裏表一体、日々のこと。
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「小さき姫と年の差侯爵」の結婚、第五回です。
五回? と、書いてる本人も忘れるくらいのんびり、まったりな進み具合ですが、どうぞもうしばらくお付き合いください。
あと、たぶん三回くらいで終わるはず!
まったりのんびりの理由は言わずもがな、ですが、『世界樹の迷宮Ⅳ』をやっているからです。現在、ギルドメンバーの平均レベルは20です。ベテランランクとなるところまでやってきましたが、まだ第二大地をウロウロしてます。二個目の迷宮には入れはしても、探索はムリで……敵に遭遇したら二、三人瀕死状態になるの(笑←笑っちゃダメ!)。
なんだろー、眠り異常を付着させる花の攻撃が地味に痛いです。あと、爆発するのもナシの方向でお願いしたいなあ(遠い目)。とりあえず、策としては気球での道すがらに拾う食料で睡眠付着予防をしてから入るしかないと思っていますが……なかなか、拾わないんだよなー。
なんか、戦闘とは関係ない気球探索中に竜に遭遇してズタボロになったりしてね。うふふ、やだわ。Mじゃないのに、笑っちゃった!
まあ、そんな感じに順調に全滅とかしてます。
全力逃走も頻繁に使用してます。特に第二大地になってから、普通に出会う敵が強くなった気がします。
花ほどではないですが、暴れるウシも大変でした。
ヤツは暴れる前に仕留める、というのが鉄則かもしれません。
今回のⅣは、何気に音楽がいいです。これまでのシリーズの中で、最高峰かもしれません。個人的に。
特に、ボス戦の音楽は良かったです。
以下、「小さき姫と年の差侯爵の、結婚」4。
家族の団らん、似たもの同士の一家です。
五回? と、書いてる本人も忘れるくらいのんびり、まったりな進み具合ですが、どうぞもうしばらくお付き合いください。
あと、たぶん三回くらいで終わるはず!
まったりのんびりの理由は言わずもがな、ですが、『世界樹の迷宮Ⅳ』をやっているからです。現在、ギルドメンバーの平均レベルは20です。ベテランランクとなるところまでやってきましたが、まだ第二大地をウロウロしてます。二個目の迷宮には入れはしても、探索はムリで……敵に遭遇したら二、三人瀕死状態になるの(笑←笑っちゃダメ!)。
なんだろー、眠り異常を付着させる花の攻撃が地味に痛いです。あと、爆発するのもナシの方向でお願いしたいなあ(遠い目)。とりあえず、策としては気球での道すがらに拾う食料で睡眠付着予防をしてから入るしかないと思っていますが……なかなか、拾わないんだよなー。
なんか、戦闘とは関係ない気球探索中に竜に遭遇してズタボロになったりしてね。うふふ、やだわ。Mじゃないのに、笑っちゃった!
まあ、そんな感じに順調に全滅とかしてます。
全力逃走も頻繁に使用してます。特に第二大地になってから、普通に出会う敵が強くなった気がします。
花ほどではないですが、暴れるウシも大変でした。
ヤツは暴れる前に仕留める、というのが鉄則かもしれません。
今回のⅣは、何気に音楽がいいです。これまでのシリーズの中で、最高峰かもしれません。個人的に。
特に、ボス戦の音楽は良かったです。
以下、「小さき姫と年の差侯爵の、結婚」4。
家族の団らん、似たもの同士の一家です。
―― 小さき姫と年の差侯爵の、結婚。4 ――
真っ白の花嫁衣装に身を包んだ小さな少女は、両親の前に立ち頭を下げた。
「父さま、母さま。お世話になりました」
「チサッ!」
ガシッ!
「よくやりましたっ」
ボロボロと泣きながら、白いハンカチを握りしめて母が目を爛々と喜びに輝かせた。
「いつ突き返されるかと気が気ではなかったけれど、ここまでくれば一安心です。ああ、よかった……本当に。おまえが嫁げば母さまたちの老後も安泰です」
「しかも侯爵家となれば、玉の輿だしねぇ。姉上にしてはやるじゃん」
ニカリ、と笑った青年はまだ幼さの残る輪郭を喜ばしげに緩めて、「どうやったの?」と首をかしげてみせた。
傍から見れば手酷い扱いのような気もする光景だったが、当の花嫁本人は一緒になってうんっうんっと力強く頷き合って、「それが、どうなってるのかわたしにもサッパリ」と首を傾げているから微笑ましいんだか、滑稽なんだかわからない。
「キリエ侯爵が幼児趣味っていう噂は本当だった、ってコトじゃないの?」
と、弟が明け透けに訊けば、
「うーん。まあ、それもあるのかしらね?」
血のことを言うべきじゃないと思案しつつ、チサは曖昧に頷いた。
本心、そう思わなくもないからだ。
こんな幼児体型に欲情するだなんて、きっと彼はそうに違いない。と疑わない花嫁である。
ここにキースがいれば、あるいは侍従であるドロシア兄妹がいれば、間髪入れずに「違う(違います)っ!」と力一杯否定するところであるが、幸か不幸かここには男爵家の面々しかおらず、この誤解は結構長い間訂正される機会がなかった。
「趣味は人それぞれだしね、うん。良かったじゃん」
「そうなの。需要と供給ね」
「姉上らしいけど、色気ないよ。ソレ」
ニコニコと頷く姉へ呆れたように言う弟は、心中で(侯爵家と縁戚になれば、うちの家もそれなりに箔がつくよね)などと打算的なことを考えていた。
内情はどうあれ、ジャカルティエ男爵家がのほほん一家であることは変わりがなく、「良かった、良かった」と長女の結婚を心から喜んだ。
>>>続きます。
真っ白の花嫁衣装に身を包んだ小さな少女は、両親の前に立ち頭を下げた。
「父さま、母さま。お世話になりました」
「チサッ!」
ガシッ!
「よくやりましたっ」
ボロボロと泣きながら、白いハンカチを握りしめて母が目を爛々と喜びに輝かせた。
「いつ突き返されるかと気が気ではなかったけれど、ここまでくれば一安心です。ああ、よかった……本当に。おまえが嫁げば母さまたちの老後も安泰です」
「しかも侯爵家となれば、玉の輿だしねぇ。姉上にしてはやるじゃん」
ニカリ、と笑った青年はまだ幼さの残る輪郭を喜ばしげに緩めて、「どうやったの?」と首をかしげてみせた。
傍から見れば手酷い扱いのような気もする光景だったが、当の花嫁本人は一緒になってうんっうんっと力強く頷き合って、「それが、どうなってるのかわたしにもサッパリ」と首を傾げているから微笑ましいんだか、滑稽なんだかわからない。
「キリエ侯爵が幼児趣味っていう噂は本当だった、ってコトじゃないの?」
と、弟が明け透けに訊けば、
「うーん。まあ、それもあるのかしらね?」
血のことを言うべきじゃないと思案しつつ、チサは曖昧に頷いた。
本心、そう思わなくもないからだ。
こんな幼児体型に欲情するだなんて、きっと彼はそうに違いない。と疑わない花嫁である。
ここにキースがいれば、あるいは侍従であるドロシア兄妹がいれば、間髪入れずに「違う(違います)っ!」と力一杯否定するところであるが、幸か不幸かここには男爵家の面々しかおらず、この誤解は結構長い間訂正される機会がなかった。
「趣味は人それぞれだしね、うん。良かったじゃん」
「そうなの。需要と供給ね」
「姉上らしいけど、色気ないよ。ソレ」
ニコニコと頷く姉へ呆れたように言う弟は、心中で(侯爵家と縁戚になれば、うちの家もそれなりに箔がつくよね)などと打算的なことを考えていた。
内情はどうあれ、ジャカルティエ男爵家がのほほん一家であることは変わりがなく、「良かった、良かった」と長女の結婚を心から喜んだ。
>>>続きます。
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主に恋愛小説の執筆ととめどない落書き。あと、HP運営。
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