裏表一体、日々のこと。
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「夕焼け」本編5、二回目。
なんか、ベタベタな展開だなあと思いつつ、貧困な私の想像力ではコレくらいしか思いつきませんでした。
きっと、いつかこういう展開があるだろうと思われていたと思うのですが(……え、そうでもない?)。
輝晃くんに、こんなこと言われる人ってどうなんだろう?
大概、輝晃くんも食えない人種だと思うんですが。
さて。
昨日、「ピアノ」更新しましたらたくさん拍手いただいて、久方ぶりに「ピアノ」の化物さ加減を目の当たりにしました。
……スマン。少々、侮っていたよ、「ピアノ」効果(←こらこら)。
もう、そんなに反応はないだろうと思っていただけに、こんなに拍手いただくと「あれ? まだオッケー?」と調子ぶっこきます。
ぶっこくのはいいのですが、方向性を間違う可能性もあるので要注意です。
やっぱり、「ピアノ」は強いのね。「うらキロ」の看板なのねー!
拍手、ありがとうございますー。コメントへのお返事は、また後日改めてさせていただきます(>▽<)っ。
以下、「夕焼け」本編5-2。
それからどしたの、輝晃視点です。
なんか、ベタベタな展開だなあと思いつつ、貧困な私の想像力ではコレくらいしか思いつきませんでした。
きっと、いつかこういう展開があるだろうと思われていたと思うのですが(……え、そうでもない?)。
輝晃くんに、こんなこと言われる人ってどうなんだろう?
大概、輝晃くんも食えない人種だと思うんですが。
さて。
昨日、「ピアノ」更新しましたらたくさん拍手いただいて、久方ぶりに「ピアノ」の化物さ加減を目の当たりにしました。
……スマン。少々、侮っていたよ、「ピアノ」効果(←こらこら)。
もう、そんなに反応はないだろうと思っていただけに、こんなに拍手いただくと「あれ? まだオッケー?」と調子ぶっこきます。
ぶっこくのはいいのですが、方向性を間違う可能性もあるので要注意です。
やっぱり、「ピアノ」は強いのね。「うらキロ」の看板なのねー!
拍手、ありがとうございますー。コメントへのお返事は、また後日改めてさせていただきます(>▽<)っ。
以下、「夕焼け」本編5-2。
それからどしたの、輝晃視点です。
―― 夕焼けと机と教室と。~5-2~ ――
昼になっても、小槙はやって来なかった。
輝晃の住むマンションでいつもの逢瀬。特に時間の約束はしていないが……気になった。
「連絡してみるか……」
と、思ったとき、不意に鳴った携帯に輝晃はすぐさま手にとって、落胆する。
「なんや、野田さんか」
ぼやきながら、通話のボタンを押す。
『 ヒカル? 』
「そう。なに? 今日はオフじゃなかったっけ?」
『……ええ。そうなんですが』
歯切れの悪い有能なマネージャーに、輝晃の片眉が不機嫌にピクリと上がった。嫌な予感がする。
「なんか、あった?」
『ええ、社長が動きました。仁道弁護士を誘って、都内のホテルに招待したとのことです……が、仁道弁護士の同意を得ているかは疑問ですね。彼女と一緒に ヒカル と話がしたいと――社長が 貴方 をお呼びです』
話はした。
しかし、それは輝晃の一方的なものだった。事務所側が輝晃と小槙との交際に関して、あまり好意的でないのは自覚している。
社長室のソファに座って対面した彼の雇い主は、幾度かの「やらせ報道」をネタに輝晃が凄むと、渋々交際の公表を許諾した。
とりあえず、「交際」の公表は仕方ないだろうと。
「結婚の件か?」
『おそらく』
「わかった、行く。そこに小槙がいるなら、なおさらや」
野田から、指定されたホテルの名前を聞いて通話を切り、輝晃は苛立ちを静めようとリビングのソファに座り、迎えの車が到着するのを待った。
「――あの、くそタヌキ」
輝晃は静かに拳〔こぶし〕と手のひらを合わせ、乱暴にテーブルを蹴り上げる。ガタン、と響いた激しい音に寝ていた子猫がビクリと飛び起きた。
>>>続きます。
昼になっても、小槙はやって来なかった。
輝晃の住むマンションでいつもの逢瀬。特に時間の約束はしていないが……気になった。
「連絡してみるか……」
と、思ったとき、不意に鳴った携帯に輝晃はすぐさま手にとって、落胆する。
「なんや、野田さんか」
ぼやきながら、通話のボタンを押す。
『 ヒカル? 』
「そう。なに? 今日はオフじゃなかったっけ?」
『……ええ。そうなんですが』
歯切れの悪い有能なマネージャーに、輝晃の片眉が不機嫌にピクリと上がった。嫌な予感がする。
「なんか、あった?」
『ええ、社長が動きました。仁道弁護士を誘って、都内のホテルに招待したとのことです……が、仁道弁護士の同意を得ているかは疑問ですね。彼女と一緒に ヒカル と話がしたいと――社長が 貴方 をお呼びです』
話はした。
しかし、それは輝晃の一方的なものだった。事務所側が輝晃と小槙との交際に関して、あまり好意的でないのは自覚している。
社長室のソファに座って対面した彼の雇い主は、幾度かの「やらせ報道」をネタに輝晃が凄むと、渋々交際の公表を許諾した。
とりあえず、「交際」の公表は仕方ないだろうと。
「結婚の件か?」
『おそらく』
「わかった、行く。そこに小槙がいるなら、なおさらや」
野田から、指定されたホテルの名前を聞いて通話を切り、輝晃は苛立ちを静めようとリビングのソファに座り、迎えの車が到着するのを待った。
「――あの、くそタヌキ」
輝晃は静かに拳〔こぶし〕と手のひらを合わせ、乱暴にテーブルを蹴り上げる。ガタン、と響いた激しい音に寝ていた子猫がビクリと飛び起きた。
>>>続きます。
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主に恋愛小説の執筆ととめどない落書き。あと、HP運営。
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