裏表一体、日々のこと。
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本日はイタダキモノを奉納しました。
三点……どれも素晴らしいイラストです。
しかもですよ、どちらさまも気になる連載を現在精力的に更新されていて私の心は気もそぞろです(←あらあら)。
更新を楽しみに日々、放浪しているのです。
……自分のトコロの連載は、どうした? って話ですが。
まあ、気になさらず。
ちなみに、「夕焼け」目次にて「異国の空の下で」をアップしました。加筆はないですが、よろしければそちらもよろしく(^^♪
さて、今日は思いつきで「夕焼け」書いてみました。
書きたい場面が出来たのがキッカケですが……そこまで、まだ書けてなかったり。
夏だし、こういうシチュエーションありだよね。
で、時間としては「猫★日和」のあと――だと思います。
サブタイトルは仮題ですが、いままでの経験でいうと本決定かもしれませんねえ。
「約束の夏」第一話、こんな感じで回想に入る予定。
三点……どれも素晴らしいイラストです。
しかもですよ、どちらさまも気になる連載を現在精力的に更新されていて私の心は気もそぞろです(←あらあら)。
更新を楽しみに日々、放浪しているのです。
……自分のトコロの連載は、どうした? って話ですが。
まあ、気になさらず。
ちなみに、「夕焼け」目次にて「異国の空の下で」をアップしました。加筆はないですが、よろしければそちらもよろしく(^^♪
さて、今日は思いつきで「夕焼け」書いてみました。
書きたい場面が出来たのがキッカケですが……そこまで、まだ書けてなかったり。
夏だし、こういうシチュエーションありだよね。
で、時間としては「猫★日和」のあと――だと思います。
サブタイトルは仮題ですが、いままでの経験でいうと本決定かもしれませんねえ。
「約束の夏」第一話、こんな感じで回想に入る予定。
―― 夕焼けと机と教室と。~約束の夏1~ ――
河川敷に向かう人の群れに、カランコロンと彼女の足元が鳴った。
「すごい人……なあ、大丈夫やろか?」
と、白地に夕顔柄の浴衣に黄色い帯を蝶々のように結んだ仁道小槙が心配そうに顔を上げた。
近所の規模の小さな花火大会だと思っていたが、案外人が集まっていて路肩に並ぶ露店も多い。もちろん、著名な花火大会とは比べようもないがかなりの人目があるのは馳輝晃……芸名、八縞ヒカルにとっては動きにくいことになりそうだった。
しかし。
「ええって。もうすぐ夕暮れやし……人が多い方がかえって見つからんやろ」
目深に帽子をかぶって、サングラスをかけた彼は小槙の頭を引き寄せる。
がしがし、と撫でる仕草をすると慌てて、彼女は逃げた。
「あかん。輝くん、コレすっごく時間かかったんやよ? 直すの大変なんやから!」
カラカラ、と下駄音を響かせて先を行く小槙は楽しそうだった。
結い上げられた黒髪は、真面目な彼女にしては珍しくイロイロな飾りがついて動くたびに揺れていた。
「かわいいやん」
と、輝晃は思わず口にして口元がゆるんだ。
そんな彼を小さな子どもたちが後ろから追い抜いて、駆けて行く。
女の子は浴衣、男の子は普通の短パンにTシャツというのが定番か。
「輝くん、どないしたん?」
覗きこむ小槙にそっとキスをして、団扇〔うちわ〕で隠した。
「中学の時のこと、思い出してた」
囁いて、彼女の項〔うなじ〕に触れると頬が朱に染まった。
――たぶん、夕陽のせいじゃないと思う。
>>>続きます。
とか言って、いつ続きを書くかは不明です。
さーて、明日は「ダフネリア」の続きかな? と思ってます。
河川敷に向かう人の群れに、カランコロンと彼女の足元が鳴った。
「すごい人……なあ、大丈夫やろか?」
と、白地に夕顔柄の浴衣に黄色い帯を蝶々のように結んだ仁道小槙が心配そうに顔を上げた。
近所の規模の小さな花火大会だと思っていたが、案外人が集まっていて路肩に並ぶ露店も多い。もちろん、著名な花火大会とは比べようもないがかなりの人目があるのは馳輝晃……芸名、八縞ヒカルにとっては動きにくいことになりそうだった。
しかし。
「ええって。もうすぐ夕暮れやし……人が多い方がかえって見つからんやろ」
目深に帽子をかぶって、サングラスをかけた彼は小槙の頭を引き寄せる。
がしがし、と撫でる仕草をすると慌てて、彼女は逃げた。
「あかん。輝くん、コレすっごく時間かかったんやよ? 直すの大変なんやから!」
カラカラ、と下駄音を響かせて先を行く小槙は楽しそうだった。
結い上げられた黒髪は、真面目な彼女にしては珍しくイロイロな飾りがついて動くたびに揺れていた。
「かわいいやん」
と、輝晃は思わず口にして口元がゆるんだ。
そんな彼を小さな子どもたちが後ろから追い抜いて、駆けて行く。
女の子は浴衣、男の子は普通の短パンにTシャツというのが定番か。
「輝くん、どないしたん?」
覗きこむ小槙にそっとキスをして、団扇〔うちわ〕で隠した。
「中学の時のこと、思い出してた」
囁いて、彼女の項〔うなじ〕に触れると頬が朱に染まった。
――たぶん、夕陽のせいじゃないと思う。
>>>続きます。
とか言って、いつ続きを書くかは不明です。
さーて、明日は「ダフネリア」の続きかな? と思ってます。
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主に恋愛小説の執筆ととめどない落書き。あと、HP運営。
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恋愛小説やら絵やら書いて、裏と表のHPを運営中。ココでは日々のこと、本編の番外か先行掲載を目的にツラツラ生息していこうかと思っています。
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