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裏表一体、日々のこと。
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 バレンタイン企画、というほどではありません。
 なんとなく初々しい話を目標に、コンセプトとして片想いを持ってきてみました。
 今までに書いたことのない設定、で王道です(笑)。
 今日は「女の子」側からの話です。
 近いうちに「男の子」側も書く予定です。
 わたくしの好きな設定で……「甘党」の男の子と「作るの好き」な女の子の一方通行ラブにしてみました。
 冒頭のフレーズ、某マメ○が頭に浮かびます。
 なんかのマンガで読んだのか、あるいは高校時代くらいに社会の先生が言っていたのか(たぶん前者が濃厚)のマメ知識です。
 本当かどうかは、未確認ですが……そう言われれば納得しそうです。
 あ~、そうなんだ!

 以降、「バレンタイン・ミッション」女の子の気持ち。
 名前、ギリギリまでナシでいけないかと頑張りましたが……断念しました。
 主人公の女の子の苗字は、最初からあったんだけど。
 出来れば、彼・彼女で通したかった! そんな話です。


拍手[4回]

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 しとしとと長雨の続く、夕暮れの頃だった。

「父さま」
 和宮緋里〔かずみや ひさと〕は幼い手で父親の袖を引っ張って、路上に止まっている今はまだ珍しい車という乗り物に乗って、その窓の向こうに見えた人影……と言っていいのか? は分からない姿に首を傾げた。
 暮れはじめた路上は暗く、点在する街灯の灯篭の頼りない光が揺らめいてその影を映す。
 彼女の見たことのない色をした、キレイな髪が雨に濡れてキラキラと輝いていた。
 最近、彼女の父親が異国の種だというスラリとしたラインの猫を連れ帰って来たが……その雰囲気によく似ている。
 ぐっしょりと濡れたそのスラリとした体は、今にも倒れそうに左右に大きく傾いて、人の気配に気づいたのか緋里の方を向いた。
 ガラス細工のような眼差しは、緋里の知る人間の色をしていなかった。
 蜂蜜のような、金色。
 おとぎ話に出てくる鬼、も確かそんな色だと描かれているはずだが……こんなキレイな鬼ならば攫われてもいいかもしれない、と緋里は思った。

 鬼は緋里には分からない言葉を悲痛に叫んで、倒れた。
「父さま! 鬼がっ」
 死んでしまった! そう騒ぎ立てる娘を「そうではない」と宥めながら父親はぐったりとなった影を抱き起こし、悩ましげに息をつく。
「どうしてこんなところに異国の子どもが? ……しかし、どこの子息にしろ丁重に扱わねばならんだろうな」
 雨に濡れて冷たくなった体を毛布でくるんで、ふと胸に光るペンダントに目を細めた。
「エル?」
「なぁに? それ」
 ぴょこん、と興味津々と覗き込んだ緋里に父親は鎖についた平べったい金属を見せる。

 緋里の見たことのない記号が、示されていた。

 彼女はその一番大きな文字を指でなぞる。
「それは、異国の文字で「エル」と読む。緋里」
「える?」
 彼女の父親は鬼の名前を正しく教えてくれたが、緋里には難しくて覚えられなかった。

 だから、彼女は鬼の名前を「える」と記憶した。

  >>>続きます。

 これは、「みちつくの庭」のサイドストーリーです。まだ名前しか出ていない「ひーさま」こと和宮緋里の幼少期の話です。
 彼女が奏江や真広に出会うのは、これより少しあと……の予定です。奏江とはもしかすると、多少面識があるかもしれませんが。
 だって、生まれた頃からの許婚ですヨ(^^ゞ。
 それはそれとして、彼女の性格付けになればいいなと思って考えてみました。過去話……鬼つながりで!
 和宮のお家は、外交官とかそんな家柄じゃないかなーと勝手に思ってます。時代背景は、なんちゃって大正時代です。テキトーです。
 路上は馬車がガラガラ行き交っている時代です。その中、この和宮家だけ車! のつもり。

 ちなみに、エルの名前は「リック・ハウンエル」なのでした。
 綴り、考えなしで決めたけど、まあいいか。

拍手[2回]

 二月になる前に! と思って、昨日の晩に頑張ってページのソースをコピーして、今日は本文のペーストをちまちまとしました。
 「年越し企画」(←そろそろこのネーミングも季節外れ?)の「みちつくの庭」彼女視点のしのび雪・序と1をアップしています。
 彼女視点と彼視点をあわせて読むと、一味で二度オイシイ感じになります。たぶん。
 どんだけ言葉が足りないのか! と、一人ツッコミしつつ、書いてましたよ。私は(笑)!!
 晴天の霹靂、しのび雪……二人の視点をあわせて楽しんでいただければ嬉しいです。しかし、今回の企画では完結までこじつけられないので、最後はかなり中途半端になります。ご了承ください。m(__)m

 明日から二月ですね。
 二月は超インドアな私にしては外出予定がいっぱい(←え?)入ってます。
 大学時代の友達と親交を深めに隣の県(と言っても電車で40分くらい?)まで行ったり、ミュージカルとか映画とか観に行きます。
 ウキウキしますね♪

拍手[3回]

 「夕焼け」その後番外、「たとえばこんな日常とか」の年末年始編、彼女視点の二回目。
 先日の一回目で、長くなったから二つに分けたと言いましたが、三分割くらいにした方がよかったかも……と思いました。
 いや、中身は分けるほどの内容じゃないんですけど。
 三分割は諦めましたが(分けドコロが見つけ出せなかったので(^^ゞ)、内容の方は何度か書き直している場面なので今後もいじるかもしれません。
 どこがどう、というワケでもないんですが、気になる箇所がいくつか……いかんいかん。
 こだわりすぎるのは、よくないです。
 諦めるのも一つの手段だと、思います(←逃避とも言う)。

 今後の予定としては、年越し企画作品「みちつく」の更新と拍手ページの新しいシリーズ(月刊スーパー☆ガールかな?)を考え中です。
 「みちつく」の彼女視点は、彼視点とのギャップに書いてるコチラがハラハラします。まったくもー、奏江くんはダメな男ですよー!
 なさけなカッコいい彼、を目指していますが、今のところ情けないトコロしか出ていません。今後(年越し企画作品内では無理ですね、たぶん)に期待します!!

 以下、「夕焼け」その後番外「たとえばこんな日常とか」年末年始編の彼女視点3-2。
 おそらく、小槙さんが思うほど大胆な水着ではなかった模様です。ワンピース水着よりは布地少な目だろうけど!


拍手[13回]

 「夕焼け」番外、「たとえばこんな日常とか」年末年始編の彼女視点の第一回です。
 いや、全文載せようとしたら結構長かったので半分ずつに分けました。
 携帯で見る時に長いとイラッとしませんか? 私だけ?
 まあ、近いうちに残り半分も載せます。
 その前に、コメント返しとかするかもしれませんが……気分によります。ご了承ください。
 コメント、と言えば、私がここで「みちつく」を読まれてる方がいるのか怪しい、とほのめかしたせいか、拍手でコメントくださった方がいらっしゃいました。ありがとうございます。
 こういうあたたかい皆様の反応に日々、救われている気持ちでいっぱいです。
 これからも、地道にガンバローと思います。
 実は、去年の年末に「みちつくの庭」の年越し企画を決めた頃、年賀絵も描こうか、悩んだのです。ちなみに、年賀絵のモデルさんは「みちつくの庭」の真広です。
 白の着物に朱色の内着……妖艶な感じ?
 結局下絵にもならない、ラフを描いて断念したのですが(←色塗りまでいかなかったから(^^ゞ)。
 機会があったら、作るのもいいかもしれません。
 「みちつく」シリーズ化? できそうなら、考えよう。うん。

 以下、「夕焼け」その後番外「たとえばこんな日常とか」彼女視点3-1。
 次で終わります。
 考えすぎる彼女の彼に対する予防線は、吉と出るか、凶と出るか。
 オチはもちろん、決まってます!


拍手[12回]

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新・アンケート開催中
「機械戦隊スイハンジャー」メンバー募集中!
「うらキロ」発「龍の血族」にて、朱美さんが心酔している特撮モノのメンバーを募集しています。コレこそ! 「機械戦隊」だ!! という家電製品に投票ください(笑)。ちなみに、「スイハンジャー」は確定です。

いつでもあったか「電気ポット」
日本の冬と言えば「こたつ」
日本の夏と言えば「扇風機」
三種の神器のひとつ「電子レンジ」
同じく、「テレビ」
そのほか、家電はコレだ!


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こんなん生息中。
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なお
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大阪府
職業:
たぶん、そのうち無色。
趣味:
主に恋愛小説の執筆ととめどない落書き。あと、HP運営。
自己紹介:
恋愛小説やら絵やら書いて、裏と表のHPを運営中。ココでは日々のこと、本編の番外か先行掲載を目的にツラツラ生息していこうかと思っています。
新しい日々
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