裏表一体、日々のこと。
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「背徳の姫君」の第二話です。
続いてやんの……とか、思われてるカモしれませんが、続いてるんです。一応、彼視点と彼女視点で書いているんですが、まだ個人的に書きたい場面まで書けてなくて(つーか、この二人メインで話を書く予定はないんですが(^^ゞ)。
いつか、ヘロッと出せたらいいなあ! という場面があります。
書けば書くほど、理解不能な二人です。
最初のコンセプトでいくと、魔王と淫魔の設定とかがピタリとはまる感じです。どっちも黒いし(←おいおい)。
コメディ好きの私には、書き表せない二人なので面白いトコロ半分、実力不足だな……と思うトコロ半分です。
そうそう、名前はやはり流動的です。
女の子の苗字が、「佐々宮」から「汐宮」になりました。名前の方も本当はいいの考えたいのですが、思いつきません。
「乃」がついて欲しい、と思うと、そんなにないよねえ。
「綾乃」は別の話の女の子(注、表立って書いている話ではありません)と重なるし、「月乃」はまんま過ぎてちょっと引くし。
「清乃」がいまのトコロ、ベストかな? と思って使っていますが、いいのがあれば変更します。
男の子の名前は、ほぼ確定ですが。
何故かと言うと……コレしかないと瞬間的に思った音なんです。
昨日は、本宅の「アキキロ」を更新しました。
本格的に、アチラも連載します。
「うらキロ」ほど頻繁ではないですが……月に三回の予定です。
以下、「背徳の姫君」2。
続いてやんの……とか、思われてるカモしれませんが、続いてるんです。一応、彼視点と彼女視点で書いているんですが、まだ個人的に書きたい場面まで書けてなくて(つーか、この二人メインで話を書く予定はないんですが(^^ゞ)。
いつか、ヘロッと出せたらいいなあ! という場面があります。
書けば書くほど、理解不能な二人です。
最初のコンセプトでいくと、魔王と淫魔の設定とかがピタリとはまる感じです。どっちも黒いし(←おいおい)。
コメディ好きの私には、書き表せない二人なので面白いトコロ半分、実力不足だな……と思うトコロ半分です。
そうそう、名前はやはり流動的です。
女の子の苗字が、「佐々宮」から「汐宮」になりました。名前の方も本当はいいの考えたいのですが、思いつきません。
「乃」がついて欲しい、と思うと、そんなにないよねえ。
「綾乃」は別の話の女の子(注、表立って書いている話ではありません)と重なるし、「月乃」はまんま過ぎてちょっと引くし。
「清乃」がいまのトコロ、ベストかな? と思って使っていますが、いいのがあれば変更します。
男の子の名前は、ほぼ確定ですが。
何故かと言うと……コレしかないと瞬間的に思った音なんです。
昨日は、本宅の「アキキロ」を更新しました。
本格的に、アチラも連載します。
「うらキロ」ほど頻繁ではないですが……月に三回の予定です。
以下、「背徳の姫君」2。
―― 背徳の姫君 ~2~ ――
パシン、と低く響いた音に目をやった耀は、(おやおや)と校舎の壁に背をつけて校舎裏で繰り広げられるそれに目を瞑る。
「知ってるのよ!」
と、頬を叩いた本人らしい女が言って立ったまま微動だにしない汐宮清乃に食いかかる。
「アンタが弱いフリして、名越会長に取り入ってたの……そんな 殊勝 な性格してないクセに無理しちゃって」
「……なにか、勘違いしてるようですけど?」
清乃の静かな声が、よく響いた。
あの人形のような容貌で相手をみやれば、大抵は黙るだろう。それくらいの迫力がある。
くっ、と徒党を組んだ彼女たちも怯んで「なによ!」と負け犬の遠吠えを残した。
彼女たちに思いっきり肩を突き飛ばされた清乃は校舎の壁にぶつかって、低く呻く。
黒髪が彼女の顔にかかって、その化粧もしていないのに赤い唇が弧を描いた。
「真鍋さん。見てるだけですか?」
彼女が自分の存在に気づいているとは思わず、一瞬言葉を失った。
「悪かったね」
「心にもないこと仰るのね……意気地なし」
挑発するように呟いて横切る彼女に、耀は片眉を上げて受け流した。
日本人形には不似合いな、好戦的な口だ。
敵をつくるワケである。
「 真希に取り入ったのか? その仮面で 」
心持ち顔を上げて、清乃は耀を見る。
「だから、あの子たちの 勘違い よ。名越くんに取り入った つもり なんてないわ」
ふわり、と唇が微笑んだ。その形のいい唇の端と額に彼女は怪我をしていて、赤く腫れていたのを耀の目は感慨もなくただ冷たく眺めた。
>>>続きます。
パシン、と低く響いた音に目をやった耀は、(おやおや)と校舎の壁に背をつけて校舎裏で繰り広げられるそれに目を瞑る。
「知ってるのよ!」
と、頬を叩いた本人らしい女が言って立ったまま微動だにしない汐宮清乃に食いかかる。
「アンタが弱いフリして、名越会長に取り入ってたの……そんな 殊勝 な性格してないクセに無理しちゃって」
「……なにか、勘違いしてるようですけど?」
清乃の静かな声が、よく響いた。
あの人形のような容貌で相手をみやれば、大抵は黙るだろう。それくらいの迫力がある。
くっ、と徒党を組んだ彼女たちも怯んで「なによ!」と負け犬の遠吠えを残した。
彼女たちに思いっきり肩を突き飛ばされた清乃は校舎の壁にぶつかって、低く呻く。
黒髪が彼女の顔にかかって、その化粧もしていないのに赤い唇が弧を描いた。
「真鍋さん。見てるだけですか?」
彼女が自分の存在に気づいているとは思わず、一瞬言葉を失った。
「悪かったね」
「心にもないこと仰るのね……意気地なし」
挑発するように呟いて横切る彼女に、耀は片眉を上げて受け流した。
日本人形には不似合いな、好戦的な口だ。
敵をつくるワケである。
「 真希に取り入ったのか? その仮面で 」
心持ち顔を上げて、清乃は耀を見る。
「だから、あの子たちの 勘違い よ。名越くんに取り入った つもり なんてないわ」
ふわり、と唇が微笑んだ。その形のいい唇の端と額に彼女は怪我をしていて、赤く腫れていたのを耀の目は感慨もなくただ冷たく眺めた。
>>>続きます。
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主に恋愛小説の執筆ととめどない落書き。あと、HP運営。
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