裏表一体、日々のこと。
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ストック1、です。
時間枠は付き合いはじめて、すぐくらいを照準に……「夕焼け」の構成としては、珍しい過去回想シーンがない番外です(笑)。
結構、最初の頃に書いたモノですが、どうも「過去回想シーン」がないっていう意味で、しっくりこなかったんですよね。
「夕焼け」番外といえば、過去回想。
私の頭の中では、そういう風にできているらしいです(^^ゞ。
で、反応がいいもので思わず出してきたんですが……考えたら、コレはR18指定が強めなんです。
続き「2」以降をここで連載していいものか(懊悩)!
話は変わりまして、「Oパーツ」は一章分の最後の場面までなんとかこぎつけ、あとはまとめるだけとなりました。
しかし、このまとめが一番の難局です。
そして、ついに手を出してしまった「夕焼け」本編パート2も、最後のまとめに入りました(←途中まで書いてたので早かった……)。
エッチシーンがやけに多いぞ、と思いつつ、しかも過去回想はないのです。語る場所はあるんですけど(^^ゞ。
少しでも、楽しんでもらえれば……と今から、まとめと校正をするつもりです。
連載は、「Oパーツ」と交互になるかなあ?
あるいは、ココで連載も可能です。エッチシーンを除けば――うんうん、そうだそうだ!
以下、「夕焼け」番外、手の中の金ボタン(1)です。
時間枠は付き合いはじめて、すぐくらいを照準に……「夕焼け」の構成としては、珍しい過去回想シーンがない番外です(笑)。
結構、最初の頃に書いたモノですが、どうも「過去回想シーン」がないっていう意味で、しっくりこなかったんですよね。
「夕焼け」番外といえば、過去回想。
私の頭の中では、そういう風にできているらしいです(^^ゞ。
で、反応がいいもので思わず出してきたんですが……考えたら、コレはR18指定が強めなんです。
続き「2」以降をここで連載していいものか(懊悩)!
話は変わりまして、「Oパーツ」は一章分の最後の場面までなんとかこぎつけ、あとはまとめるだけとなりました。
しかし、このまとめが一番の難局です。
そして、ついに手を出してしまった「夕焼け」本編パート2も、最後のまとめに入りました(←途中まで書いてたので早かった……)。
エッチシーンがやけに多いぞ、と思いつつ、しかも過去回想はないのです。語る場所はあるんですけど(^^ゞ。
少しでも、楽しんでもらえれば……と今から、まとめと校正をするつもりです。
連載は、「Oパーツ」と交互になるかなあ?
あるいは、ココで連載も可能です。エッチシーンを除けば――うんうん、そうだそうだ!
以下、「夕焼け」番外、手の中の金ボタン(1)です。
―― 夕焼けと机と教室と。~手の中の金ボタン1~ ――
「いずみ弁護士事務所」の入ったビルから、仕事を終えて出てきた仁道小槙〔にどう こまき〕は都市道路を走る車のいくつもの鮮やかなヘッドライトが流れる中、それを背にした彼の立ち姿に息を呑んだ。
街灯から背を離した彼は、長いコートとサングラス、それに深く帽子をかぶった格好で彼女に近づいた。
「馳くん」
「「輝〔てる〕くん」やろ、小槙」
馳輝晃〔はせ てるあき〕はサングラスをずらして、にっこりと笑った。
「て、輝くん……なんで、ここにおるん?」
「もちろん、小槙を待ってたんや」
「な、なんで?」
自然に彼女を抱き寄せる輝晃の手に、小槙は戸惑った。
「 なんで? 」
呆れたように輝晃は繰り返して、深いため息をつく。
「せっかく小槙とこういう仲になれたのに会われへんのはもったいないやろ。せやのに、おまえはおまえで 俺が こんなに想うとるのにその態度……慰謝料請求させてもらうで」
「……そんなん、横暴や」
コートの中に引きこまれて、小槙は小さく抗議した。
しかし、嫌がってはいない彼女に輝晃はにんまりと唇に深い笑みを浮かべた。
「寂しかった?」
「そんなん、訊くだけ野暮や」
上目遣いで睨む小槙に、輝晃は我慢できず可愛い彼女の唇に自分のそれを重ねた。
ふと、輝晃の空気が険しくなって小槙は首をかしげた。
「輝くん?」
「まずいな、早くここを離れんと……」
「え?」
ざわざわと通り過ぎる人の目が、次第に確信めいた色に変わる。
輝晃に促され、サッと人波に紛れた瞬間に後方で騒ぎが大きくなった。
「アレ! 絶対、ヒカルよ」
「八縞ヒカル!」
若い女性の声に、ザワリと大きく波が起こった。
>>>つづきます。
「いずみ弁護士事務所」の入ったビルから、仕事を終えて出てきた仁道小槙〔にどう こまき〕は都市道路を走る車のいくつもの鮮やかなヘッドライトが流れる中、それを背にした彼の立ち姿に息を呑んだ。
街灯から背を離した彼は、長いコートとサングラス、それに深く帽子をかぶった格好で彼女に近づいた。
「馳くん」
「「輝〔てる〕くん」やろ、小槙」
馳輝晃〔はせ てるあき〕はサングラスをずらして、にっこりと笑った。
「て、輝くん……なんで、ここにおるん?」
「もちろん、小槙を待ってたんや」
「な、なんで?」
自然に彼女を抱き寄せる輝晃の手に、小槙は戸惑った。
「 なんで? 」
呆れたように輝晃は繰り返して、深いため息をつく。
「せっかく小槙とこういう仲になれたのに会われへんのはもったいないやろ。せやのに、おまえはおまえで 俺が こんなに想うとるのにその態度……慰謝料請求させてもらうで」
「……そんなん、横暴や」
コートの中に引きこまれて、小槙は小さく抗議した。
しかし、嫌がってはいない彼女に輝晃はにんまりと唇に深い笑みを浮かべた。
「寂しかった?」
「そんなん、訊くだけ野暮や」
上目遣いで睨む小槙に、輝晃は我慢できず可愛い彼女の唇に自分のそれを重ねた。
ふと、輝晃の空気が険しくなって小槙は首をかしげた。
「輝くん?」
「まずいな、早くここを離れんと……」
「え?」
ざわざわと通り過ぎる人の目が、次第に確信めいた色に変わる。
輝晃に促され、サッと人波に紛れた瞬間に後方で騒ぎが大きくなった。
「アレ! 絶対、ヒカルよ」
「八縞ヒカル!」
若い女性の声に、ザワリと大きく波が起こった。
>>>つづきます。
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たぶん、そのうち無色。
趣味:
主に恋愛小説の執筆ととめどない落書き。あと、HP運営。
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恋愛小説やら絵やら書いて、裏と表のHPを運営中。ココでは日々のこと、本編の番外か先行掲載を目的にツラツラ生息していこうかと思っています。
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