裏表一体、日々のこと。
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お久しぶりです。
おおよそ二週間ぶりのブログです。ええっと、PCの前には週に二回程度座っていたのですけれど……ブログに入る前に撃沈していたので(^^ゞ
つーか、まったくネタがなくてどうしたものかと(←ダメじゃん!)。
「手のひら」と「背徳」番外あたりの小ネタは温存してるんですが……出すトコまでいかないという……もったいない、と思うようなネタでもないのですが、現在HTMLにする作業に移るのも結構な覚悟がいるようで(遠い目)。
いましばらく、ご猶予を(T_T)!
不意に「龍」へのコメントもいただいたので、とっても嬉しく思っています。それで「龍」の小ネタも書いたは書いたのですが、どこに使うかでえらい時間がかかっています。たぶん、拍手なんだけどね!
いつもの「どうでもいい話」ネタだから。
そんなこんなで、結果的には何もしていないような二週間で申し訳ないです。密やかに「拍手」に絵を追加したりしたのですが……こんなんじゃ、全然まったくお礼になってないので近日中に何か! 番外で全面的に「拍手」のお礼ページを改めたいと思います。
近日中……おそらく一週間以内を想定。適当に叱咤してやってくださいm(__)m
で、今日のネタは以前に少しだけ書いた「 アナライズ・ヘブン 」の続きです。
なんとなーく、その後の二人のやりとりが頭に浮かんだので書いてみました。姉・千也子のとあるセリフが書きたかっただけという場面です。
笹川姉弟……6c.^@d(訳、おそるべし)。
おおよそ二週間ぶりのブログです。ええっと、PCの前には週に二回程度座っていたのですけれど……ブログに入る前に撃沈していたので(^^ゞ
つーか、まったくネタがなくてどうしたものかと(←ダメじゃん!)。
「手のひら」と「背徳」番外あたりの小ネタは温存してるんですが……出すトコまでいかないという……もったいない、と思うようなネタでもないのですが、現在HTMLにする作業に移るのも結構な覚悟がいるようで(遠い目)。
いましばらく、ご猶予を(T_T)!
不意に「龍」へのコメントもいただいたので、とっても嬉しく思っています。それで「龍」の小ネタも書いたは書いたのですが、どこに使うかでえらい時間がかかっています。たぶん、拍手なんだけどね!
いつもの「どうでもいい話」ネタだから。
そんなこんなで、結果的には何もしていないような二週間で申し訳ないです。密やかに「拍手」に絵を追加したりしたのですが……こんなんじゃ、全然まったくお礼になってないので近日中に何か! 番外で全面的に「拍手」のお礼ページを改めたいと思います。
近日中……おそらく一週間以内を想定。適当に叱咤してやってくださいm(__)m
で、今日のネタは以前に少しだけ書いた「 アナライズ・ヘブン 」の続きです。
なんとなーく、その後の二人のやりとりが頭に浮かんだので書いてみました。姉・千也子のとあるセリフが書きたかっただけという場面です。
笹川姉弟……6c.^@d(訳、おそるべし)。
―― アナライズ・ヘブン~Honey Bee~ ――
相変わらず、彼は女心を掴むのが上手い。
(まあ……仕込んだのは わたし なんだけどね)
と、目の前に用意された器に注がれる卵を落とした白粥に千也子はうっとりとなった。鼻腔をくすぐるのは、温かな湯気とおコメの匂い。
料理の才能のなかった姉とは違って、弟はすこぶる手際がよかった。
だから、決して千也子が怠惰だったワケではない。ただ、同情に値するくらいに才能がなかっただけなのだっ(言ってて、情けないわっ!)!
手が勝手にスプーンを掴んで、口に運ぶ。
「おいしい?」
訊かれれば、千也子は器用な嘘などつけない。幸福感、とはこういう時に感じるモノなんだ。たぶん。
「うん」
鈍く残っていたお腹の痛みも、満たされる温かな幸せに和らぐ。もう、ほとんど気にならなかった。
「よかった」
ふわりと笑った、彼の優しい顔は少しも昔と変わらない。三年も音信不通だったなんて、千也子の見たタチの悪い夢のようにも思えるくらい……だけれども。
(わかってるわよ、ちゃんと コレ が現実なんだって)
「……で。本当に離婚するの?」
「うん、僕はそのつもりだけどね」
「……ちゃんと、話し合わなきゃダメ……だよ。やり直せるかもしれないんだから」
二人が別れることになった経緯は分からないけれど、千也子は言った。
「無理」
「無理って、アンタ……」
のほほんと非情にも即答した弟に心底呆れる。
基本、優しい弟だけれど……こと恋愛に関しては困った性癖の持ち主だ。どういう基準があるのか千也子には(まったく)理解できないけれど、彼の中で 無理 だと判断すると途端にダメになるらしい。
その直前まで「好きだ」と告白していても、突然「別れ話」を切り出すことなんて当たり前。彼自身に悪気がないのが、さらに深刻だった。
まさか、その悪癖を結婚相手にまで持ち出すとは―― 凶悪 としか言いようがない。
「それよりさ、チャコちゃんはどうなの?」
と、彼は訊いた。
「二十五歳でしょ?」って、余計なお世話だ! 笹川尚樹!!
「 どう、って? 」
ノロノロと最後の一掬いを口に運んで、口を噤む。
「だってさ、結婚するまでそういうことしない。絶対しないって僕に宣言してたじゃない? まだ、そうなのかなって」
「……そうだけど、悪い? 全然する気にならないの、悪い? いいじゃない、恋愛できなくたって生きていけるわ」
勿論、楽じゃないだろうとは思う。人間は一人で生きるには弱い生き物だし、社会の体制も一人身にはシビアだから老後のことを考えると一抹の不安も過ぎる。
けれど――。
「わたしのことは、心配しないで。なんとか、自分でやっていくから」
「千也子らしい」
その声がどことなく男っぽくて千也子は顔を上げた。唇の端に彼の指が滑って、それを自らの口に運ぶ。
ペロリ、と舐めて。
「悪くないよ、そういうの。案外いいんじゃない? その時は 僕が ちゃんと世話してあげるし」
千也子の唇の端に残っていたらしいお粥を味わうと、尚樹はにっこりと懐かしい……けれど少し大人びた微笑みを浮かべた。
恋は 楽しい だけじゃない。
愛は 甘い だけで終わらない。
恋愛は時々胸が苦しくて、苦い味のする、……ハチミツみたいだと思った。
>>>とりあえず、おわり。
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主に恋愛小説の執筆ととめどない落書き。あと、HP運営。
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恋愛小説やら絵やら書いて、裏と表のHPを運営中。ココでは日々のこと、本編の番外か先行掲載を目的にツラツラ生息していこうかと思っています。
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