裏表一体、日々のこと。
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「夕焼け」本編4の番外の番外って感じで(^^ゞ。
後半、R指定を含む話なので前半だけ載せます。
小槙さんの家にご挨拶に行く前……そして、いつもの過去回想は「初」モノです。小学校の頃の二人は、接点が本当にないのです。
つーワケで、六年の冬です。
ご挨拶ネタの前フリと思っていただければ、いいかな?
で、拍手御礼の追加で「Oパーツ」を喜んでいただけてホッとしています。
なんだ、読まれている感触が今ひとつ鈍いので「Oパーツ」は手探り状態です。そして、私の文体として一人称の話ってコレだけなんですが。
一人称って、恐ろしいですね。
いつも書きながら思うんですが……空恐ろしいほどに話があさっての方向に駆けていきますよ(遠い目)。
面白いんだけど、予想がつかなくてどうすればいいかと(汗)!
って、コトで前回の「恋するハート」でおそらくはもうないだろうと思っていたR指定ギリギリシーンが何故か、「謝罪のことば」でもありそうですよ。
しかも、なんか熱いよ。真夏ですよ、キミたち!!
……おかしいね?
まあ、本番はないのでいいかと(←そういう問題か?)。
子犬と子猫のじゃれあいだと思って書くことにいたします。
現在、「謝罪のことば」中盤です。が、ガンバル!
以下、「夕焼け」番外……ランドセルとふゆのそら。
輝晃くん、それはストーカー(くすっ)と思ったのは、私だけ?
後半、R指定を含む話なので前半だけ載せます。
小槙さんの家にご挨拶に行く前……そして、いつもの過去回想は「初」モノです。小学校の頃の二人は、接点が本当にないのです。
つーワケで、六年の冬です。
ご挨拶ネタの前フリと思っていただければ、いいかな?
で、拍手御礼の追加で「Oパーツ」を喜んでいただけてホッとしています。
なんだ、読まれている感触が今ひとつ鈍いので「Oパーツ」は手探り状態です。そして、私の文体として一人称の話ってコレだけなんですが。
一人称って、恐ろしいですね。
いつも書きながら思うんですが……空恐ろしいほどに話があさっての方向に駆けていきますよ(遠い目)。
面白いんだけど、予想がつかなくてどうすればいいかと(汗)!
って、コトで前回の「恋するハート」でおそらくはもうないだろうと思っていたR指定ギリギリシーンが何故か、「謝罪のことば」でもありそうですよ。
しかも、なんか熱いよ。真夏ですよ、キミたち!!
……おかしいね?
まあ、本番はないのでいいかと(←そういう問題か?)。
子犬と子猫のじゃれあいだと思って書くことにいたします。
現在、「謝罪のことば」中盤です。が、ガンバル!
以下、「夕焼け」番外……ランドセルとふゆのそら。
輝晃くん、それはストーカー(くすっ)と思ったのは、私だけ?
―― 夕焼けと机と教室と。~ランドセルとふゆのそら~ ――
肩につく程度の長さの黒髪、黒ブチの眼鏡をかけた少女は赤いランドセルを背負って、家に入っていった。
「ただいまー」
わずかに聞こえる女の子の声に、外にいた馳輝晃は電柱にもたれた。
黒いランドセルは右肩に引っ掛けているのでもたれるのに、邪魔にはならない。
外の空気は冷たいが、心地いいほど澄んでいる。吐く息が白く濃く、目の前をのぼっていった。
もうすぐ小学校の卒業を迎える。
毎日、卒業式の練習が繰り返されて……全員で合わせることになっている答辞の一部は、ほぼ暗記していた。
卒業生の代表を務めるのは、先程家に入っていった少女。
家の表札には「仁道」という苗字が、彫られている。
頭がよくて、真面目で、目立つことの少ない彼女の名前は、「小槙」と言う。善良すぎるくらい、お人よしな女の子だと思う。
ジッ、と彼女の家を見上げて、彼女の部屋はどこだろうかと考える。
(……なにを、かんがえてるんやろう。オレ)
そう、頭を振った輝晃は、ヌッと現れた大きな影に目を上げる。
目の前に立っていたのは、私服の大きな男だった。手には柔道の稽古着を持って、肩に引っ掛けている。
「なんや、おまえ。うちに用か?」
立っているだけで小学生の目線からすれば、圧迫感のある大柄な彼は言って、ふと名札に目を止めた。
「小槙のクラスメートか?」
お兄さんだろうか、と輝晃は戸惑った。どう答えればいいか、わからない。
誰かに、問い詰められるとは予想していなかった。
ただ、なんとなく……話がしたい。
運動会のあの時から、ずっと話せていないから……それだけだ。
なのに。
「小槙に用があるんやったら、呼ぶけど。まさか、告白やないやろな」
意地悪な笑みを乗せて、彼は言い、輝晃はさらに困惑した。
(オレが……仁道に告白やて? 好きかどうか……やなんて、知らん)
かわいい、とは思うけど……と、妙に冷静に考える。違うと否定してもいいのに、心の中の 何か がそれを拒んだ。
そんな輝晃の様子に、ムムッと顔をしかめた男は本当に告白に来たのだと早合点して(さすがに、まだ早いだろう)ともっともらしい理由をつけて追い払う。
「小槙のヤツも隅に置けん。しかし、少年……小槙は(兄である)俺のやさかい(まだ)あかんで」
「………」
ふい、と何も言わずに男の前から立ち去って、輝晃は胸がざわめくのを覚えた。
『 小槙は俺のやさかい 』
なんて、ムカムカする言葉だろう。
仏頂面になって、輝晃は「ぜったいウソや!」と吐き捨てた。
>>>以降は目次ページにアップまで、お待ちください。m(__)m
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