裏表一体、日々のこと。
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「手のひらに、Oパーツ」の続き。
「春の目覚め」6-1、「彼の名は怪盗」1の第一回。
サブタイトルは、いまだにちょっと仮題っぽいのですが……まあ、きっと面倒になってこのまま、ってコトになりそうなので、深くは考えないことにします。
ほぼ二年ほど可動してなかった話なので、書いてる本人が「?」なトコロもあります。大体、一人称っていうのが、私にとってはあまり馴染みがないだけに、テンポを掴むまでに時間がかかります。
じゃあ、なんで一人称なのか? というと……チャレンジの一環だったと記憶しています。
これを書くにあたっての、ひとつの試練というか。
なんでも挑戦する心意気を持ちたい気分だったんだな、きっと。ちなみに、怪盗とか出したのも個人的な挑戦のひとつです。
サラリと読める、ちょっぴり際どい恋愛・ドタバタ怪盗モノという、なんだかまとまりそうにないコンセプトだったなあ。
今でも、全然まとまってないけど(^^ゞ。
書くのは、一人称のせいか、恐ろしいほどキャラ任せです。つーか、コッチの都合なんかまったく考えナシで動くので、そうならざるをえないとも言う。
冒頭は、二年前に書いていたモノです。
忘れないうちに……とか思って、メモ程度に書いた代物なのですが、賢明な判断だったな(笑)。
以下、「手のひらに、Oパーツ」。
「春の目覚め」6、「彼の名は怪盗」1-1。
内容とは関係ありませんが、昨日練習用に「お絵かきチャット」をお借りしました。
練習用なので、勿論個人的な使用目的ですが……ブログ内の「接続中」でリンクしてます。
時々、一人で練習していると思いますのでお暇な時は声かけてやってください。夜9時~深夜1時あたりが出没率高し! です。
「春の目覚め」6-1、「彼の名は怪盗」1の第一回。
サブタイトルは、いまだにちょっと仮題っぽいのですが……まあ、きっと面倒になってこのまま、ってコトになりそうなので、深くは考えないことにします。
ほぼ二年ほど可動してなかった話なので、書いてる本人が「?」なトコロもあります。大体、一人称っていうのが、私にとってはあまり馴染みがないだけに、テンポを掴むまでに時間がかかります。
じゃあ、なんで一人称なのか? というと……チャレンジの一環だったと記憶しています。
これを書くにあたっての、ひとつの試練というか。
なんでも挑戦する心意気を持ちたい気分だったんだな、きっと。ちなみに、怪盗とか出したのも個人的な挑戦のひとつです。
サラリと読める、ちょっぴり際どい恋愛・ドタバタ怪盗モノという、なんだかまとまりそうにないコンセプトだったなあ。
今でも、全然まとまってないけど(^^ゞ。
書くのは、一人称のせいか、恐ろしいほどキャラ任せです。つーか、コッチの都合なんかまったく考えナシで動くので、そうならざるをえないとも言う。
冒頭は、二年前に書いていたモノです。
忘れないうちに……とか思って、メモ程度に書いた代物なのですが、賢明な判断だったな(笑)。
以下、「手のひらに、Oパーツ」。
「春の目覚め」6、「彼の名は怪盗」1-1。
内容とは関係ありませんが、昨日練習用に「お絵かきチャット」をお借りしました。
練習用なので、勿論個人的な使用目的ですが……ブログ内の「接続中」でリンクしてます。
時々、一人で練習していると思いますのでお暇な時は声かけてやってください。夜9時~深夜1時あたりが出没率高し! です。
―― 手のひらに、Oパーツ。春の目覚め6-「彼の名は怪盗」1-1 ――
学校から家に帰ったわたしは、母の顔も見ずに部屋へ駆け上がると ボスン とベッドにうつ伏せに倒れこんだ。
どれくらい、そうしていたんだろう。
気がついたら、部屋の中には夕陽が差しこんできていて……薄暗くなりはじめてる。
「奈菜ー、帰ってるの? ごはんよー」
「 ……… 」
「奈菜ー?」
お母さん、アナタの娘は現在傷心中なんですよ。ごはんて……ごはんて……それどころじゃな――。
グゥ。
ああ、なんてこと。
わたしは、深くふかくため息をついた。
……やっぱりアナタの娘ですね、お母さん。
「 お腹すいた…… 」
むくり、と起きてわたしは急かす階下の母に「いま、いくー」と返事を返してベッドから下りた。
*** ***
一方、その頃の飛木家。
ガタガタと外の風に窓ガラスが激しく音を立てる。
窓の外の雲行きはあやしい。が、一番あやしいのはリビングのソファのあたりだった。
(――間違えた)
訂正。
暗雲が漂っているのは、俺付近だけで姉貴も西野センパイもいたって 普通 だ。
(ごめんじゃないだろ。ごめんじゃ……)
と、夕方の出来事に反省しきりの俺。構わず今夜の段取りを最終確認する姉貴、邪魔する西野……悔しいくらいにいつもの光景だ。
しかし。
流石に無視はできないとばかりに、最後にチクリときやがった。
「 鬱陶しい 」
って、オイ。
……それが「可愛い」弟への言い草かっつーの? お姉さま。
>>>続きます。
学校から家に帰ったわたしは、母の顔も見ずに部屋へ駆け上がると ボスン とベッドにうつ伏せに倒れこんだ。
どれくらい、そうしていたんだろう。
気がついたら、部屋の中には夕陽が差しこんできていて……薄暗くなりはじめてる。
「奈菜ー、帰ってるの? ごはんよー」
「 ……… 」
「奈菜ー?」
お母さん、アナタの娘は現在傷心中なんですよ。ごはんて……ごはんて……それどころじゃな――。
グゥ。
ああ、なんてこと。
わたしは、深くふかくため息をついた。
……やっぱりアナタの娘ですね、お母さん。
「 お腹すいた…… 」
むくり、と起きてわたしは急かす階下の母に「いま、いくー」と返事を返してベッドから下りた。
*** ***
一方、その頃の飛木家。
ガタガタと外の風に窓ガラスが激しく音を立てる。
窓の外の雲行きはあやしい。が、一番あやしいのはリビングのソファのあたりだった。
(――間違えた)
訂正。
暗雲が漂っているのは、俺付近だけで姉貴も西野センパイもいたって 普通 だ。
(ごめんじゃないだろ。ごめんじゃ……)
と、夕方の出来事に反省しきりの俺。構わず今夜の段取りを最終確認する姉貴、邪魔する西野……悔しいくらいにいつもの光景だ。
しかし。
流石に無視はできないとばかりに、最後にチクリときやがった。
「 鬱陶しい 」
って、オイ。
……それが「可愛い」弟への言い草かっつーの? お姉さま。
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主に恋愛小説の執筆ととめどない落書き。あと、HP運営。
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