裏表一体、日々のこと。
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昨日から続けて、本日は第二夜です。
小槙さんのイメージですが……高校時代は、眼鏡愛用の長い黒髪のおさげ頭って感じです。髪の毛は細くって、量が少ない! うちの憧れの髪質です。
弁護士さんになった彼女は、眼鏡と併用してコンタクトも時々つけている気がします。でも、基本コンタクトが合わないので眼鏡かなあ?
髪型は、セミロングのストレート。
パッと見は、冷たい感じなんですが、動きがのんびりしているので周りの人に驚かれる……ことに、本人は気づいてません。
輝晃くんの外見は、あんまり想像したことないです。
軽い色の黒髪に、憂いを帯びた眼差し。愛想がよくて、でもプライベートと仕事はシッカリと分ける……シビアな男です。
優しいと見せかけて、他人にはかなり冷たいと思われます。
怒らせたら、きっと怖いので小槙さんを与えておきましょう。世の中、平和がイチバンです(笑)。
第二夜は、小槙さん……絶対やると思ったボケです。
こういうトコロが、きっと輝晃くんはたまらないんでしょうねえ。
小槙さんのイメージですが……高校時代は、眼鏡愛用の長い黒髪のおさげ頭って感じです。髪の毛は細くって、量が少ない! うちの憧れの髪質です。
弁護士さんになった彼女は、眼鏡と併用してコンタクトも時々つけている気がします。でも、基本コンタクトが合わないので眼鏡かなあ?
髪型は、セミロングのストレート。
パッと見は、冷たい感じなんですが、動きがのんびりしているので周りの人に驚かれる……ことに、本人は気づいてません。
輝晃くんの外見は、あんまり想像したことないです。
軽い色の黒髪に、憂いを帯びた眼差し。愛想がよくて、でもプライベートと仕事はシッカリと分ける……シビアな男です。
優しいと見せかけて、他人にはかなり冷たいと思われます。
怒らせたら、きっと怖いので小槙さんを与えておきましょう。世の中、平和がイチバンです(笑)。
第二夜は、小槙さん……絶対やると思ったボケです。
こういうトコロが、きっと輝晃くんはたまらないんでしょうねえ。
―― 夕焼けと机と教室と。~彼女の存在2~ ――
最初は冗談のつもりで、オーケーしたが……彼女の演技力は確かだった。
輝晃の中の小槙を、忠実に再現した。
遠慮がちな話し方。
少し首をかしげて笑う仕草、生真面目に素直すぎる反応。
そして、三ヶ月。
本物の小槙じゃないだけ、輝晃には気が楽だった。嘘をつくのも、気持ちを誤魔化すのも、欲望のままに抱くことさえ罪悪感を覚えない。
時々、本当に忘れそうになった。
「 あいたたた! ご、ごめんなさい 」
放課後。
廊下の角でぶつかった彼女は鼻の頭を押さえて、輝晃を仰いだ。
大きなファイルを手に持って、行く先は生徒会室だろうと予想できた。
「馳くん!」
目を見開いて、小槙は久方ぶりに顔を合わせた幼馴染に目を細める。
「久しぶり。仁道はいつも忙しそうやな……なに、この資料」
「あ! ホラ、もうすぐ部費の予算編成の時期でしょ? その過去資料なんよ」
「へぇ……」
と、資料をひとつ取り上げると、ふと彼女の前髪に目を止めた。
「仁道」
「え? ひゃっ!?」
真っ赤になってあとずさって、小槙は(しまった……)という顔をした。
「 花びら 」
と、くすくすと笑う輝晃に髪についていたそれをかざされて、「ごめんなさい」と謝った。
そして、「ありがとう」と花がほころぶように礼を言う。
「男慣れしてないんやなあ……仁道らしいけど」
「会長にもよく言われる。彼氏作ればいいのに、ってなあ。そしたら、少しは慣れるやろって無責任やと思えへん? 馳くん……馳くん?」
輝晃はハッとして、「ああ」と相槌をうった。
「仁道って、坂上会長と付き合ってるんやないんか?」
呆然と訊いた彼に、小槙が不思議そうに首をかしげた。
「わたしが、会長と? どこに付き合うん?」
最初は冗談のつもりで、オーケーしたが……彼女の演技力は確かだった。
輝晃の中の小槙を、忠実に再現した。
遠慮がちな話し方。
少し首をかしげて笑う仕草、生真面目に素直すぎる反応。
そして、三ヶ月。
本物の小槙じゃないだけ、輝晃には気が楽だった。嘘をつくのも、気持ちを誤魔化すのも、欲望のままに抱くことさえ罪悪感を覚えない。
時々、本当に忘れそうになった。
「 あいたたた! ご、ごめんなさい 」
放課後。
廊下の角でぶつかった彼女は鼻の頭を押さえて、輝晃を仰いだ。
大きなファイルを手に持って、行く先は生徒会室だろうと予想できた。
「馳くん!」
目を見開いて、小槙は久方ぶりに顔を合わせた幼馴染に目を細める。
「久しぶり。仁道はいつも忙しそうやな……なに、この資料」
「あ! ホラ、もうすぐ部費の予算編成の時期でしょ? その過去資料なんよ」
「へぇ……」
と、資料をひとつ取り上げると、ふと彼女の前髪に目を止めた。
「仁道」
「え? ひゃっ!?」
真っ赤になってあとずさって、小槙は(しまった……)という顔をした。
「 花びら 」
と、くすくすと笑う輝晃に髪についていたそれをかざされて、「ごめんなさい」と謝った。
そして、「ありがとう」と花がほころぶように礼を言う。
「男慣れしてないんやなあ……仁道らしいけど」
「会長にもよく言われる。彼氏作ればいいのに、ってなあ。そしたら、少しは慣れるやろって無責任やと思えへん? 馳くん……馳くん?」
輝晃はハッとして、「ああ」と相槌をうった。
「仁道って、坂上会長と付き合ってるんやないんか?」
呆然と訊いた彼に、小槙が不思議そうに首をかしげた。
「わたしが、会長と? どこに付き合うん?」
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たぶん、そのうち無色。
趣味:
主に恋愛小説の執筆ととめどない落書き。あと、HP運営。
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恋愛小説やら絵やら書いて、裏と表のHPを運営中。ココでは日々のこと、本編の番外か先行掲載を目的にツラツラ生息していこうかと思っています。
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