裏表一体、日々のこと。
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いきなりですが。
昨日姉とおでかけしてました。
そこで、本屋に立ち寄ったらば……『スイス時計の謎』有栖川有栖.著(講談社文庫)を発見!
後ろにある既刊文庫タイトルを確認したら、その前に『マレー鉄道の謎』も発刊されてました。まだ、買ってないよ!!
と、慌てて棚から強奪(←誇張。ちゃんとレジ通しましたので、ご安心ください)。
厚みがかなりあったので、たぶんそれで躊躇ったのだと思われます(『マレー鉄道の謎』)。
2005年5月……と言えば、私の精神は仕事のことでいっぱいいっぱいだったので(T▲T)。
これから読みます。
まだ、仕事をしていた間に読めなかった小説が机の上に積み上げられていますが、まずはミステリーから。
ああ、ウキウキ♪
以下、「ジョーカー!」の続き。
「王子様は眠らない!」第一話です。表「アキキロ」では、二月の日誌で載せたモノです……。
昨日姉とおでかけしてました。
そこで、本屋に立ち寄ったらば……『スイス時計の謎』有栖川有栖.著(講談社文庫)を発見!
後ろにある既刊文庫タイトルを確認したら、その前に『マレー鉄道の謎』も発刊されてました。まだ、買ってないよ!!
と、慌てて棚から強奪(←誇張。ちゃんとレジ通しましたので、ご安心ください)。
厚みがかなりあったので、たぶんそれで躊躇ったのだと思われます(『マレー鉄道の謎』)。
2005年5月……と言えば、私の精神は仕事のことでいっぱいいっぱいだったので(T▲T)。
これから読みます。
まだ、仕事をしていた間に読めなかった小説が机の上に積み上げられていますが、まずはミステリーから。
ああ、ウキウキ♪
以下、「ジョーカー!」の続き。
「王子様は眠らない!」第一話です。表「アキキロ」では、二月の日誌で載せたモノです……。
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お久しぶりの「ジョーカー!」ですが、表ではもう少し進んでいます。
現在の執筆状況……まあ、ぼちぼちです。
第一部は、六月中に書いてしまいたいと思っています。
ハジメテの方のために、「ジョーカー!」はSFっぽい、あっとほーむラブコメのつもりです。
少なくとも、第一部はそうです。
表の連載モノのため、全年齢の方対象のとってもかるーいお話です。
……今日、なんかとっても書きたい一言があったような。
なんだったっけな。
表の「アキキロ」を縮小運営して、改装したい――とかではなかった?
違う気がします。もっと、くだらないことです。
思い出したら、明日にでも(←どんだけ暇なんだ?)。
以下、「ジョーカー!」子守唄は歌わない。最終話……次からは、「王子様は眠らない!」がはじまるよ(^^。
( ホント、似てないわ。わたしたち )
姉弟って気がしない……なんて、コイツに言ったらどうなるだろう?
考えて、絶対変な顔をすると思ったから、ジャクリムは少しだけ腹が立った。
「姉さん……?」
「なによ?」
「――痛いんだけど」
ほっぺたをギュウウ! とつねられて、ジャックは整った顔をしかめた。
「 気のせいよ 」
と。
ジャクリムはつねったまま、涼しい顔で、こたえた。
ま、朝の非現実的な夢は置いておいて。
と、ジャクリムはとりあえず、目の前に置かれた現実的すぎる難問に頭を抱えた。
昔の人の言葉は深遠すぎて、理解できない。
「裏でなに、考えてるか……なんて、知らないわよ。バカ」
行間を読むのは、苦手だ。
それなら、まだ解くのに1時間かかる数式と向かい合っているほうが幾らかマシな気さえする。確かな答えがあるのと、ないのとでは気分がまったくちがうのだ。
「あーあ」
匙を投げて、ジャクリムは教室から空を見上げた。
夢、だけど妙に気にかかる。
(現実逃避、ってワケでもないけど――)
空欄の目立つ回答用紙に視線を落として、ため息をついた。
ジョーカー! 子守唄は歌わない。4。に続く。<<<昔の人の言葉の奥を知るのは、難しいです。
が。
私には、数字と方程式の関係の方が難解です……Jの心の声は、じつに羨ましいのですが、文系と理系の違いですね。
こんなん書いてますが、私は本当は理系になりたかった文系女です。
数学、物理は苦手でしたが、生物は好きでした。むしろ、愛してました。
これも人生です。
「ピアノ」の拍手番外入れ替えは2/8、あたりを考え中です。
#29のなつき視点があの長さなので、長いんですよね~どうしたものかな。
と、アップの仕方を考え中。
拍手連載というのも、面白いんですが……そんなんを考える前に、フリー小説にも着手したい所存です。
こう、短くってズキンと胸にくる話を考えたいです!
姉弟って気がしない……なんて、コイツに言ったらどうなるだろう?
考えて、絶対変な顔をすると思ったから、ジャクリムは少しだけ腹が立った。
「姉さん……?」
「なによ?」
「――痛いんだけど」
ほっぺたをギュウウ! とつねられて、ジャックは整った顔をしかめた。
「 気のせいよ 」
と。
ジャクリムはつねったまま、涼しい顔で、こたえた。
ま、朝の非現実的な夢は置いておいて。
と、ジャクリムはとりあえず、目の前に置かれた現実的すぎる難問に頭を抱えた。
昔の人の言葉は深遠すぎて、理解できない。
「裏でなに、考えてるか……なんて、知らないわよ。バカ」
行間を読むのは、苦手だ。
それなら、まだ解くのに1時間かかる数式と向かい合っているほうが幾らかマシな気さえする。確かな答えがあるのと、ないのとでは気分がまったくちがうのだ。
「あーあ」
匙を投げて、ジャクリムは教室から空を見上げた。
夢、だけど妙に気にかかる。
(現実逃避、ってワケでもないけど――)
空欄の目立つ回答用紙に視線を落として、ため息をついた。
ジョーカー! 子守唄は歌わない。4。に続く。<<<昔の人の言葉の奥を知るのは、難しいです。
が。
私には、数字と方程式の関係の方が難解です……Jの心の声は、じつに羨ましいのですが、文系と理系の違いですね。
こんなん書いてますが、私は本当は理系になりたかった文系女です。
数学、物理は苦手でしたが、生物は好きでした。むしろ、愛してました。
これも人生です。
「ピアノ」の拍手番外入れ替えは2/8、あたりを考え中です。
#29のなつき視点があの長さなので、長いんですよね~どうしたものかな。
と、アップの仕方を考え中。
拍手連載というのも、面白いんですが……そんなんを考える前に、フリー小説にも着手したい所存です。
こう、短くってズキンと胸にくる話を考えたいです!
「姉さん、おはよう」
銀髪に目の覚めるような青の瞳で、キレイな顔をした弟・ジャックは言った。
すでに、朝ごはんをほぼ終えて、最後の牛乳に手を伸ばしているところだった。
その目が、バカにしたように細められる。
いつものこと、だと思いながら、やっぱり面白くないのでお姉さんらしからぬ態度になる。
「お、は、よ、うー」
どっか、と椅子に腰を下ろすと、キッチンの向こうから母親のいつもの小言が飛んでくる。
「ジャクリーム! 静かに座りなさい。静かに……女の子なんだから」
「はいはい、悪ぅございます。お母さま、朝ごはんいただいてもよろしいですか?」
「ハイ、は一回!」
「はーい」
母と姉の一触即発な睨み合いに冷静沈着な弟が、席を立った。
「いってきます」
「ああ! 待って待って、わたしも出るっ」
「ジャクリム!」
焼きあがった食パンと用意された牛乳を手にしたジャクリムを、母親が見咎めた。
また、「女の子なのに」という単語を出される前に鞄を手にしてサッサと出て行こうとする弟を追っかける。
「いってきまーす!」
「みっともない! 姉弟のくせ全然似てないんだから、あんたたちは」
家を飛び出したジャクリムが見たのは、よく晴れた青い空に白い雲。肌に流れる風は心地よくて、天から降ってくる日の光はあったかい。
パンを口にくわえて、先を行く弟の背中を叩く。
「いつも、よくやるね。姉さん?」
銀の髪がサラサラと流れて、そこから可笑しそうな青の目が覗く。
夢の中では、他人だった弟。
「……まあねー」
だからかーと、ジャクリムは納得した。
ジョーカー! 子守唄は歌わない。3。に続く。<<<うわっ、なんかごく普通の学園モノみたいな朝の風景ですが、一応「SF」なんです。
と、注意してみたり。
しかし、Jさん……オテンバというよりは、男勝りです。
Kに「男ならなー」を連発されたせいで、マインドコントロールされたのかもしれません。いや、単に彼女の性格という線も捨てがたい(←突き詰めてる場合か?)。
この場面ですが、もう少し続きます。
銀髪に目の覚めるような青の瞳で、キレイな顔をした弟・ジャックは言った。
すでに、朝ごはんをほぼ終えて、最後の牛乳に手を伸ばしているところだった。
その目が、バカにしたように細められる。
いつものこと、だと思いながら、やっぱり面白くないのでお姉さんらしからぬ態度になる。
「お、は、よ、うー」
どっか、と椅子に腰を下ろすと、キッチンの向こうから母親のいつもの小言が飛んでくる。
「ジャクリーム! 静かに座りなさい。静かに……女の子なんだから」
「はいはい、悪ぅございます。お母さま、朝ごはんいただいてもよろしいですか?」
「ハイ、は一回!」
「はーい」
母と姉の一触即発な睨み合いに冷静沈着な弟が、席を立った。
「いってきます」
「ああ! 待って待って、わたしも出るっ」
「ジャクリム!」
焼きあがった食パンと用意された牛乳を手にしたジャクリムを、母親が見咎めた。
また、「女の子なのに」という単語を出される前に鞄を手にしてサッサと出て行こうとする弟を追っかける。
「いってきまーす!」
「みっともない! 姉弟のくせ全然似てないんだから、あんたたちは」
家を飛び出したジャクリムが見たのは、よく晴れた青い空に白い雲。肌に流れる風は心地よくて、天から降ってくる日の光はあったかい。
パンを口にくわえて、先を行く弟の背中を叩く。
「いつも、よくやるね。姉さん?」
銀の髪がサラサラと流れて、そこから可笑しそうな青の目が覗く。
夢の中では、他人だった弟。
「……まあねー」
だからかーと、ジャクリムは納得した。
ジョーカー! 子守唄は歌わない。3。に続く。<<<うわっ、なんかごく普通の学園モノみたいな朝の風景ですが、一応「SF」なんです。
と、注意してみたり。
しかし、Jさん……オテンバというよりは、男勝りです。
Kに「男ならなー」を連発されたせいで、マインドコントロールされたのかもしれません。いや、単に彼女の性格という線も捨てがたい(←突き詰めてる場合か?)。
この場面ですが、もう少し続きます。
カーン!
と、耳の側で金属を叩く音が聞こえて、パチッと目が覚めた。
「 ! 」
ジュウジュウとフライパンの上で、卵の焼けるいい音が響く。
って、どうやって叩いたのよ?! それ!!
「ジャクリム、早く起きなさい。遅刻するわよ!」
( は? )
一瞬、呆けてジャクリムは目をパチクリと瞬〔しばた〕かせた。
( ……… )
首をかしげて、「だれよ、あんた」と口にしてからハッとする。
まるで、憐れむようなその女性の眼差しに(しまった……)と思う。
(……え? しまった??)
「寝ぼけてないで、早く用意しちゃいな。ジャックはもう、朝ごはん食べてるわよ……まったくもう、お姉さんなんだからもっとシッカリしてもらわないと、困るわよ」
「ジャック?」
さらにさらに、渋面になるエプロンをつけた母親にジャクリムはわたわたとベッドから飛び降りた。
(ママってば、お小言が多いんだもん……あれ? あ、そうか。アレは夢なんだ。なーんだ、ビックリした!)
泥棒一家なんて、あるハズがない。
だって、わたしはごく普通の女子中学生なんだから……思い至って、そうだったそうだったと納得する。
紺色のセーラー服に袖を通して、二箇所にプリーツの入ったスカートを履くと、見慣れた姿が鏡に映った。
ジャクリム・ロラン。
地元の中学校に通う、三年生。
生真面目な父とシッカリ者の母、それに……弟の四人家族。
「そうだよね……ああいう暮らしも面白いとは思うけど」
と、胸を締めつけるような違和感を覚えて、ジャクリムは言い聞かせるようにひとつ、首をふった。
ウェーブのかかった黒髪が、一房彼女の肩に落ちた。
ジョーカー! 子守唄は歌わない。2。に続く。<<<どういう話だ(遠い目)。
という展開ですが、コレもひとつの「ジョーカー!」色だと思っていただけると大層助かります。
この場面がひと段落したら、次はでっかい都市惑星に行こうかと思います。いや、まだ書ききれてないんですが……大泥棒ファミリーである彼らの潜伏風景というのも一興だと思いませんか!
私だけかもしれませんが(>▲<)。
と、耳の側で金属を叩く音が聞こえて、パチッと目が覚めた。
「 ! 」
ジュウジュウとフライパンの上で、卵の焼けるいい音が響く。
って、どうやって叩いたのよ?! それ!!
「ジャクリム、早く起きなさい。遅刻するわよ!」
( は? )
一瞬、呆けてジャクリムは目をパチクリと瞬〔しばた〕かせた。
( ……… )
首をかしげて、「だれよ、あんた」と口にしてからハッとする。
まるで、憐れむようなその女性の眼差しに(しまった……)と思う。
(……え? しまった??)
「寝ぼけてないで、早く用意しちゃいな。ジャックはもう、朝ごはん食べてるわよ……まったくもう、お姉さんなんだからもっとシッカリしてもらわないと、困るわよ」
「ジャック?」
さらにさらに、渋面になるエプロンをつけた母親にジャクリムはわたわたとベッドから飛び降りた。
(ママってば、お小言が多いんだもん……あれ? あ、そうか。アレは夢なんだ。なーんだ、ビックリした!)
泥棒一家なんて、あるハズがない。
だって、わたしはごく普通の女子中学生なんだから……思い至って、そうだったそうだったと納得する。
紺色のセーラー服に袖を通して、二箇所にプリーツの入ったスカートを履くと、見慣れた姿が鏡に映った。
ジャクリム・ロラン。
地元の中学校に通う、三年生。
生真面目な父とシッカリ者の母、それに……弟の四人家族。
「そうだよね……ああいう暮らしも面白いとは思うけど」
と、胸を締めつけるような違和感を覚えて、ジャクリムは言い聞かせるようにひとつ、首をふった。
ウェーブのかかった黒髪が、一房彼女の肩に落ちた。
ジョーカー! 子守唄は歌わない。2。に続く。<<<どういう話だ(遠い目)。
という展開ですが、コレもひとつの「ジョーカー!」色だと思っていただけると大層助かります。
この場面がひと段落したら、次はでっかい都市惑星に行こうかと思います。いや、まだ書ききれてないんですが……大泥棒ファミリーである彼らの潜伏風景というのも一興だと思いませんか!
私だけかもしれませんが(>▲<)。
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こんなん生息中。
HN:
なお
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性別:
女性
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大阪府
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たぶん、そのうち無色。
趣味:
主に恋愛小説の執筆ととめどない落書き。あと、HP運営。
自己紹介:
恋愛小説やら絵やら書いて、裏と表のHPを運営中。ココでは日々のこと、本編の番外か先行掲載を目的にツラツラ生息していこうかと思っています。
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