉があるだけで、私は続きを書けると思います★
お名前が同じで、無駄に親しみを覚えております。ああ! Kさんのトコロでよくお見かけしておりました。
なので、さらに親しみを覚えております。こちらこそ、新参者ですが、よろしくお願いします(>▽<)!
「夕焼けと~」、気に入っていただけて、嬉しいです♪
オトボケ、ツボですか……奇遇ですね、私もツボです(笑)。一緒にボケとツッコミの二人を高見の見物でニヤニヤしながら、覗いてやってください。
引きずってたんですよ、ええ。ある意味、この話のテーマはトラウマですから(←いつの間に?)!
続編希望ありがとうございますっ。その言葉があるだけで、私は続きを書けると思います★
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こんなん生息中。
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なお
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大阪府
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たぶん、そのうち無色。
趣味:
主に恋愛小説の執筆ととめどない落書き。あと、HP運営。
自己紹介:
恋愛小説やら絵やら書いて、裏と表のHPを運営中。ココでは日々のこと、本編の番外か先行掲載を目的にツラツラ生息していこうかと思っています。
新しい日々
2016
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09
/
11
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Sun
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22
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39
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09
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2016
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2015
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30
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26
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こめんと
無題
(
君を、きっと、好きになる。2.6-桜
)
from:
mimana
2013
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05
/
21
(
Tue
)
21
:
48
:
28
無題
(
恋敵がやってきた!2
)
from:
mimana
2012
/
02
/
22
(
Wed
)
00
:
16
:
32
無題
(
鳴海広之の場合。天使の領分3(終)
)
from:
mimana
2012
/
01
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20
(
Fri
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13
:
02
:
04
無題
(
鳴海広之の場合。天使の領分2
)
from:
mimana
2012
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01
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15
(
Sun
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22
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53
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05
無題
(
鳴海広之の場合。天使の領分1
)
from:
mimana
2012
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Thu
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