帝都浦川高校 生徒会室の午後2

　「陽だまり」＆「背徳」シリーズ、男性陣により座談会の第二回。
　昨日の座談会で早くも、修正が入っていたりしますが……ブログ内ではそのままにしています。
　正式なページとしてアップする際にキチンとしたものに仕上げればいいか、という考えのもとにブログでの内容は草稿ということでご理解のほどを。
　大きくは変化しないと思うのですが……細かなところで加筆をしたり、していきます。

　「企画ページ」の次の更新は、日曜～火曜のあたりで行う予定です。
　「まだ見ぬ君への悲観論」なんて、ものごっつー分かりやすいタイトルなので、バレバレのような気がします。
　危うく、輝晃くんが陰気な人に（笑）。

　以下、「陽だまりLover」＆「背徳の姫君」シリーズの男性陣による座談会、「帝都浦川高校　生徒会室の午後」2。
　彼女について……基本の基本から。
　約一名は、どうしたものか？

――　帝都浦川高校　生徒会室の午後。～座談会2～　――

微妙な空気が流れるものの、とりあえず全員静観。

金原「貴方の彼女のお名前と学年を教えてください」
三崎「春日唯子〔かすが　ゆいこ〕、学年は一年です」←仕方ないな、という表情。
名越「汐宮清乃〔しおみや　きよの〕さん、二年です」←頭を掻きつつ、やや照れの入った笑顔。
鳴海「山辺志穂〔なまべ　しほ〕、二年」←不承不承、諦めの入った声。
金原「何気に、他人事みたいな顔をしている書記殿も教えてください」
真鍋「……今はいません」←かなりの迷惑顔。
金原「あー、なるほど。確か、少し前に鳴海委員長の彼女と付き合っていたとか？」
三崎「柚木……それは（地雷だろ？）」
金原「（俺が死んだら、骨は宇宙葬で頼む……という決死の目）」
真鍋「ああ、あの子か」
鳴海「（ため息）次、いきましょう」

金原「次の質問、彼女と付き合ってどれくらい？　また、付き合う前までの関係は？」
三崎「付き合い始めたのは、去年の春だけど……本当は夏の終わり頃からが正式だから実質は五ヶ月目だね。正式に付き合う前までの関係は恋人同士を演じてたってところかな……唯子は僕の絵のモデルもしてます」
名越「付き合い始めたのは、去年の九月なので四ヶ月目です。付き合う前までの関係は、俺の一方通行な片想いでしたね」
鳴海「三ヶ月目。家が隣同士の幼馴染です」
金原「じゃあ、彼女のいない真鍋書記殿には別の質問を」
真鍋「………」←いらないと思ってる。
金原「最後に彼女がいたのはいつ？　現在、好きな子はいますか？」
真鍋「四ヶ月前、いません」
金原「ははははは、単純明快だな」
真鍋「何か問題でも？」

　　>>>続きます。