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裏表一体、日々のこと。
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 話を載せるのは、今日の夜になるかと思いますが……絵を描いたので、それだけでも置いていこうと思います。
 前に頭に浮かんでいた構図ですが、微妙に違うような気もします。
 色塗り対象品。
 コレの高校生バージョンというか、中学生バージョンも考えていたり。
 いやー、小槙さんに絡む輝晃くんを描いてみたいだけです(^^ゞ。

 いつものごとく、チラシの裏使用なので妖しい影がありますが気にしない、気にしない。


女弁護士と若手俳優、鉛筆画


 ではでは、行ってきます!
 この下、微妙にR指定です。一応、ご注意ください……。



―― 夕焼けと机と教室と。~4-1~ ――

「やっぱり、馳くんはウソツキや」

 朝、目覚めて開口一番に小槙が輝晃に上目遣いで抗議した。
 シーツにくるまった彼女は、そこから出ることができない。全裸であることも理由だが……一番の理由は、動くことができないからだ。
「ごめんって」
 笑いながら謝罪する、反省の色が まったく ない彼に、小槙はキッと公判さながらの険しい表情で言った。
「ごめんで済んだら、警察はいらんねん! ゆっくりする言うたやん」
「だーかーらー、悪いと思うてる……俺も、こんなコントロールでけへんとは思わんかったんや」
「……なんやねん。カッコいいと思うて……そんな顔してもあかんで。毎回、こんなんやったらわたしの身がもたへんもん」
 ぷい、と顔を背けて、ベッドの色に合わせた深いブルーの枕に埋める。
 背中から、輝晃の声が降って彼女の身体を抱きすくめた。
「なに? そんな頻繁にやらせてくれるん?」

「  」

 小槙の身体がふるえて、抗った。
「ち、ちゃうっ。都合のいいように解釈せんといてよ、馳くん」
「輝晃やって……あの時しか、呼んでくれへんつもり?」
 後ろから小槙の胸の先を摘んで、転がす。
「 やっ! 」
 初心な身体は身じろいで、真っ赤になった。
「いやや、やめて。馳くん!」
「名前、呼ばへんかったら朝からやるで。弁護士サン」
 カリ、と耳たぶをかじられて小槙は縮こまり、祈りの形で蚊が鳴くように――「輝〔てる〕くん」と呼んだ。

  >>>次回、最終話です。
 ただいま、帰りました(^^。

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