小さき姫と年の差侯爵の、結婚。3

　「小さき姫と年の差侯爵」の結婚、第四回です。
　結婚式の当日、その朝の続きです。
　少々際どい感じになっていますが、気にしない方向で(笑)！
　このあとは、比較的ほんわかのんびりとした展開です。アラシは何処かにくるのでしょうか、むむっ。

　それはさておき、「小さき姫～」を書きつつ、ゲーム三昧です。
　気がつけば、あと二日で発売日なんですよっ！
　うちのメンバーは、ほぼレベル１０まで上がりました。数名休息とかしてるんでレベル９の子もいます。
　F.O.E.はヒヒとクマは倒しました。カンガルーは倒せる気がしません……が、どうやら倒せなくはないらしい。どうやるのかは謎ですが、たぶん攻撃を封じる手を使って総力戦でなんとかねじ伏せるのでしょう。
　ナイトシーカーのハイドクローク？　は必至かもしれないと思いはじめています。特に、強敵相手の時は一撃死を免れる方法として重要……フォートレスの挑発とともに、旅のお供にどうぞ。←アドバイスらしきもの？
　パーティ編成は、攻撃役ソードマンorナイトシーカー。盾役フォートレス、回復役メディックorダンサー、補助兼攻撃役ダンサーorスナイパー、属性攻撃役ルーンマスターの立ち位置です。
　火力が欲しい時は、ナイトシーカー二人のフォートレス、メディック、ルーンマスターの構成が強いかな？　今のところ。
　安定感を求めるなら、ナイトシーカーをソードマンにしてフォートレスをダンサーにするといいかもしれない。ルーンマスターはスナイパーと変えてもいいと思います。
　ヒヒとクマの討伐には、ルーンマスターとメディックとスナイパーは必須です。確実に仕留めたいなら前衛はフォートレスとソードマンにすれば堅いでしょう。ナイトシーカーは一撃死するから……万が一が怖い（遠い目）。
　これ、ゲーム三昧で書くべきですね。失礼しました。m(_ _)m

　以下、「小さき姫と年の差侯爵の、結婚」3。
　結婚式当日の朝、その続きはベタベタしてます。
　やや際どいですので、ご注意ください。

――　小さき姫と年の差侯爵の、結婚。3　――

（やだってなに、やだってなに、やだってなにーーっ）

　やっぱり、このまま結婚中止宣告されちゃうんだっ。な、泣きたい。泣いて縋ったら同情してもらえやしないだろうか？　父性本能とか目覚めちゃったりとか、しちゃったり………あれ？
　体がズシッと重くなった。
　というか、どうやら暴れていた足を彼の足に加わった力で拘束されたようだ。
「抵抗しすぎ、我慢してるんだからあんまり嫌がらないでよ」
「だ、だって。イヤっ！　結婚するもん」
「して、いいの？」
「ど、どういう意――ぎ！」
　首筋に歯が当たるのと同時に、足の間のとある場所にものすごく存在感に溢れるモノが触れた。
（え、え……ええ？　コレって？！　まさか……）
　昨日の夜、結局しなかったのに。初夜にって――言って。
「き、キースさまぁ」
「処女の味、味わい納め……かな？」
　ちくり、と痛みが走って舐める舌の感触とともに囁く唇は、やけに楽しそうに動いた。
「あっ！　ぅ、嘘、うそ……」
「しちゃうよ、チサ」
　開いた足を持ち上げられた格好に、思わずチサは狼狽えた。

「　侯爵　」

　響いた、よく知る落ち着いた声に時が止まる。
「リザ」
「我を忘れたのは解ります。が――」
　ひゃあっ？！　理解しちゃうのっココ。て言うか、我を忘れたって誰のこと？　わ、わたし？？
「それは、今夜まで我慢していただけますか？　時間が もう ありません」
　時間の問題なのかどうかはさておき、そんなこんなで未遂でした。
　恥ずかしい。ものすごく恥ずかしい場面を見られたにもかかわらず、男装の似合う彼女はいつもと変わらず手招きしてくれたので、ベッドから降りて小走りに駆け寄る。
　裸の体にふわりとしたガウンをかけてくれた。
「侯爵、拗ねないでくださいね」
「拗ねてなど、ない！」
　リザの少々労りのこもった掛け声に、キースの大人げない声が怒鳴って答えた。
「チサ様、申し訳ありませんが今日の夜は付き合って差し上げてくださいね」
　にっこり笑う侍従にチサは頷いて、頷いてから真っ赤になった。

　　>>>続きます。