裏表一体、日々のこと。
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「背徳」番外、カーテン・シリーズのその後、第一回です。
前の、委員長視点から少し間があいたので……ちょっと、話の方をお忘れかもしれませんが!
気にしない!!
人生、何事もノリとツッコミで乗り切れると信じたい(←信じるな!!)。
いきおい、そんな感じで。
でも、この話は結構前に書き終えていたワケですが(^^ゞ。
「夕焼け」結婚式ネタとともに、連載します。一日一回……どっちの話になるかは、わたくしめの気分次第で(笑)。
いや、たぶん、交互になると思いますっ。
「50万企画」の話ですが、現在の予定では日曜に更新の予定です。
いま、現在、この「50万企画」とは関係のないインスピレーションでひとつ、「ピアノ」のネタが浮かんだので……できたら、お題のセリフを使って「お題」にアップできるように書きたいなあと思っています。
セリフをうまく使えるか、がポイントになってくるんで、どーしても使えない場合は「隠れ家」行きかなあ?
しかし、「隠れ家」ばかり更新してもアカンので、鋭意努力いたします……時間枠は、子どもが生まれたあとの二人のエピソード。
イメージ曲も、決まっている。というか、その曲で思いついたネタです。
以下、「背徳の姫君」番外、「二人の場合-その後」1。
志穂の友人の祥子さん。
私の中の彼女の容姿は……パッと見は近寄り難いキレイ系のアネゴ肌だと思います。志穂さんには、おそらく母性本能をくすぐられている模様。
雨の日に、濡れ鼠になった子ネコを庇護する感覚に似ている、に違いないです。
前の、委員長視点から少し間があいたので……ちょっと、話の方をお忘れかもしれませんが!
気にしない!!
人生、何事もノリとツッコミで乗り切れると信じたい(←信じるな!!)。
いきおい、そんな感じで。
でも、この話は結構前に書き終えていたワケですが(^^ゞ。
「夕焼け」結婚式ネタとともに、連載します。一日一回……どっちの話になるかは、わたくしめの気分次第で(笑)。
いや、たぶん、交互になると思いますっ。
「50万企画」の話ですが、現在の予定では日曜に更新の予定です。
いま、現在、この「50万企画」とは関係のないインスピレーションでひとつ、「ピアノ」のネタが浮かんだので……できたら、お題のセリフを使って「お題」にアップできるように書きたいなあと思っています。
セリフをうまく使えるか、がポイントになってくるんで、どーしても使えない場合は「隠れ家」行きかなあ?
しかし、「隠れ家」ばかり更新してもアカンので、鋭意努力いたします……時間枠は、子どもが生まれたあとの二人のエピソード。
イメージ曲も、決まっている。というか、その曲で思いついたネタです。
以下、「背徳の姫君」番外、「二人の場合-その後」1。
志穂の友人の祥子さん。
私の中の彼女の容姿は……パッと見は近寄り難いキレイ系のアネゴ肌だと思います。志穂さんには、おそらく母性本能をくすぐられている模様。
雨の日に、濡れ鼠になった子ネコを庇護する感覚に似ている、に違いないです。
―― 背徳の姫君。~二人の場合-その後1~ ――
いつものように教室に入って、山辺志穂〔やまべ しほ〕は立ち止まった。教室の朝のざわめきがいつもと同じようでいて、どこか違うように思えたのだ。
けれども、佇んでいても明確な答えが出るワケもなく、(なんだろう?)と考えながら席に向かう。
と。
志穂が席にたどり着く前に、澤嶺祥子〔さわみね しょうこ〕に掴まる。
いつにない神妙な顔で思案していた祥子は、朝の挨拶も早々に切り上げて思い切ったように顔を上げた。
「志穂、ちょっと……いい?」
「う? うん。なに?」
志穂がおっとりと応じると、彼女は腕を引っ張って教室の隅に誘い、声をさらに絞った。
「昨日、鳴海委員長とキスした?」
「 ッ! 」
何を訊かれたか、一瞬わからなかった。けれど、どこか確信めいた祥子の眼差しに、頬が熱くなる。
「な、なんで……?」
志穂の反応に「そうか」と一人納得して、彼女は引っ込み思案な友人を心配そうに見つめた。
そして、口を開く。
「心して聞いてね、志穂」
「う、うん」
「すっごい 噂 になってるの。委員長が キス してたの」
声を上げそうになって、祥子の手に遮られる。
「バカ……あのね、相手〔あんた〕の方は見られてないから、安心して」
「そ、そうなの? でも……」
「まあ、聞きなさいよ。委員長がだんまりを決めこんでいるから、大丈夫よ。ただし、しばらくいろんな憶測が飛んで落ち着かないと思うけど」
「………」
志穂が俯いていると、祥子が訊いてきた。
「どうするの? 自分で名乗り出る?」
バッ、と真っ赤な顔を上げて首を振る。
「そん、なの……無理だよ、わたしなんて、似合わないもん」
「……でも、付き合ってるんでしょ? キスするくらいだし」
しかも、濃厚な――。
と、続けると「なんで?!」とさらに真っ赤に熟れて志穂は愕然となった。
「だから、噂よ噂。で、コレも本当?」
ニヤニヤと面白がっていると一目で分かる祥子の顔に頬を染めて、
「し、知らないもんっ」
俯くと、手に持ったままだった鞄を胸に抱いて、志穂は逃げるように席に走っていった。そんな奥手な友人の背中を眺めて、祥子は「あらー?」とすっとぼけた声を上げると「いがーい」と噂の 証言 が確かに 本当 なのだと理解した。
>>>続きます。
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