裏表一体、日々のこと。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
「Moonlight Piano」の番外で、現在執筆中なのは、この台詞のお題です。テーマは、アンケートにあった「貴水視点の貴水嫉妬話」です。
ドイツ、と言えば、ココだよね。
という、私の勝手なイメージで場所は決まりました。
そして、なつきさんの誕生日あたりの話になっているので、季節は夏です。ドイツの夏ってどんなんかと思って、検索とかしてみましたが……想像するしかないですね。
空気は乾燥しているようなので、日本の夏よりは過ごしやすいのかしら? と思ったり。
時間枠は、「雨だれのプレリュード」「アイ ガット リズム」のあと……「アヴェマリア」の前です。
貴水くんは、音楽院の卒業を控えた頃かなあ? と想定しているんですが、7月(なつきさんの誕生日は7月のつもり)ってちょうど夏休暇入る頃だよなあ。よく分からん(←おい)。
まあ、きっと忙しいんです。あと、一年で卒業ですから!
という、話の流れです(笑)。
以下、前半一部の草稿です。
次の拍手番外入れ替えの話とは、別物ですのであしからず。
ドイツ、と言えば、ココだよね。
という、私の勝手なイメージで場所は決まりました。
そして、なつきさんの誕生日あたりの話になっているので、季節は夏です。ドイツの夏ってどんなんかと思って、検索とかしてみましたが……想像するしかないですね。
空気は乾燥しているようなので、日本の夏よりは過ごしやすいのかしら? と思ったり。
時間枠は、「雨だれのプレリュード」「アイ ガット リズム」のあと……「アヴェマリア」の前です。
貴水くんは、音楽院の卒業を控えた頃かなあ? と想定しているんですが、7月(なつきさんの誕生日は7月のつもり)ってちょうど夏休暇入る頃だよなあ。よく分からん(←おい)。
まあ、きっと忙しいんです。あと、一年で卒業ですから!
という、話の流れです(笑)。
以下、前半一部の草稿です。
次の拍手番外入れ替えの話とは、別物ですのであしからず。
―― Moonlight Piano 拍手番外「台詞でお題」――
『ねえ? わたしのこと――好き?』
ドルツムジカ音楽院の公衆電話、日本からの問いに千住貴水は息を呑んで、笑い混じりに答えた。
「好きだよ。どうして?」
本当は、彼女がなにを求めているのか知っている。
もうすぐ、彼女――小夜原なつきの誕生日なのだ。
大学院の卒業を控えていて、なかなか日本に戻ることができないことを彼女もよく分かっている。だから、貴水が「日本に帰る」と電話してきたことに不安を覚えたのだろう。
「だったら、それだけで十分だよ。わたし、千住くんには無理して欲しくないの」
なつきの声は、いつだって明るい。
だからこそ、その奥にある感情は見えにくく、貴水を困惑させた。
「無理なんかしてないよ……僕は」
「いいの! 戻ってこないでねっ」
有無を言わさずにガチャン、と切られた国際電話に貴水はため息をついて、受話器を置いた。
そばで、誰かの気配を感じてふり返ると悪友のジャス・フレミングがニヤニヤと笑っていて、貴水は知らず顔を険しくした。
「お姫さまはなんて言ったんだ? センジュ」
「君には、関係ないだろう。ジャス」
貴水の冷たい一言にもめげる様子はなく、むしろ可笑しそうにジャスは言った。
「いやいや、ひとつ忠告してやろうと思ってね」
余計なお世話だ、と思いつつ、貴水は黙っていた。
「お姫さまには、溢れるほどの 愛の言葉 を囁くんだ。いいかい?」
「……はあ?」
「お姫さまは、塔の上でそれを待ってるんだよ」
と、金髪碧眼の貴公子は謎めいた微笑を浮かべてポン、と肩に手を置いた。
>>>こんな感じで、以下執筆中。
『ねえ? わたしのこと――好き?』
ドルツムジカ音楽院の公衆電話、日本からの問いに千住貴水は息を呑んで、笑い混じりに答えた。
「好きだよ。どうして?」
本当は、彼女がなにを求めているのか知っている。
もうすぐ、彼女――小夜原なつきの誕生日なのだ。
大学院の卒業を控えていて、なかなか日本に戻ることができないことを彼女もよく分かっている。だから、貴水が「日本に帰る」と電話してきたことに不安を覚えたのだろう。
「だったら、それだけで十分だよ。わたし、千住くんには無理して欲しくないの」
なつきの声は、いつだって明るい。
だからこそ、その奥にある感情は見えにくく、貴水を困惑させた。
「無理なんかしてないよ……僕は」
「いいの! 戻ってこないでねっ」
有無を言わさずにガチャン、と切られた国際電話に貴水はため息をついて、受話器を置いた。
そばで、誰かの気配を感じてふり返ると悪友のジャス・フレミングがニヤニヤと笑っていて、貴水は知らず顔を険しくした。
「お姫さまはなんて言ったんだ? センジュ」
「君には、関係ないだろう。ジャス」
貴水の冷たい一言にもめげる様子はなく、むしろ可笑しそうにジャスは言った。
「いやいや、ひとつ忠告してやろうと思ってね」
余計なお世話だ、と思いつつ、貴水は黙っていた。
「お姫さまには、溢れるほどの 愛の言葉 を囁くんだ。いいかい?」
「……はあ?」
「お姫さまは、塔の上でそれを待ってるんだよ」
と、金髪碧眼の貴公子は謎めいた微笑を浮かべてポン、と肩に手を置いた。
>>>こんな感じで、以下執筆中。
PR
この記事にコメントする
新・アンケート開催中
カレンダー
どれにしますか?
こんなん生息中。
HN:
なお
HP:
性別:
女性
住所:
大阪府
職業:
たぶん、そのうち無色。
趣味:
主に恋愛小説の執筆ととめどない落書き。あと、HP運営。
自己紹介:
恋愛小説やら絵やら書いて、裏と表のHPを運営中。ココでは日々のこと、本編の番外か先行掲載を目的にツラツラ生息していこうかと思っています。
新しい日々
2016
/
09
/
11
(
Sun
)
22
:
39
:
09
)
2016
/
09
/
04
(
Sun
)
22
:
45
:
15
)
2016
/
09
/
03
(
Sat
)
19
:
51
:
06
)
2016
/
01
/
01
(
Fri
)
00
:
19
:
24
)
2015
/
12
/
30
(
Wed
)
21
:
26
:
50
)
こめんと
無題
(
君を、きっと、好きになる。2.6-桜
)
from:
mimana
2013
/
05
/
21
(
Tue
)
21
:
48
:
28
無題
(
恋敵がやってきた!2
)
from:
mimana
2012
/
02
/
22
(
Wed
)
00
:
16
:
32
無題
(
鳴海広之の場合。天使の領分3(終)
)
from:
mimana
2012
/
01
/
20
(
Fri
)
13
:
02
:
04
無題
(
鳴海広之の場合。天使の領分2
)
from:
mimana
2012
/
01
/
15
(
Sun
)
22
:
53
:
05
無題
(
鳴海広之の場合。天使の領分1
)
from:
mimana
2012
/
01
/
12
(
Thu
)
23
:
03
:
07
ブログ内検索