裏表一体、日々のこと。
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「夕焼け」本編、プロローグ。
というか、本当のプロローグはネタバレなので(←しつこい)、最後の最後にしようと思います。
しかし、輝晃くんはものごっつー勝手に動くので楽です(笑)。
そして、小槙さんは存外に素直なので、これまた動かすのが楽です。
だから、きっと「夕焼け」は快調に書けるんだろうなあ……と書き手としては、とてもありがたいお話です。
書き手として、一番の困ったちゃんは「Oパーツ」です。
いや、文体自体(ハイテンションな一人称)が私の基本から少し離れた作品なのでつかみにくいんですよねー。
毎度、お待たせしますが……もうしばらく時間をください。
ギブ、ミー、タイム。ギブ、ミー、ハイテンション。
さて。
ココの横のアンケートを新しく開始しました。
今回も私の個人的な興味から、みなさんの新開拓地への入り方です。例えば、検索サイトさまからまったくハジメテのページに入ったとします。
そこで、まずどこに目を通すか?
というのが、今回のアンケートです。
私の場合、ハジメテのオリジナル小説サイトさまやイラストサイトさまだと……まずは、「サイト紹介」→「日記」→「掲示板」→「作品」でしょうか。
それで、作品が気に入ったら「リンク」も覗きます。
作品から入ることも、ままないこともありませんが……長編とかの場合は、「サイト紹介」とか「日記」で感触を確かめるのが、基本かな?
って、コトでみなさんの歩き方に興味津々です(そして、隠れてサイト構成に反映しようとしているのは、ヒミツ)。
以下、「夕焼け」本編5-1。
すでに現場で事件は起こっています!(By.『踊る! 大捜査線』風味)
というか、本当のプロローグはネタバレなので(←しつこい)、最後の最後にしようと思います。
しかし、輝晃くんはものごっつー勝手に動くので楽です(笑)。
そして、小槙さんは存外に素直なので、これまた動かすのが楽です。
だから、きっと「夕焼け」は快調に書けるんだろうなあ……と書き手としては、とてもありがたいお話です。
書き手として、一番の困ったちゃんは「Oパーツ」です。
いや、文体自体(ハイテンションな一人称)が私の基本から少し離れた作品なのでつかみにくいんですよねー。
毎度、お待たせしますが……もうしばらく時間をください。
ギブ、ミー、タイム。ギブ、ミー、ハイテンション。
さて。
ココの横のアンケートを新しく開始しました。
今回も私の個人的な興味から、みなさんの新開拓地への入り方です。例えば、検索サイトさまからまったくハジメテのページに入ったとします。
そこで、まずどこに目を通すか?
というのが、今回のアンケートです。
私の場合、ハジメテのオリジナル小説サイトさまやイラストサイトさまだと……まずは、「サイト紹介」→「日記」→「掲示板」→「作品」でしょうか。
それで、作品が気に入ったら「リンク」も覗きます。
作品から入ることも、ままないこともありませんが……長編とかの場合は、「サイト紹介」とか「日記」で感触を確かめるのが、基本かな?
って、コトでみなさんの歩き方に興味津々です(そして、隠れてサイト構成に反映しようとしているのは、ヒミツ)。
以下、「夕焼け」本編5-1。
すでに現場で事件は起こっています!(By.『踊る! 大捜査線』風味)
―― 夕焼けと机と教室と。~5-1~ ――
わたしには。
彼に言えない――秘密〔こと〕がある。
小槙の思惑とは別に事態が急変したのは、小春日和の休日のこと。出かけに鳴った一本の電話からだった。
『小槙ちゃん!! いま、家?』
大阪に住んでいる幼馴染の親友・佐藤カナコは、興奮した様子で携帯に出た小槙を呼んだ。
「う、うん。カナコ……ちゃん?」
その勢いに戸惑いながら、小槙は「どうしたん?」と訊いた。すると、電話の向こうでカナコが『うわー』とか『どないするんー?』とか騒いで、ひとしきり大騒ぎしたあとに『気ぃしっかり持たなあかんで』と言い置いてテレビをつけるように促した。
リモコンでパチリとテレビの電源を入れる。言われる通りチャンネルを変えると、いまは昼前だから政治討論番組や芸能情報バラエティ番組が入れ替わる。
( え? )
小槙は、そのひとつの報道に目が釘付けになった。
よくある芸能人の記者会見のようだった。彼は、若手の人気俳優でテレビの右上にあるテロップには赤く目立つ「熱愛宣言」という文字が踊っていた。
「八縞ヒカル、幼馴染と熱愛宣言」
と。
晴天の霹靂とはこのことか、とクラクラする。
『結婚を前提に、付き合っています』と彼は余所行きの標準語で、笑っていた。
(う、ウソやん……)
『――彼女は一般の人間ですから、取材はすべて俺にしてくださいね』
チクリ、と報道陣に牽制をかけてから、『受けて立ちますから』とどよめく周囲に言い放つ。
「し、信じられへん……なに考えてるん?」
響く頭痛で、ほかの音など耳に入る余地もない。
『……ちゃん、小槙ちゃんっ聞こえとる? 小槙ちゃんってば!!』
泣きそうになった小槙は、けたたましく何度も繰り返す親友の声に、ようやく彼女と電話で話していたことを思い出した。
「あ。ゴメン、カナコちゃん……」
『ええよ。もう……まあ、そうやとは思たけどな。慎重な小槙ちゃんやもん、知らされてなかったんやね』
「うん。こんなことしてしもて、どうするつもりなんやろう。人気商売やのに……」
心底、心配している小槙にふふふとカナコがほくそえんで、
『平気やろー、輝晃くんは滅法強いからなあ。ファンかてみんながみんなアホやないよ、数は減るかもしれんけど……すぐに戻ってくるわ。少なくとも、うちは まだ ファンやしなーこんなん輝晃くんしかせぇへんわ』
あっけらかんと言って、小槙を元気づける。
「……輝くんらしいのは、らしいけど」
『そうそう。まあ、しばらくは落ち着かんかもしれんけど頑張ってやー』
カナコとの通話を切って、小槙はあらためて出かける用意をした。もともと、今日は輝晃と会う約束をしていた。
親への挨拶の時もそうだったが、輝晃には小槙に何も伝えずに強行する悪い癖がある。勿論。彼からすれば臆病な小槙を逃がさないための常套手段なのだが……彼女には納得いかなかった。
「問い詰めたるねん、今日という今日は……はっきり言ったんねん!」
二人にとって、大事なことなのに相談もないなんて――さみしすぎる。
(輝晃くん……)
玄関扉の取っ手を握る手に力をこめて、ゆっくりと廻した。
>>>続きます。
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主に恋愛小説の執筆ととめどない落書き。あと、HP運営。
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