裏表一体、日々のこと。
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「背徳の姫君」生徒会長、名越真希視点の最終場面です。
最後の最後まで、なんて善良な人なんだろう……と思いつつ、このあとの展開がチラチラと脳裏にちらついて仕方ないです(笑)。
会長が思うような、泥沼ならいいんですが相手が「あの」二人ですからそんな話にはなりそうもない。
むしろ、体よくあしらわれる姿が目に映ります(笑)。
目に映りますが、今はまだ書かない! と決めておりますので、続きはありません。その後のちょっとした場面は一応、書きましたが……それも、出すのはしばらくあとになると思います。
もしも、読んでくださっている方がいらっしゃったとしたら、今しばらくご辛抱ください。
いつか、書くと思います(思うだけで、未定事項ですが(^^ゞ)。
ちまちまっと、フォームメールを試行錯誤しています。
簡易の「ひとこと」フォームだけでは語りつくせない(←?)かと思って、詳細な「 フォームメールページ 」も作ってみました。
よろしければ、使い心地などお知らせください。m(__)m
以下、「背徳の姫君」名越真希-3。
最終場面は三学期の始業式です。「陽だまり」の二人もまだ、在学中ですが……そろそろ純也先輩は自由登校ですかね。
早々に美大を受かってそうだし(羨)。
かーなーりー、最初の頃から「背徳」のポイント的な場面としてコレがイメージにありました。
最後の最後まで、なんて善良な人なんだろう……と思いつつ、このあとの展開がチラチラと脳裏にちらついて仕方ないです(笑)。
会長が思うような、泥沼ならいいんですが相手が「あの」二人ですからそんな話にはなりそうもない。
むしろ、体よくあしらわれる姿が目に映ります(笑)。
目に映りますが、今はまだ書かない! と決めておりますので、続きはありません。その後のちょっとした場面は一応、書きましたが……それも、出すのはしばらくあとになると思います。
もしも、読んでくださっている方がいらっしゃったとしたら、今しばらくご辛抱ください。
いつか、書くと思います(思うだけで、未定事項ですが(^^ゞ)。
ちまちまっと、フォームメールを試行錯誤しています。
簡易の「ひとこと」フォームだけでは語りつくせない(←?)かと思って、詳細な「 フォームメールページ 」も作ってみました。
よろしければ、使い心地などお知らせください。m(__)m
以下、「背徳の姫君」名越真希-3。
最終場面は三学期の始業式です。「陽だまり」の二人もまだ、在学中ですが……そろそろ純也先輩は自由登校ですかね。
早々に美大を受かってそうだし(羨)。
かーなーりー、最初の頃から「背徳」のポイント的な場面としてコレがイメージにありました。
―― 背徳の姫君~名越真希-3~ ――
三学期の始業式が終わった直後だった。
カシャン、と何かが床に落ちる金属音が体育館に響いて、次に悲鳴が上がる。
「いたい、痛い! 放してよっ」
「黙れ」
低い、抑揚のない声だった。
「何よ! どうして、名越くんじゃなくて真鍋くんが怒るのよ!! やっぱり、汐宮さんがたらしこんでるんじゃない」
「たらしこむ? 俺を? 笑わせるな」
「じゃあ、どうして怒ってるのよ!」
「当然だろ、自分の モノ に 傷 をつけられたら誰でも怒る」
ザワリ、とどよめいた周囲にも、耀は怯まなかった。「何かほかに理由がいるか?」と手首を捻り上げた彼女を敢然と見下ろして、静かに恐怖を与えた。
騒ぎの最中。
ハサミが転がったすぐそばに清乃が立っていて、その足元に一房の綺麗な黒髪が落ちていた。
ふぞろいになった彼女の髪は……三人の関係を象徴しているようで、真希には見るのも辛かった。
*** ***
それから、ハサミで汐宮清乃の髪を切った女生徒は謹慎三日。真鍋耀も暴力を行使したことを注意する意味で、謹慎一日を言い渡された。
真希は見舞いに行こうと思ったが、耀の家の前まで行って諦めた。
ちょうど、清乃が彼の家に入るところだったからだ……鉢合わせするのは、きっと彼らにとっても真希にとっても得策ではない。
ただ、切りそろえられた清乃の肩につく程度に短くなった髪を見て、ホッとする。
( 短いのも似合ってる…… )
耀の謹慎が解けて、登校してきたら言うんだ。
二人に謝罪と、心からの祝福を――。
>>>おわり。
背徳の姫君、とりあえずの終了というコトで。
しかし、このあとの展開はどう考えても会長が思うような 普通の 展開にはならないと思う(キッパリ)。
三学期の始業式が終わった直後だった。
カシャン、と何かが床に落ちる金属音が体育館に響いて、次に悲鳴が上がる。
「いたい、痛い! 放してよっ」
「黙れ」
低い、抑揚のない声だった。
「何よ! どうして、名越くんじゃなくて真鍋くんが怒るのよ!! やっぱり、汐宮さんがたらしこんでるんじゃない」
「たらしこむ? 俺を? 笑わせるな」
「じゃあ、どうして怒ってるのよ!」
「当然だろ、自分の モノ に 傷 をつけられたら誰でも怒る」
ザワリ、とどよめいた周囲にも、耀は怯まなかった。「何かほかに理由がいるか?」と手首を捻り上げた彼女を敢然と見下ろして、静かに恐怖を与えた。
騒ぎの最中。
ハサミが転がったすぐそばに清乃が立っていて、その足元に一房の綺麗な黒髪が落ちていた。
ふぞろいになった彼女の髪は……三人の関係を象徴しているようで、真希には見るのも辛かった。
*** ***
それから、ハサミで汐宮清乃の髪を切った女生徒は謹慎三日。真鍋耀も暴力を行使したことを注意する意味で、謹慎一日を言い渡された。
真希は見舞いに行こうと思ったが、耀の家の前まで行って諦めた。
ちょうど、清乃が彼の家に入るところだったからだ……鉢合わせするのは、きっと彼らにとっても真希にとっても得策ではない。
ただ、切りそろえられた清乃の肩につく程度に短くなった髪を見て、ホッとする。
( 短いのも似合ってる…… )
耀の謹慎が解けて、登校してきたら言うんだ。
二人に謝罪と、心からの祝福を――。
>>>おわり。
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しかし、このあとの展開はどう考えても会長が思うような 普通の 展開にはならないと思う(キッパリ)。
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主に恋愛小説の執筆ととめどない落書き。あと、HP運営。
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恋愛小説やら絵やら書いて、裏と表のHPを運営中。ココでは日々のこと、本編の番外か先行掲載を目的にツラツラ生息していこうかと思っています。
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