裏表一体、日々のこと。
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「夕焼け」本編5、番外の小槙さん視点。
高校二年の秋、と言えば……こういう感じかなあ? というイメージで選んでみました。シチュエーション萌え(笑)。
輝晃視点ももちろんご用意しておりますが、まずは彼女の視点からどうぞ。
ところで、昨日の野望(?)は準備オーケー。かかってこい! です。
今日は、『相棒』観たし、「月」シリーズ終盤まで着々と進んでいるし、メルマガも用意できたし……心置きなく三月を迎えられます。
やればできる、ってコトで『相棒』観ながら「月」のイメージ絵も落書きしてました(^^ゞ。
鉛筆で描くのはすぐだけど、色塗りがどうしてもできません。
塗るとなったら、一気に塗りたい派なので……敬遠してるのかなあ?
はうう。
以下、「夕焼け」本編5の番外「心のキョリ、ヒミツの時間」第一話。
そうそう、特別編のページはブックマーク推奨ですよ。ダイジョブです←誰に言ってる?
拍手コメントへのお返事は日を改めて、力いっぱいさせていただきます。
高校二年の秋、と言えば……こういう感じかなあ? というイメージで選んでみました。シチュエーション萌え(笑)。
輝晃視点ももちろんご用意しておりますが、まずは彼女の視点からどうぞ。
ところで、昨日の野望(?)は準備オーケー。かかってこい! です。
今日は、『相棒』観たし、「月」シリーズ終盤まで着々と進んでいるし、メルマガも用意できたし……心置きなく三月を迎えられます。
やればできる、ってコトで『相棒』観ながら「月」のイメージ絵も落書きしてました(^^ゞ。
鉛筆で描くのはすぐだけど、色塗りがどうしてもできません。
塗るとなったら、一気に塗りたい派なので……敬遠してるのかなあ?
はうう。
以下、「夕焼け」本編5の番外「心のキョリ、ヒミツの時間」第一話。
そうそう、特別編のページはブックマーク推奨ですよ。ダイジョブです←誰に言ってる?
拍手コメントへのお返事は日を改めて、力いっぱいさせていただきます。
―― 夕焼けと机と教室と。~心のキョリ、ヒミツの時間1~ ――
放課後になってすぐ、学校の廊下はたくさんの学生たちで溢れていた。
いつも帰り支度がみんなよりものんびりになってしまう仁道小槙〔にどう こまき〕は、そんな喧騒が去ったあとに廊下を歩く。その日は生徒会の活動もひと段落ついていて何がある、というわけでもなかったが、どちらにしろ帰宅部の彼女には特にすることがなかったし、放課後に約束をするような相手もいなかった。
(……っていうのも、なんか寂しいかなあ。うーん)
生徒会長である坂上学〔さかがみ まなぶ〕に「彼氏でも作れ」と言われたことを考え、ぷるぷると首を振った。
長いおさげが揺れて、胸に落ちる。
(あかんあかん、相手もおらへんのに……つーか、憧れるだけで幸せやん)
などと、つらつらと考えながら一応、生徒会室に顔を出すつもりで階段に足をかけかけて……下からやってくる女生徒と目が合う。
「 ? 」
彼女たちの表情に、小槙は首を傾げた。
時々感じる奇妙な眼差しだ。敵意のような、憐れみのような……それでいて、そ知らぬように通り過ぎていく華やかな彼女たちの笑い声。
存在を否定されている、と思うのは自意識過剰だろうか。
「……知らん人やしなあ。きっと、気のせいなんやろうけど?」
しかし、釈然としない気持ちも残る。
と。
ため息をつく小槙に、後ろから声がかかった。
「仁道さん、仁道さん」
ふり返ると、そこにあったのは白衣を着た先生の姿だった。校医である彼女は、保健室の扉から顔を出して小槙を手招きする。
「ちょっと、ちょっと、いいかしら? 時間ある?」
「え? はい、特に用事はありませんけど」
小槙が戸惑いながらも頷くと、彼女はほっと破顔して「よかったわあ」と保健室の中へと招き入れた。
「申し訳ないんやけど、一時間ほど留守番してもらっていいかしら? これから会議が入ってるの」
と、早口でまくし立てる。
「はあ、あの……でも、先生。それなら不在の札を出しておけば?」
「うーん、そうなんやけど。ちょっと、それもできなくて……仁道さんなら、 安心 やし」
「?」
ベッドのある仕切りのカーテンを先生が開けて、促されるように覗きこむ。
息を呑んだ。
「ね? 勝手に入られたらかわいそうやない?」
ベッドとベッドの間ですっかりと眠ってしまっている、「時の人」である馳輝晃〔はせ てるあき〕に彼女はくすくすと笑ってみせた。
演劇部のホープである彼が、大手の芸能事務所にスカウトをされ正式にその話が決まったのは二週間ほど前のこと。転校が間近に迫った彼を、連日女生徒たちが取り囲んでいるのを小槙も目撃している。
愛想のいい彼は、いつも笑っていたけれど……やはり、相当疲れているのだろう。
「ゆっくりさせてあげたいから、女の子たちが来たら 誰も いないって答えてあげて」
「……はい」
こくり、と頷く小槙にあとを任せて、先生は保健室を急いで出て行った。
>>>続きます。
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主に恋愛小説の執筆ととめどない落書き。あと、HP運営。
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