裏表一体、日々のこと。
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「夕焼け」結婚式ネタ、サムシングフォーの第四回。
彼女視点は、次くらいで終わる予定です。微妙な長さが残っているので……どうしたものか、と思ったのですが。
キリが悪かったのよねえ(遠い目)。
そのあとからは、彼視点の話になりますが……そっちは、短く終わる(というか、R部分を端折るので前半のみの掲載になるかと(^^ゞ)。
R18にするぞーと意気込んで書いてましたらば、すっごく暴走しそうになったので途中で二度三度全面的に改稿してたり。
とりあえず、彼視点もほぼ終わって……あとは、ちょっと書き逃したエピソードをどうしようかと考え中です。
いや、忘れてしまってもいいんですけどね?
最近、もっぱらクラシックCDに散財をしているのですが。
何枚か買ったんですが、朝の目覚めは最近買ったCDではなく……ちょっと前に、つい手を出してしまった『のだめカンタービレ』のセレクションCDブック(←1枚目)についていたものを聴いています。
まず、選曲がとてもバラエティに富んでいていいです。
同じ曲よりも、こういうオムニバス的なCDが一番、聴きやすいですねえ。
特に朝の「オーボエ協奏曲ハ長調」はいい感じ(笑)。
以下、「夕焼け」結婚式ネタ、「Something for...」4。
拍手でお言葉をありがとうございます。ははっ、まだ、もうちょっと遅れそうですが……寛大にお待ちください。
「ピアノ」にも拍手でコメントをいただいたので、近々お返事したいと思います(^^。
彼女視点は、次くらいで終わる予定です。微妙な長さが残っているので……どうしたものか、と思ったのですが。
キリが悪かったのよねえ(遠い目)。
そのあとからは、彼視点の話になりますが……そっちは、短く終わる(というか、R部分を端折るので前半のみの掲載になるかと(^^ゞ)。
R18にするぞーと意気込んで書いてましたらば、すっごく暴走しそうになったので途中で二度三度全面的に改稿してたり。
とりあえず、彼視点もほぼ終わって……あとは、ちょっと書き逃したエピソードをどうしようかと考え中です。
いや、忘れてしまってもいいんですけどね?
最近、もっぱらクラシックCDに散財をしているのですが。
何枚か買ったんですが、朝の目覚めは最近買ったCDではなく……ちょっと前に、つい手を出してしまった『のだめカンタービレ』のセレクションCDブック(←1枚目)についていたものを聴いています。
まず、選曲がとてもバラエティに富んでいていいです。
同じ曲よりも、こういうオムニバス的なCDが一番、聴きやすいですねえ。
特に朝の「オーボエ協奏曲ハ長調」はいい感じ(笑)。
以下、「夕焼け」結婚式ネタ、「Something for...」4。
拍手でお言葉をありがとうございます。ははっ、まだ、もうちょっと遅れそうですが……寛大にお待ちください。
「ピアノ」にも拍手でコメントをいただいたので、近々お返事したいと思います(^^。
―― 夕焼けと机と教室と。~Something for...4~ ――
「……輝くん、まだ来てへんの?」
鏡面の前で椅子に座る小槙が訊くと、母親が困ったようにセットをした娘の頭を手直しして頷いた。
「そうなんよ、きっと、もうすぐ連絡が入るわよ」
と、比較的楽観的に答える。
「うん……」
小槙も頷いて、大丈夫と小さく言い聞かせた。
(輝くんは、そういう人やない……)
ぎゅっ、と膝の上で握った手袋をつけていない手を握る。
鏡に映る自分を見ると、普段よりもずっと可愛い顔をしていた。あまり色の鮮やかな口紅をつけたことがなかった唇に、鮮やかな赤の紅がのっている。下地からしっかりとつくり、ファンデーションで整えた肌はきめ細かく、うっすらと頬紅に彩られて華やかだ。
結い上げられた黒髪には、白いレースと花、ところどころに淡いピンクとブルーの小さな花をあしらった髪飾りが固定されている。
彼がいつも目にしている女優やアイドルに比べれば、相手にもならない。その程度。
それでも、小槙にとっては驚くような変貌だった。
式場自体は彼が選んだものだが、ドレスは彼女の意思が尊重されている。
昨今、ウェディングドレスにもいろいろなスタイルが流行っているが、小槙が選んだのは腰のあたりからドレープをあしらったオーソドックスな形で、華美な装飾のないシンプルなデザインのものだ。
(こんなん……見たら、どう言うかな?)
口の上手い彼のことだから、「キレイや」って簡単に褒めてくれるにちがいないけれど。
そう考えると、(見て欲しかったな)と心から願う。
(仕事やったら、仕方ないけど……)
もともと、厳しいスケジュールの中から八縞ヒカルのマネージャーである野田が、無理をして調整したのだろうと思っていたのでこういうことも、あるだろうと考えていた。
式の始まる三十分前になって、そろそろ式の中止も考えねばならなくなった頃……小槙の携帯に電話が入った。
『悪い、小槙……もうすぐ、着く』
「輝くん」
呆然と、小槙は呟いた。電話の向こうで、輝晃も彼女の様子を訝ったのか『どないした? なんかあった?』と訊いてくる。
首を振って、答える。
「ちゃう。声聞くの、久しぶりやなあと思うて……遅れてもええよ。来てくれるんやったら、それだけで ええ ねん」
『ああ、それか。ごめん……でも、心外やなあ』
と、輝晃は不本意だと声だけで彼女に言った。
『俺ってそんなに 信用 ないんや、小槙との結婚式に出ぇへんやなんて ありえ へん』
「……うん。ありがとう」
泣きそうになって、慌てて小槙は涙腺に力をこめた。
せっかくキレイにしてもらった化粧がとれてしまっては もったいない 。
まだ、彼にも見せていないのに……と、必死にこらえた。
>>>続きます。
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