裏表一体、日々のこと。
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「背徳の姫君」番外、委員長視点の第二場面の第一回。
ですが、第二回があるかどうかはかーなーりー、あやしいです。
だって、制限箇所が散らばってるからさあ(遠い目)。
男の子視点って、どうしてこう赤裸々なのかしら(←そういう理由か?)?
さてさて。
昨日の夜ですが、「背徳の姫君」番外の「山辺志穂」視点の第二話を無編集で(苦笑)目次ページにアップしました。
第二話で、第一場面で書けなかった最初の一線越えをようやく出せたので、満足なのです。
一線越えと言っても、●●ではありませが。
なんか、彼視点の方で一気に越えてたのが自分としては消化不良というか、ねえ?
だからと言って、一部始終を描写していたらどんだけ長くなるのか……という話なので、回想にしてちょうどいい(^^ゞ。
現在、この話のその後とか書いていたりしますが……やはり、前に進みません。基本ジレジレなのかなあ? と思いますが、いい加減一線越えやがれ(←一線?)と強く希望します。
希望しても、ダメかもしれませんけどね。一応、そういう心意気で書いてます。
一線越えの直前で、ピシャンと扉ならぬカーテンと窓を閉めらそうな二人ですから~。
以下、「背徳」番外視点、「鳴海広之」2-1。
なんか、この委員長の性格、私の好みなんですよね。
ですが、第二回があるかどうかはかーなーりー、あやしいです。
だって、制限箇所が散らばってるからさあ(遠い目)。
男の子視点って、どうしてこう赤裸々なのかしら(←そういう理由か?)?
さてさて。
昨日の夜ですが、「背徳の姫君」番外の「山辺志穂」視点の第二話を無編集で(苦笑)目次ページにアップしました。
第二話で、第一場面で書けなかった最初の一線越えをようやく出せたので、満足なのです。
一線越えと言っても、●●ではありませが。
なんか、彼視点の方で一気に越えてたのが自分としては消化不良というか、ねえ?
だからと言って、一部始終を描写していたらどんだけ長くなるのか……という話なので、回想にしてちょうどいい(^^ゞ。
現在、この話のその後とか書いていたりしますが……やはり、前に進みません。基本ジレジレなのかなあ? と思いますが、いい加減一線越えやがれ(←一線?)と強く希望します。
希望しても、ダメかもしれませんけどね。一応、そういう心意気で書いてます。
一線越えの直前で、ピシャンと扉ならぬカーテンと窓を閉めらそうな二人ですから~。
以下、「背徳」番外視点、「鳴海広之」2-1。
なんか、この委員長の性格、私の好みなんですよね。
―― 背徳の姫君。~鳴海広之2-1~ ――
まだ、こいつは……あいつのことが好きなんだろうか?
「そんなだから、真鍋くんにもたった一週間で捨てられるのよ」
心無い仁木可奈美〔にき かなみ〕の言葉に、山辺志穂〔やまべ しほ〕は簡単に涙を浮かべる。大人しく、引っ込み思案なところが強い彼女だが、泣き虫ではない。
むしろ、我慢強い方だった。
「泣くくらいなら言い返せ」
見ていられなくて、鳴海広之〔なるみ ひろゆき〕は苛立ちを声にしたら思うよりもキツイ言い方になってしまった。
ビクリ、と縮こまった背中に痛々しさを感じて、手首を取り、そばに立っていた可奈美には一瞥をくべて無視をする。
次第に集まりはじめた野次馬たちにも、無言の圧力をかけて抜け出した。
静かに涙を流す志穂を、常駐する先生のいない保健室に連れてきた広之は優しい声をかけたいと思うのに上手くはできなかった。
「自分の 意見 くらい口にしろよ。黙ってちゃ伝わらないぞ」
ギュッと、フレアスカートを握る彼女の手が強く力をこめた。
「……なの……わかってるもん」
嘘だ。
彼女は少しもわかってない。
「わかってないね。そんな傷ついた顔してみても、ダメだよ。志穂」
その物言わぬ表情が、男を煽っているとわかっていない。
白いカーテンで仕切られた空間で、すぐそばに簡素ではあるがおあつらえ向きにベッドがあって、無防備に泣くことがどんなことか彼女は少しもわかっていない。
その顎をとらえて、仰がせると志穂は狼狽〔うろたえ〕た。
「な、るみくん……やっ」
「イヤ? だったら、もっとハッキリ言わないとダメだよ」
そうしないと、止めれない。
イヤイヤ、と頑なに首を振っても目を閉じたら意味がない。煽っているとしか、思えなかった。
「だから。嫌だったら口にしないと ダメ だって、言ってるだろ?」
(嫌なら嫌って、ハッキリ嫌がるんだ。嫌いだって、早く言ってくれ……)
身勝手な唇を甘んじて受け入れる彼女に、半ば懇願するように祈って広之は真正面から彼女をとらえて、ナナメに深く舌を差しいれる。
「っん!」
初めての深いキスに、縋りつく志穂の指が爪を立て、腕に鈍い痛みを感じた。
彼女のために 止めたい と願う。なのに、貪欲に彼女を欲する 自身に 広之は勝つことができなかった。
>>>続きます?
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