裏表一体、日々のこと。
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「夕焼け」同窓会ネタ、輝晃視点の第三話です。
次で、とりあえずココでの連載は最後です……続きは、目次ページでアップする際につけ加えますので、気になる方はそちらもどうぞ♪
今回の同窓会ネタは、たまたま出来たモノのわりには、長い話で(笑)。しかも、結構ラブラブしてる話なんで書いてて面白かったです。
いやー、私の知らない間に進展しててビックリさ!
小槙さん視点はR指定ないんですが……ちょっと書きたくて、おまけ書いたらえらいことになりました。
短いんで、番外としてアップするのもどうかな~と思っております。
まあ、あってもなくても同じだし、目次にはアップしないかもですね。
何かの特典として、秘密の小話ストックにでもしておこうかな? と思います(←ずーっとお蔵入りしてそうですが(^^ゞ)。
そろそろ6月なんで、例の「雨企画」にできないかと……「ピアノ」のお題を執筆中です。
今日書いたら、ものごっつーSSになりました。←コチラ、久一叔父さん視点です。
じゃあ、ということでさらに貴水視点を書いてます。
やはり、短くなりそうな予感。
色っぽい話も何もありゃしねえ! という展開なんで、ちょっとどうですか? というか、「ピアノ」の二人は本当に秘密主義なんで(>▲<)!
諦めてください。うおーん(号泣)。
アンケートのコメントで貴水くんの嫉妬話希望いただいているので、それも考え中なのですが……ヤツのそれは分かりにくくて。
現在、シチュエーションを考え中です。
ピアノ馬鹿は煽るのに一苦労です。うぬー、しかもお姫さまがシッカリしてるので、隙がありません(笑)。
以下、「夕焼け」同窓会ネタ……F★K大作戦(3)。
残り、あと一話。
次で、とりあえずココでの連載は最後です……続きは、目次ページでアップする際につけ加えますので、気になる方はそちらもどうぞ♪
今回の同窓会ネタは、たまたま出来たモノのわりには、長い話で(笑)。しかも、結構ラブラブしてる話なんで書いてて面白かったです。
いやー、私の知らない間に進展しててビックリさ!
小槙さん視点はR指定ないんですが……ちょっと書きたくて、おまけ書いたらえらいことになりました。
短いんで、番外としてアップするのもどうかな~と思っております。
まあ、あってもなくても同じだし、目次にはアップしないかもですね。
何かの特典として、秘密の小話ストックにでもしておこうかな? と思います(←ずーっとお蔵入りしてそうですが(^^ゞ)。
そろそろ6月なんで、例の「雨企画」にできないかと……「ピアノ」のお題を執筆中です。
今日書いたら、ものごっつーSSになりました。←コチラ、久一叔父さん視点です。
じゃあ、ということでさらに貴水視点を書いてます。
やはり、短くなりそうな予感。
色っぽい話も何もありゃしねえ! という展開なんで、ちょっとどうですか? というか、「ピアノ」の二人は本当に秘密主義なんで(>▲<)!
諦めてください。うおーん(号泣)。
アンケートのコメントで貴水くんの嫉妬話希望いただいているので、それも考え中なのですが……ヤツのそれは分かりにくくて。
現在、シチュエーションを考え中です。
ピアノ馬鹿は煽るのに一苦労です。うぬー、しかもお姫さまがシッカリしてるので、隙がありません(笑)。
以下、「夕焼け」同窓会ネタ……F★K大作戦(3)。
残り、あと一話。
―― 夕焼けと机と教室と。~F★K大作戦(3)~ ――
そして、その日最後の見学場所での自由時間のこと。
「あんな、これ――待ってるから」
キャー、と顔を赤くして渡された紙に、輝晃は困惑した。
それは、部屋番の書かれた「招待状」だった。
夜、就寝時間が過ぎてからのお誘いはもちろん、異性の部屋に入ることは原則禁止されている。
「悪いけど」
行けない、と返そうと思ったら、後ろから声をかけられた。
「馳くん!」
「はい?」
ふり返ると立っていたのは、息を切らせた小槙の親友だった。
ほかにも何人か、同じグループのメンバーが走ってきてハアハアと息を切らせている。
「どうしたんや? 一体」
「う、うん。あんな……小槙ちゃん知らん?」
「いや……見てへんけど」
答えて、すぐに嫌な予感がした。
むしろ、確信と言ったほうがいいかもしれない。
「ああっ、そうなん。どうしよ……さっき「悪がきトリオ」の三宅くんと話してたとは思っててんけど。まさか――なんかされてへんかと思うて」
「どこで?」
「あっち、厠〔かわや〕の横の階段のところ」
佐藤カナコ〔さとう かなこ〕が指差した方向へ駆け出して、「くそったれ!」と自分自身を罵〔ののし〕った。
たかが、キス。されど、キス――だ。
冗談半分で小槙が彼らにキスされたとなれば、報復するつもりだった。しかし、自分はそれでよくても された 小槙はどうなるのか。
泣く彼女を想像して、苦しくなる。
「小槙……」
「な、なんなん?」
雑木林の鬱蒼とした影で、小槙の少し上ずった声が訊いた。
ザッと枯葉が踏みしめられる音が響いて、上空で強い風が吹いた。
「 仁道 」
声をかけた輝晃に、三人とその向こうにかたく強張った小槙の顔が映った。
「馳くん」
緊張を解く小槙の手が、三宅によって握られてるのを見て、輝晃は表情を険しくした。
「友だちが探してたで?」
それとなく、彼女の手を引っ張って「悪がきトリオ」から引き剥がすと、間に入る。
「う、うん。でも、落し物したっていうて……三宅くんが」
「わかった。俺が代わりに手貸しとくからもどっとき」
小槙は輝晃を仰いで、それでも身の危険を感じていたのか頷いた。
「う、うん。じゃあ、ありがとう」
>>>続きます。
そして、その日最後の見学場所での自由時間のこと。
「あんな、これ――待ってるから」
キャー、と顔を赤くして渡された紙に、輝晃は困惑した。
それは、部屋番の書かれた「招待状」だった。
夜、就寝時間が過ぎてからのお誘いはもちろん、異性の部屋に入ることは原則禁止されている。
「悪いけど」
行けない、と返そうと思ったら、後ろから声をかけられた。
「馳くん!」
「はい?」
ふり返ると立っていたのは、息を切らせた小槙の親友だった。
ほかにも何人か、同じグループのメンバーが走ってきてハアハアと息を切らせている。
「どうしたんや? 一体」
「う、うん。あんな……小槙ちゃん知らん?」
「いや……見てへんけど」
答えて、すぐに嫌な予感がした。
むしろ、確信と言ったほうがいいかもしれない。
「ああっ、そうなん。どうしよ……さっき「悪がきトリオ」の三宅くんと話してたとは思っててんけど。まさか――なんかされてへんかと思うて」
「どこで?」
「あっち、厠〔かわや〕の横の階段のところ」
佐藤カナコ〔さとう かなこ〕が指差した方向へ駆け出して、「くそったれ!」と自分自身を罵〔ののし〕った。
たかが、キス。されど、キス――だ。
冗談半分で小槙が彼らにキスされたとなれば、報復するつもりだった。しかし、自分はそれでよくても された 小槙はどうなるのか。
泣く彼女を想像して、苦しくなる。
「小槙……」
「な、なんなん?」
雑木林の鬱蒼とした影で、小槙の少し上ずった声が訊いた。
ザッと枯葉が踏みしめられる音が響いて、上空で強い風が吹いた。
「 仁道 」
声をかけた輝晃に、三人とその向こうにかたく強張った小槙の顔が映った。
「馳くん」
緊張を解く小槙の手が、三宅によって握られてるのを見て、輝晃は表情を険しくした。
「友だちが探してたで?」
それとなく、彼女の手を引っ張って「悪がきトリオ」から引き剥がすと、間に入る。
「う、うん。でも、落し物したっていうて……三宅くんが」
「わかった。俺が代わりに手貸しとくからもどっとき」
小槙は輝晃を仰いで、それでも身の危険を感じていたのか頷いた。
「う、うん。じゃあ、ありがとう」
>>>続きます。
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主に恋愛小説の執筆ととめどない落書き。あと、HP運営。
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恋愛小説やら絵やら書いて、裏と表のHPを運営中。ココでは日々のこと、本編の番外か先行掲載を目的にツラツラ生息していこうかと思っています。
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