裏表一体、日々のこと。
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「背徳」番外のバレンタイン・ネタの最終場面です。
視点は……彼視点ということで(^^ゞ。
彼女に手厳しいながら、ベタ惚れな感じが個人的にはオススメな彼です。こういうの、ツンデレって言うんですか?
これのセット作品として、ホワイトデーを現在、執筆中ですが……いつ、仕上がるかは未定です。
明日、できるカモしれないし、バレンタインのネタのようにしばらく放置される可能性も(笑)。
一応の、イメージはあるんですけどねえ。
上手く筆がのればいいなあと、願いながら続きでも書くかな。
ホワイトデーは、どちらかと言うと健全な話になる予定です。最後はワカリマセンけど(←こらこら)。
拍手お礼の更新について、は……明日、くらいにするつもりです。
が。
どうも、ビミョーに風邪ぎみっぽいので体調が芳しくなかったら、もう少しずれ込むかも。
できるだけ、明日、更新できるようにいたしますが!
できなかったら、ごめんなさい。
以下、「背徳の姫君」番外、「バレンタイン・ラプソディ」3。
バレンタイン・ネタの最終場面は、彼のお部屋でチョメチョーメ!
やや大人向けな場面カモしれませんが、想像力が必要?
視点は……彼視点ということで(^^ゞ。
彼女に手厳しいながら、ベタ惚れな感じが個人的にはオススメな彼です。こういうの、ツンデレって言うんですか?
これのセット作品として、ホワイトデーを現在、執筆中ですが……いつ、仕上がるかは未定です。
明日、できるカモしれないし、バレンタインのネタのようにしばらく放置される可能性も(笑)。
一応の、イメージはあるんですけどねえ。
上手く筆がのればいいなあと、願いながら続きでも書くかな。
ホワイトデーは、どちらかと言うと健全な話になる予定です。最後はワカリマセンけど(←こらこら)。
拍手お礼の更新について、は……明日、くらいにするつもりです。
が。
どうも、ビミョーに風邪ぎみっぽいので体調が芳しくなかったら、もう少しずれ込むかも。
できるだけ、明日、更新できるようにいたしますが!
できなかったら、ごめんなさい。
以下、「背徳の姫君」番外、「バレンタイン・ラプソディ」3。
バレンタイン・ネタの最終場面は、彼のお部屋でチョメチョーメ!
やや大人向けな場面カモしれませんが、想像力が必要?
―― 背徳の姫君 ~番外-バレンタイン・ラプソディ3~ ――
手作りのチョコレートと、腕時計。
半分、予想はしていたけれど……(わざわざペアウォッチを選んでるのに、意味ないじゃん)と広之は腕に志穂からのそれを着けてかざして見る。もちろん、自ら主張することが苦手な志穂だから、あまり 期待 はしていなかったが。
(仕方ない、か)
彼があまり嬉しそうにしていないせいか、隣の家に住む彼女は不安そうに見上げていた。
「鳴海くん? あの……怒ってる?」
「いや。どうして? 志穂からのプレゼントなんだし、嬉しいよ」
ただ。
できれば、もう少し 積極的 になってほしいと思うだけ――受動的すぎて、手厳しいことを また 口にしてしまいそうだ。
「ほ、本当に?」
「黙って、志穂」
やや乱暴なキスで、広之は志穂と 自らの 口を塞いだ。
「ん……で、でも。やっ」
前触れもなく床に押し倒されて、志穂は戸惑ったように怯む。
半ば強引に組み敷いた彼女の着ていたセーターをたくし上げ、中のブラウスの前を崩した。
見慣れた彼女の素肌が覗いて――その、ふくらみを包む下着に目を疑った、大人しい彼女らしからぬ、総レース、花をかたどった色っぽい透けるタイプのブラだった。レースが淡いピンク色なのが、彼女らしいと言えば彼女らしいか。
「志穂、これ……どうした?」
呆気にとられた広之の様子をどうとらえたのか、慌てた彼女は上体を起こして腕を胸の前で組む。
「あ、あの。……鳴海くんが喜ぶよって祥子ちゃんが……言ったから」
みるみる広之の顔が険しくなるのを見てとって、志穂は泣きそうになった。
「俺が喜ぶ?」
面白くない。非常に面白くない、と広之は思った。
何が面白くないって、その術中に 見事に はまっていることだ。これが男の性〔さが〕とはいえ、目の前の志穂の下着姿はまだ上半身だけだと言うのに、いつもの数倍は美味しそうに見える。
認めたくない 複雑な 心境とは裏腹に、正直な体は俄然ヤル気で元気なのが さらに 面白くなかった。
「ご、ごめんなさい」
と、頬を染めふるえる声で謝るから、ハアと息をついた。
(きっと、志穂は気づきもしてないんだろうな……)
広之の意図にもまるで気づかない鈍感な 彼女 のことだ。澤嶺祥子が どうして そんなことを勧めたのかなんて、知る由もないに違いない。
そこが、腹立たしいのに……愛しくてたまらなくなる。
「 謝らなくて、いいよ。嬉しいから 」
抱きしめて、胸の前で交差する志穂の腕をそっと解く。
両脇へ押さえつけると、指を絡めた。
「ほ、ホントに?」
ギュッ、と何度も脅えたように確かめてくる弱々しいその指先に、力強く応えてやる。
「ああ。つまり、志穂自身も俺への バレンタイン・プレゼント って、コトなんだろ?」
額をくっつけて見下ろしてくる広之の笑顔がとても優しかったから、志穂はホッとして「うん」と涙目で頷いた。
>>>おわり。
総レースの下着って、高そうですが……きっと、時計がよほどリーズナブルで予算が余ったんだと思います。
志穂さんにしたら、決死の覚悟だったんだろうなあ(遠い目)。
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